作戦会議。
----夏祭りまであと、一週間----
夏休みまであと、5日だ。俺は今パンパねぇほど焦っている。
だって、夏休みに入ったら向野さんと会えなくなる=夏休みの思い出消滅!
いやだぁ~、それは避けたい!!
俺は決めた! この5日で向野さんに告白するんだ!!
ようし!気合入ってきたぜぃ
「何、妄想してんの?」
爽汰がニヤついた顔で話しかけてきた。
「え?妄想?!してねーよバカ」
「えー、そうか?」
何故だぁ!!俺の心を読みおったーー!
ハイハイ、どうせ図星ですよ・・・、コノヤローが・・・
「つーか、何でお前がこのクラスにいるんだよ?帰れ」
「それ、ヒドー。せっかく遊びに来たんだぜ?」
遊びに来なくてもいい・・・。
「俺は、暇じゃねーんだ。特に放課後!」
「なにそれ?・・・告白?」
なぁぁぁぁーーーー!!!
「ん?どうしたんだよ、そんな顔して?」
「・・・・・」
「ふ~ん、まぁ!頑張りな!」
爽汰はそう言うと、のこのこと教室を出て行った。
う~ん・・・俺は気持ちが顔に出るタイプなんだ!そうなんだ!!
「よし、そうとなったら今日の放課後だ!!」
授業中は告白のプランを立てて過ごした。
今日の放課後にキメてやる!!