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やったら一人生  作者: 桜河恭子
4/10

カード

「クレジットカード」当時の私はそのカードの重さを知らなかった。

<まぁ便利な現金替わり>としてくらいしか・・・


それがいけなかった

あっという間に1枚満額使い切り

また1枚また1枚とカードが増えていく

気が付きゃ6枚満額使い切りと化していた


勿論、貯金は全て支払いに・・・


そこで目を覚ませば良いものを、綺麗に借金がなくなった途端、またカード使いが始まった。


俗にいう「買い物依存症」になっていたのである


そんな中、またしても不運が襲いかかる



通院していた病院が下宿先から遠かったので、近場で病院を探そうと決め行った所が

いわゆる「ブラッククリニック」だったのさ


山のように薬を出され

日中も記憶があやふや


ついには禁断のリストカットまでやらかす始末


血まみれの私を見て母は一言

「血で汚れるから病院行ったら?」

だけだった(失笑)


未だに、なぜ切ったりしていたのかわからない


後悔だけがある



私に残されたのは、どうしようもない額の借金と、消えない傷と朦朧とした頭だけだった



借金は母に頭を下げなんとかしてもらい


病院への通院をきっぱり止めた



そしたら、あら不思議軽い身体にハッキリした脳


仕事も順調!



その順調がいけなかった、働きに精が出る=お金が入る

なのである。


そこで顔を出してきたのが「買い物依存症」

またもやカード生活である


その頃、あまりにも仕事が忙しく、ノルマもあったため食事をあまり摂らなかった私はガリガリで、摂食障害も起こしていた

ノルマの会社も「ブラック」で・・・

辞めたはいいが収入がない

支払いが払えない


また母頼み。今度ばかりはカードにハサミを入れられた

オワター


精神の方も一人で真っすぐ歩けないレベルになってしまい


新しく病院探し

幸いいい病院で今もお世話になっている


そして肩慣らしに始めたバイトでまた私の酒道が始まるのだった

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