はじまり。
鏡野さんちの活報にかいた会話劇や、そこから膨らませた短編、ツイッターでのやり取りなどを上げていきます。
ここは松平市にある希望が丘駅前商店街――通称『ゆうYOU ミラーじゅ希望ヶ丘』。国会議員の重光 幸太郎先生が住んでいるところだ。
この商店街は実に様々な店舗が入っていて、其々に個性豊かなメンバーが揃っている上、商店街の住人達も非常に仲がいいのである。
特に個性豊かで仲がいいのは、『喫茶トムトム』、『篠宮酒店』、『JazzBar黒猫』、『中華料理神神飯店』、『美容室まめはる』、『居酒屋とうてつ』あたりだろうか。
篠宮酒店は、店主夫妻の甘ったるい会話から始まる。
「雪はいくつになってもわけぇなぁ」
「やだ、あなたったら。早く食べちゃってくださいな」
「……」
そこにはもう一人、家族がいたりするのだ。
その名こそ「篠宮 醸」この篠宮酒店の跡取り息子である。
……姉さん、早く帰ってきて……
そうして思いを馳せるのは、両親の甘々攻撃から逃げるべく家を出て行った姉・吟のことだった。
このお話は、鏡野悠宇さんの【政治家の嫁は秘書様】に出てくる「重光幸太郎」先生のお膝元、希望が丘駅前商店街――通称『ゆうYOU ミラーじゅ希望ヶ丘』の日々の一コマを綴った短編形式のお話です。
活報で書き込んだものや、ツイッターで遊んだもの、また篠宮の妄想のもとに書いた篠宮酒店の短編等々を一話完結型であげていきます。
時間ができましたら、こちら単体でお読みいただけるようお話を書き直していきたいと思います。
今のところ、そういう終りってアリですか。をお読みいただければ、なんとなく篠宮酒店の状況を知っていただけるかなと思います。
※【政治家の嫁は秘書様】は、お月様仕様になりますので、18歳以下・高校生以下の皆様はお読みいただくことができません。
ご了承ください。
不定期更新&一話更新型なので、更新のたびに完結していきますのでどうぞよろしくお願いしますm-ーm