資料集(ネタバレあり)
作者の備忘録を兼ねた、随時更新する作品の資料集になっています。
ネタバレも含みますので、ご覧になる際は本編最終更新の話まで読んでからをおすすめします。
この作品では固有名詞はあまり登場させないようにしています、〇〇のおじさんや△△のおばさん等の表現が多くなりますが、作中に登場したキャラクターや裏設定などを含めた資料を物語の進行に合わせて追加していく予定です。
作品を読んでいただく上で、疑問に感じたことや忘れてしまった名前などを確認するためのデータとしてお使いください。
◆主人公とその仲間たち
◎赤井 龍青(Akai Ryuusei)/高三(17歳)
身長178cm/人族
誕生季:寒い頃(2月24日)
髪色は黒茶色/ショートカット/瞳は濃鼠色
発現魔法
収納[紫]
×1倍:空間魔法[縮地]
×2倍:空間魔法[転移]
×3倍:空間魔法[召喚]
固有魔法
色彩強化
・1~3倍強化
魔法枠制御
・枠解放
・枠初期化
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今作の名前は色に関したものから。
父の名前:赤井 広墨
母の名前:赤井 翠里(旧姓:彩川)
小学生時代から趣味の水泳を続けていて、体力もある細マッチョ。
(水泳を続けていた理由は、泳ぐのが苦手で克服しようと練習していたら、習慣になってしまったから。一人で黙々と出来るスポーツだったことや、濡れた顔だとあまり怖がられなかったのも理由)
地元では身長が高めで目つきも鋭く、感情が表に出にくい体質だったので、いつも不機嫌そうに睨んでいると思われていた。敬語を使うと余計に怖がられたので、苦手にしている。
(振られた話題には受け答え出来るが、自分から話しかけたり他人の会話に参加するのが苦手な、少しコミュ障気味の青年)
内面だけを見ている幼い子供や、動物には好かれていた。
異世界に来て強面でもむやみに怖がられなくなったのと、娘が出来たことでコミュ力は徐々に上昇中。
マナの量は上級魔法使い並みで、バカ容量の収納魔法が使える。
◎ライム(Lime)/年齢0歳(?)
身長96cm/子供体型/竜人族
誕生季:熱い頃(赤月)
髪色は若草色/肩にかかるくらいのサラサラボブ/瞳は黄金色
竜魔法
同化(主人公と肩車状態で一体化する)
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人の入ってこない渓谷のほとりに打ち上げられていた卵を保護され、直後に孵化するもののずっと眠り続けていた。主人公がこの世界に飛ばされる直前に目覚め、導かれるようにそばに行って刷り込みが完了する。
名前がまだなかったため、主人公が髪の毛の色から、ライムと命名した。
耳の少し後頭部寄りの上部に楕円筒型のツノがあり、それに模様が浮かび上がるのが竜人族の特徴。背中に小さな羽もあるが、普段はしまっている。あごの下に少し硬くなった皮膚【逆鱗】があり、そこを主人公に触ってもらうのが好き。
まだ幼いが肉体強度は人族より高く、成長すると身体能力も人型種族の頂点に立つ。現時点でも膨大なマナ量を持っているが、その理由は竜魔法の燃費が異常に悪いため。
(その分効果は絶大)
◎赤井 真白(Akai Mashiro)/高一(15歳)
身長156cm/胸はD+/人族
誕生季:寒い頃(2月23日)
髪色は栗梅色/鎖骨辺りまで伸ばしたゆるふわセミロング/瞳は焦茶色
発現魔法
治癒[白]
×1倍:浄化効果追加
×2倍:再生効果追加
×3倍:蘇生効果追加
固有魔法
マナ共有
マナ計器
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愛らしい顔立ちで社交性もあり、元の世界では誤解を受けがちな兄を、いつもサポートしていた。
忙しかった両親の代わりに、一生懸命面倒を見てくれていた兄が大好きな超ブラコン。ある意味残念なお兄ちゃんラブっぷりは、学校や近所の商店街でも有名で、夫婦扱いされるたびに喜んでいた。
家事全般が得意で、小学校高学年の頃から見よう見まねで始めた料理はかなりのレベルに達していて、母親を落ち込ませたほど。高校では料理研究会に所属し、その腕を遺憾なく発揮していた。
兄との身長差は理想の15cm(163cm)を目指していたが、中学の終わりくらいから伸び悩んでいて、栄養が全て胸に行ってしまっている。
本人ですら気づかない、兄の微妙な表情を見分ける特技持ち。
マナの量は常人よりかなり多い。
◎コール(Coal)/18歳
身長142cm/胸は大きめC++/鬼人族
誕生季:熱い頃
髪色は濡羽色/おかっぱのストレートヘア/瞳は漆黒/額の両脇から二本の短いツノ
発現魔法
生活魔法[黒]
※色彩強化で並列発動できる(通常:2並列~3倍:4並列)
・製水
・清浄
・照明
・着火
種族スキル
物理耐性上昇
青の精霊王の祝福
守護獣の進化
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名前の由来は石炭から。
この世界では珍しい黒い髪の毛を持った鬼人族の女性。
鬼人族は男女ともに肉体強度が高いため、タンクとして冒険者生活をする者が多い。
生まれた時に守護獣を授かったが、成長に伴って自分のマナで維持できなくなり、それを補うために高価なマナ回復ポーションを必要としていた。守護獣が必要とするマナの増加に加え、原料不足で値上がりしたポーションを買うお金を工面するため無理な冒険者活動を続けた結果、怪我が絶えなくなりギルドからペナルティーを受ける。
不吉や不気味だと言われた髪色のせいで人付き合いも苦手になり、自己評価も低く遠慮がちな性格。外見や守護獣を授かったことに対するやっかみで、子供の頃にいじめられた経験があり、特に男性に対して強い苦手意識を持っていた。日本人の感覚で黒髪をきれいと言ってくれる主人公たちや、あらゆる偏見がないライムには心を開いてくれる。
鬼人族は種族的にマナの量は少なめ。
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◇ヴェルデ(Verde)
発現魔法
身体補助[緑]
土属性[耐久向上]
×1倍:強化
×2倍:四属性化
×3倍:身体動作支援
名前の由来はイタリア語の緑から。
緑色の体を持った文鳥のような小鳥型の守護獣(くちばしは黄色)。
守護獣は精霊に近い存在で、食事の必要はなく体も汚れたりしない。
耐久向上の魔法効果は守護対象にも及び、鬼人族の種族特性と合わせた相乗効果をもたらす。そのため十全の力を発揮すれば、コールの物理防御は異常に高くなる。自分の存在を維持するだけで精一杯になってからはその効果も消え、コールの怪我が目立つようになった。
所有者のマナで維持できないほどの存在は“暴食の守護獣”と呼ばれ、マナを食い尽くし守護対象を殺してしまうとして、処分されるのが掟だった。しかしヴェルデは自分が消えてしまう危機に陥っても、コールのマナを必要以上に使おうとしなかったため、掟を破ってマナ回復ポーションで生きながらえていた。
本来は所有者以外に懐かないが、主人公には心を許しており、お願いも聞いてくれる。
◎クリム(Crim)&アズル(Azul)/12歳
身長148cm/胸はB/猫人族
誕生季:涼しくなった頃
ショートカット/ピンと立ったねこみみ/しっぽは細身で長く髪と同色
◇クリム
髪色は濃紅色/瞳は茜色
発現魔法
攻撃魔法[赤]
土属性の具現系[ハンマー]/飛翔系[弾丸]
×1倍:強化
×2倍:上位属性
×3倍:耐性無視
種族スキル
身体強化(少し力寄り)
赤の精霊王の祝福
主従契約の強化
◇アズル
髪色は瑠璃色/瞳は紺藍色
発現魔法
障壁魔法[青]
水属性[持続向上]の物理障壁/魔法障壁/状態異常障壁
×1倍:強化
×2倍:完全防御
×3倍:反射
種族スキル
身体強化(少し俊敏寄り)
赤の精霊王の祝福
主従契約の強化
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名前の由来はクリムゾン(濃い赤)と、アズール(青系統色)から。
元の世界で助けた双子の猫が転生した姿。
まだ幼く弱った体では転移に耐えられず、猫人族の赤ん坊として転生した。
育ててくれた犬人族の老人は、既に老衰で他界している。その男性はとても物知りで、読み書きはもちろんのこと、獣人族の歴史についても二人に教えている。そのため、現在ではほとんど実践されることのない主従契約についても伝えており、仔猫だった時の記憶がある二人は、助けてくれた人間と結ばれるのをずっと夢みていた。
育ての親は犬人族特有の忠誠心や忠義心が強く、赤の魔法と青の魔法が発現した二人にも、その力を誰かのために使うよう言い聞かせていたため、旅の途中で寄った村を襲うハグレから村人や家畜を守ろうと、果敢に挑むも苦戦してしまう。
二人とも初めて体験したしっぽのブラッシングが大好きになり、特にアズルは毎回液状化している。
マナの量は獣人族の標準より若干多い。
◎ソラ(Sora)/14歳
身長110cm/胸は微妙/小人族
誕生季:暖かくなった頃
髪色は勿忘草色/肩まである無造作ヘア/瞳は天色/耳が少し尖っている
発現魔法
感知[水色](3枠3並列)
×1倍:範囲拡大
×2倍:作用拡張
×3倍:結像
種族スキル
器用さ向上
妖精王の祝福
超感覚
(罠や不審物、隠されたものなどの違和感に気づきやすくなる)
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名前の由来は空色から。
知識が豊富で洞察力もあり、分析や考察も得意。
小人族は力が弱くマナも少なめで体力もないため、冒険者活動をするものはあまり居ない。手先が器用で細かい細工が得意な種族なので、装飾などに携わる者が多い。
両親がほとんど子供の世話をしておらず、小さな頃から父の書斎にある本ばかり読んでいた。そのおかげで幅広い知識を得ており、好奇心も人一倍旺盛。両親が普段何をしているのか、どうしてあまり家に帰ってこないのか、ソラ自身も知らない。
主人公たちと出会ってからは、彼らを本当の家族のように慕っている。身長の近いライムとは特に仲が良く、抱っこや肩車もお互い譲り合って、取り合いにならないようにしている模様。
興奮した時は普通に喋れるが、普段は助詞が所々抜けて途切れとぎれの話し方になる。(吃音症ではない)
マナの量は小人族のため少ない。
◇登場人物の身長対比◇
◎ヴィオレ(Viole)/年齢不詳
身長 約25cm/ボンキュッボン/妖精族
誕生季:不明(出会った日:白月)
髪色は毛先に向かって薄くなる若紫色のグラデーション/6:4分けの腰まである内巻きロング/瞳は菖蒲色/蝶のような形で綺麗な模様がある薄く透ける羽/耳が少し尖っている
発現魔法
妖精魔法[花]
・心に働きかけ様々な効能を与える
(本気で使うと魅了や幻覚効果がある)
時空魔法[時間停止機能付き収納]
(容量はあるが術者のサイズが小さいため、大きな物は入れられない)
種族スキル[花]
小範囲のリラックス&疲労回復効果
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名前の由来はヴァイオレット(すみれ色)から。
たまたま訪れた聖域が邪気に侵されていたため、自分の身を顧みず花と霊獣を守っていた。
妖精は長く存在しているので世事には通じているが、作られたものや動植物への関心が強い種族。自分の興味に関わっているもの以外とは、距離をおいた関係をとるため、他種族と接点を持つことが少ない。
霊木の結界内に入り込んでしまった主人公たち、それまで感知できなかった不浄の力を見つけ出した魔法、自分たちを苦しめていた力の影響を軽減できる主人公、そんな様々な要因が重なった結果、抑えきれない興味が湧きパーティーへの参加を決意した。
主人公たちと付き合うようになり、他の種族をはじめ様々なことに関心を持ち始める。
お風呂が大好きになり、毎日桶の中にお湯を溜めて入っている。
主食は花の蜜(蜂蜜が大好物)
◎バニラ(Vanilla)/年齢不詳
小狐体型/霊獣
誕生季:不明(出会った日:白月)
体毛は雪のように白く、汚れたりしない
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名前の由来は白をイメージした真白が、香料に使われるバニラの花の色から命名。
聖域だった泉の花広場を守護していた霊獣。
邪魔玉の邪気に侵されながら、聖域のために必死に力を分け与えていた。
やがて起き上がれないほど衰弱してしまったが、訪れた主人公たちに邪魔玉を浄化してもらい元気を取り戻す。
主人公たちの家が聖域化したことで、そこに移住して毎日お風呂に入ったりブラッシングを受けたり、幸せな日々を送れるようになった。ライムとは特に仲が良く、一緒に遊んだり寄り添って眠ったりしており、その姿は家族に癒やしを与えている。
◎イコ&ライザ(Iquo&Liza)/年齢不詳
身長 約22cm(人化時は132cm)/胸は残念/妖精族
誕生季:不明(出会った日:緑月)
背中にはトンボのように細長い一対の羽/耳が少し尖っている
◇イコ
髪色は毛先に向かって薄くなる橙色のグラデーション/両脇二本結びのお下げ髪/瞳は蜜柑茶色/語尾に「~(な)のです」を多用
◇ライザ
髪色は毛先に向かって薄くなる秋桜色のグラデーション/ポニーテール/瞳は今様色/語尾に「~ですよ」を多用
発現魔法
妖精魔法[家]
・家屋の堅牢化や維持メンテと家事全般
・屋内の衛生・空調管理および防犯
・家具の修理や新規作成
結界魔法
(完全不可視化や捕縛など行うことも可能)
種族スキル[家]
人化
(体が6倍程度のサイズになり、羽も消せる)
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名前の由来はイコライザーから。
ヴィオレが連れてきた家の妖精。
同時期に同じ場所で誕生し、姉妹のように日々を過ごしてきた。
通常一つの家には一人の妖精しか宿れないが、二人は同時にそれが可能になるという非常にレアな存在だったので、どこにも棲むことが出来ず野良化していた。
主人公たちの家が聖域化したことで、そこに宿ることが可能になった。二人の力が相乗効果を生み出すため、通常の妖精に比べ管理能力は数倍に跳ね上がる。
家との契約時に服装が現代メイド服っぽいものに変化したが、家主である主人公や真白のサブカル知識が反映されたため。メイド服は伸縮自在なので、妖精サイズと人化サイズで共用しているが、着替えることも出来る。
(その場合はサイズによって服が必要)
聖域の力を存分に使えるので、人化スキルを常に発動状態にできる。その状態でも飛行可能だが、スカートの中は不思議な暗黒空間が広がっており、掃除道具などが収納されている模様。
(空間魔法ではなく結界魔法の応用で、地下鉄の通気口があっても巻き上がる心配は無用)
妖精魔法で掃除ができるので、本来なら道具は必要はないが、様式美を大切にしていると本人たちの弁。
◎スファレ(Sphale)[黄色]/512歳(外見は13歳前後)
身長140cm/胸なんて飾りです/古代エルフ族
誕生季:涼しくなった頃
髪の毛は蒲公英色/ストレートロブ/瞳は緑茶色/長耳
発現魔法
付与[黄色](2枠で加色)
×1倍:確率上昇
×2倍:必中
×3倍:永続
複合付与(同色だと効果増大)
[既存効果]
筋力低下+速度低下=黄色:麻痺
速度低下+耐性低下=水色:沈黙
耐性低下+筋力低下=紫色:毒
[部分異常]
筋力低下+麻 痺 =赤黄:発火
筋力低下+ 毒 =赤紫:沸騰
速度低下+麻 痺 =緑黄:灰化
速度低下+沈 黙 =緑水:霧化
耐性低下+沈 黙 =青水:石化
耐性低下+ 毒 =青紫:凍結
[視覚異常]
筋力低下+沈 黙 =白色:盲目
速度低下+ 毒 =白色:盲目
耐性低下+麻 痺 =白色:盲目
[状態変化]
麻 痺 +沈 黙 =薄緑:転倒
沈 黙 + 毒 =薄青:睡眠
毒 +麻 痺 =薄赤:掻痒(痒み)
種族スキル
命中向上
緑の精霊王の祝福
精霊への干渉力上昇
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名前の由来はスファレライト(黄色い閃亜鉛鉱)から。
古代エルフと呼ばれる代々古い血を守ってきた一族で、他のエルフ種より長命なのが特徴。
(千年の時を生きられるので、千年エルフとも呼ばれる)
無魔玉の発見と同時に生まれたことが原因でお役目に任命され、500年間の長きに渡って里の聖域化に尽くしてきた。霊魔玉を育てる儀式を執り行えるまで成長するのに約100年、無魔玉に力を蓄えて活性化させるのに約300年、霊木が土地に馴染んで安定化するまで約100年かかっている。
喋り方はお役目の教育係だった老婆の影響。
お役目が終了した後、これからは自由に生きると里を飛び出し、一番大きな街を見たいという理由で王都にやってきた。
王都についた途端、財布を落とす・雨に降られる・転んで泥だらけになる・迷子になると散々な目にあったが、主人公に出会ったことで路頭に迷わずに済んだ。しかし家に招かれて、そこがあっさり聖域化したことを知り、自分の人生に虚しさを感じて泣き崩れてしまう。
お互い世界の意思に振り回されたという共感、自分のやってきたことを肯定してくれた言葉、そして抱っこやなでなでを通して心の安定を取り戻し、それ以降は主人公への依存度を上昇させている。
お役目時代に培った経験があるので弓が得意な上、森の踏破能力にも優れている。
里の者は誰ひとり知らないが、長年霊気に触れていたため、精霊との親和性が非常に高い。普通のエルフは精霊の気配しか感じられないが、スファレだと意識すればぼんやり姿を捉えられる。
マナの量は真白並み。
◎クレア(Clea)/不明(外見は10歳くらい)
身長135cm/レディーにそんなこと聞くのは失礼です/人族(?)
誕生季:不明(出会ったのは黒月)
髪色は真っ白/前髪パッツンで背中の真ん中まであるロングヘア/瞳は錫色
発現魔法
(無し)
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名前の由来は透明から。
邪法によって肉体を捨て、思念体となった流れ人に取り憑かれていた少女。
両親のことを地球の言語である“パパ”や“ママ”と呼び、何故か匂いで判別する。
名前以外の記憶を失っているが、生きていくのに必要な知識は備わっており、順応力もかなり高い。
主人公をパパ認定したことで、ライムとは名実ともに姉妹になった。父親の影響なのか、敬語は苦手。しゃべる時は、いちど口をつぐんでから話し始める。
いまの所ママ認定している女性はおらず、主人公の周りにいる女性の匂いチェックを、ライフワークとして楽しんでいる。その中で一番気に入ってるのは、ベル。
何故か魔法の適性がなく、イレギュラーな方法で世界に呼ばれた迷い人ではないかと、考えられている。
◇登場人物の身長対比◇
◆サブヒロインとその家族
◎ベル(Bell)[マラクス]/22歳
身長163cm/胸はB-/人族
誕生季:不明(シェイキアが引き取ったのは寒い頃)
髪色はストロベリーブロンド/ベリーショート/瞳は緋色
発現魔法
攻撃魔法[赤]
土属性の飛翔系[弾丸]/設置系[土針]/具現系[槍]
青の精霊王の祝福
守護獣の進化
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名前の由来はベルとマラカスで、どちらも振奏体鳴楽器。
アージンからドーヴァへ行く途中に出会い、一緒に旅をすることになった。
少年を思わせるハスキーボイスをしており、顔も性格もイケメンなので受付嬢たちからお誘いが絶えない。
建前上の職業は冒険者ギルドの査察官で、普段は男として出張の多い生活をしている。
母親の家業である密偵を本業としていて、冒険者ギルドとも協力しながら貴族や資産家の不正を調査し、摘発や証拠押収も行う。
(冒険者ギルドの不正防止も職務のうちなので、査察官と名乗っても問題はない)
対外的に男として過ごしているのは、旅の間の安全と調査のための目くらまし。
(王家の密偵は女だと意図的に情報をリークしている)
男として振る舞おうと決めたきっかけは、母親であるシェイキアを異性の目から守るため。(イケメン思考)
周囲には側付きと呼ばれる密偵が常に控えており、場合によってはベルの身を守るため実力行使もいとわない。
ある事件の際、出火した家の中で取り残されていたのを任務中のシェイキアが発見し保護、そのまま彼女の養子として育てられることになった。火事の中でも無事だったのは、守護獣であるネロのおかげ。
父親を知らずに育っているため、主人公の父性に過剰反応する時がある。
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◇ネロ(Nero)
発現魔法
障壁魔法[青]
風属性[発動遅延減少]の三枠[物理|魔法|状態異常]
名前の由来はイタリア語の黒から。
青い瞳をした黒猫の守護獣。
まだ力の弱かった頃、シェイキアに構われすぎたので、人に触られるのが嫌い。
主人公のことは守護対象に必要な存在だと本能でわかっているため、甘えたり肩にぶら下がったりする。
(カリン王女は庇護欲を刺激するので、全く警戒せずに近づくことが出来た)
進化状態で大きくなると誰でも触ることが出来るようになり、鳴き声も「なぁーう」から「にゃーう」に変化。甘噛みの技術が大きく向上し、シェイキアを震え上がらせることに。
◎シェイキア(Shakia)/4??歳(外見年齢は13歳ほど)
身長138cm/胸がなくとも子は育つ/古代エルフ族
誕生季:寒い頃
髪色はプラチナブロンド/軽いウェーブのロングヘア/瞳は青緑
発現魔法
感知魔法[水色](2枠)
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名前の由来はシェイカーで、娘と同じ振奏体鳴楽器。
彼女が持つ情報収集能力を買われ、建国当時より国を影から支える御三家の一つを拝命。長命な古代エルフの特徴を活かし、優秀な人材育成を行って幅広い情報ネットワークを築き上げてきた。
隠密たちからは“お館様”と呼ばれている。
同郷のスファレとは幼馴染。
里に住んでいた頃は色々やらかしていて、数々の武勇伝を持っている。隠密たちがお茶目なのは、そんな性格をしたシェイキアの影響。
自分のことをありのまま受け入れ、甘えさせてくれる主人公を気に入ってる。事あるたびに取り入ろうとして周囲から突っ込まれるのは、もはやお約束。
軽い言動が目立つものの、常に大局を見ており、場合によっては非情な判断もできる。
◎ケーナ(Quena)/25歳
身長151cm/胸はC+/人族
誕生季:寒い頃
髪色は柳葉色/マッシュショート/瞳は深緑
発現魔法
生活補助[緑]
土属性[栽培]
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名前の由来はケーナで、ボリビアの縦笛。
22歳の時に夫を事故で亡くし、その後は女手一つで子供を育ててきた。
つい最近まで、母親が王族だったことを知らずに生活していた。
母の血を濃く受け継いでいるため、王族の遺伝子から生まれるカリスマ性ある美人。6歳の娘がいるとは思えないくらい若々しい姿で、日本人の感覚だと大学生として十分通用するほど。
街の男性たちからも人気が高く、未亡人になった後から始まった争奪戦に、頭を悩ませることになる。
亡夫のことを今でも愛しているため、恋愛に関して非常に臆病。
夫はセミへ出稼ぎに来ていた奥手の青年で、クラリネの協力を得ながら熱烈アピールしてゴールイン。控えめな夫としっかり者の妻として、周囲からのやっかみを受け流しつつ仲良く暮らしていた。
最近は娘から、ライムのような妹かディストのような弟が欲しいと、せがまれている。
◎リコ(Rico)/6歳
身長112cm/将来はお母さん位の大きさになるかな/人族
誕生季:暖かくなった頃
髪色は苗色/ミディアムショートボブ/瞳は深緑
発現魔法
身体補助[緑]
水属性[持久力向上]
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名前の由来はリコーダーで、母娘ともに縦笛。
眠ると悪夢を見て飛び起きるという悪魔の呪いを受け、心身ともに崩壊寸前だった女の子。
進退窮まった母が祖母の遺言に従い、王族を離れるまで祖母の世話をしていたマリンに連絡。その縁で主人公たちから治療を受け、呪いを消しさる事ができた。
その後も心を閉ざしたまま生活を続けていたが、彼らの献身的な世話や様々な体験で徐々に回復。古代エルフの里で開かれた神樹祭がきっかけになって完治。呪いを受けていた最中のことは、全て夢だと思っている。
とても明るく活動的な女の子だが、小さな変化を見逃さない洞察力を持っていて、母の心情を察するのが得意。下心を隠しもせず母に近づく男は、蛇蝎のごとく嫌っていた。
主人公のことは兄のようにも父のようにも思っており、母と結婚したら“リュウセイお父さん”に呼び方を変えようと、密かに考えている。
◎シエナ(Siena)/28歳
身長128cm/胸は研究に関係ないもん/人族
誕生季:暑い頃
髪色は海老赤/お尻に届くほど伸び放題の目隠れロング/瞳は海老茶
発現魔法
攻撃魔法[赤]
風属性の飛翔系[刃]
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名前の由来はシェーナイで、インドにあるラッパのような管楽器。
古代文明に関する国内屈指の専門家で愛書家でもあり、王立考古学研究所に所属する主席研究員。低身長なので子供扱いされることが多く、敬意を持って褒められると戸惑ってしまう。
生活力が皆無で身だしなみにもほとんど気を使わず、図書館に入り浸って職場にもあまり顔を出さない問題児。
出不精をこじらせ現地調査は年に一度程度しか行かないので、所長が強制的にスケジュールをねじ込んでいる。調査に行ったら行ったで、必ず国を揺るがすほどの大発見をしてくる問題児。
普通に歩いていても何かにぶつかり、走り出すと何もない所で転ぶポンコツ。根性も持久力もないため、やっぱり問題児。
実はかなりの美少女で、自衛のために前髪を伸ばしている。
真白たち女性陣には磨けば光る原石として捉えられ、旅の間に大改造を受けた。
スファレにも“容姿だけなら古代エルフの男から求婚が殺到する”と評されているが、もし里に連れて行っても主人公に懐く姿を見せて更なるトラウマを植え付けてしまうのは確実。
気軽に付き合える親友のような存在として主人公に可愛がられていて、お姉さんとしてはそれが唯一の不満点。そう思いつつも甘えてしまう、ちょっと複雑なお年頃(28歳)。
◇サブヒロインに真竜の人化状態を加えた身長対比◇
◆その他サブキャラ(楽器や音に関する単語のもじり)
◎竜族
竜は地脈の淀みを直す役目を担っていて、大地の守り神と呼ばれている。
淀みの発生した場所を転々とするため、住所不定。
ドラム【楽器と違い“ド”にアクセント】♂
500歳ほどの黒い竜で、知能が高い
主人公がこの世界に飛ばされた場所で竜人族の子供を保護していた
竜族の寿命だと中年くらいだが、喋り方は年寄りくさい
ベス【ベース】♂
700歳ほどの水色をした竜で、体力がある
突然現れた禍々しい気配を感知して聖域を訪れた
主人公達に8体の竜のことを教えてくれる
歳の割に少し茶目っ気がある
フィド【フィドル】♀
600歳ほどの白い竜で、霊的なものに敏感
主人公の持つ邪気の抜けた玉に反応して会いに来た
少し古風な喋り方で、霊獣や霊木とも簡単な意思疎通が可能
霊獣バニラの気持ちを汲み取り、移住の手助けをした
好奇心旺盛な性格をしており、興味本位で主人公達とマナ共有する
グンデル【ガムラン楽器】♀
300歳ほどの緑色をした竜で、精霊と仲が良い
気配を感じられなくなった精霊王たちを心配していた
緑の精霊王の気配を追って主人公達と遭遇
邪魔玉のことを知り、他の精霊王探しに協力を申し出る
タム【タムタム】♂
200歳ほどの青色をした竜で、飛ぶスピードが一番速い
グンデルのことは姉のように慕っており仲が良い
彼女から精霊王のことを聞き捜索に協力していた
青の精霊王が発見された事を伝える連絡役を買って出る
オーボ【オーボエ】♂
800歳ほどの赤い竜で、マナの使い方に長けている
高威力の攻撃や、シールドとしても利用できる
タムの話で主人公たちに興味を持ち王都を訪問
赤の精霊王の目撃情報を伝えた
チェレン【チェレンプン】♀
400歳ほどの紫色をした竜で、地脈の淀みに敏感
めんどくさがり屋でスキあらば眠っている
妖精王の行方を教えてくれる
アゴゴ【アゴゴベル】♂
900歳ほどの黄色い竜で、地脈の操作がうまい
好々爺といった感じの性格で、喋り方ものんびりしている
昔話の語り手が似合いそうと主人公に評された
◎竜神
ディスト【ディストーション】
力が弱くなった省エネ時の人化状態だと身長122cm
正体は神ではなく真竜と呼ばれる、全竜族の祖先
普段は外界から隔離された結界内に住んでいる
神域への出入りには転移装置が必要
真竜の血をひく神子を育てる役目を担っている
突如現れた邪魔玉の影響から地脈を守っていた
祝福は竜魔法の伝授
遠話:地脈を利用して竜族と会話できる
転移:地脈を利用した移動
息吹:遠距離攻撃
防衛:ダメージ軽減
感取:地脈の流れを感じ取れる
◎精霊王
バンジオ【バンジョー】
緑の精霊王で大地を管轄している
祝福は精霊に対する干渉力の上昇
自分の体より大きなものを取り込んで浄化できる
邪魔玉も取り込もうとしたが危うく存在が消えかけた
打つ手が無いので、結界で封印を続けていた
モジュレ【モジュレーション】
青の精霊王で水を管轄している
祝福は守護獣の進化
大きな滝の裏にある洞窟で邪魔玉を封印していた
広範囲に影響を及ぼす精霊魔法が得意
王という名前がついているが、喋り方はてよだわ言葉
エレギー【エレキギター】
赤の精霊王で大気を管轄している
祝福は主従契約の強化
風にのって各地を放浪するため情報通
妖精王について紫竜が何か知ってると情報提供する
◎妖精王
エコォウ【エコー】
全ての妖精の頂点に立つ存在で、唯一の男性型
祝福は妖精の血を引く小人族が持つ潜在力の開放
自らの力で邪魔玉の邪気を抑えていた
妖精たちからは父親のように慕われている
◎アージンの街
タンバリー【タンバリン】
アージンの街にある冒険者ギルドの長
普段は真面目だが、竜の鱗を前にすると残念な人になる
クラリネ【クラリネット】
ギルド長の秘書を務める女性
背が高く口調も丁寧で、主人公にこの世界のことを色々教えてくれる
ライムを気に入り読み聞かせや動物の鳴き真似をしてくれる多才な人
シンバ【シンバル】
いつもギルドにたむろしてる謎のおっさん
ランクは段位の一番上に相当する黄色だが、いつ活動しているのかは不明
かなり面倒見のいい人で、一般冒険者の顔役みたいな存在
(前歯が一本無いのは虫歯が原因)
シロフ【シロフォン】
緑の疾風亭の看板娘(19歳)
洗濯の補助魔法持ちで、宿泊客の衣類も洗ってくれる
料理補助[緑の火属性]と掃除補助[緑の風属性]を持った父と母がいる
父は寡黙で言葉数が少なく、母は人見知り
門番の男性
ノリが良くて口が軽く、流れ人や竜人族に会った事を皆に自慢しまくった
そのお陰で噂が一気に広まり、結果的に主人公の助けになっている
雑貨屋のおばちゃん
おおらかな人でとても面倒見が良く、近所の子供達にも人気
貫頭衣のライムや、異世界の服を着た主人公を笑顔で入店させてくれた
服飾素材店の主人
子供好きのお婆さんで、主人公が自分の収納量を知るきっかけになった
ピアーノ【ピアノ】
迷子になって転んで膝を擦りむき、泣いていた子供
母と一緒に初めて祖父のいる街に里帰りしていた
ピアーノの母
父親の商会に勤めていた男性と結婚してピアーノを授かる
夫は別の街の支店を任されているが忙しくて里帰りできなかった
旅行中に娘と悪魔の落とし物に触れてしまい昏睡状態に陥る
オールガン【オルガン】
アージンの街で建築資材の卸業をやっている大手商会
初孫のピアーノを目の中に入れても痛くない程かわいがっている
娘の呪いを解いてくれた恩を返すために様々な支援をしてくれた
一流の職人を紹介したり、オーダーメイドの小屋作りに協力する
フルト【フルート】
森で迷子になっていた男の子
病気で寝込む妹のために好物のキノコを採ろうとしていた
雨宿りしようと大きな木に近づきハグレに襲われる
カリナ【オカリナ】
フルトの妹
ずっと発熱が続き食欲が落ちて衰弱していた
兄の取ってきたキノコを食べ病気も回復
ディレ【ディレイ】
アージンで冒険者活動をしているマッチョ治癒師
時々自分を鍛え直すために山ごもりしている
しゃべる時に大胸筋をピクピク動かす癖がある
“筋肉は全てを癒す”“筋肉に不可能はない”
黒い思念体の男
百年以上前、この世界に来た流れ人
文化や生活の違いに馴染めず恨みを蓄積
やがて人の体を捨て、憎悪の思念体に変化
前作「魔操言語マイスター」の世界にいた人間
亜人や双子を認めない過激な選民思考の持ち主
◎初旅の道中
マラクス【マラカス】
(↑↑↑上部のサブヒロインとその家族の項目へ移動↑↑↑)
行商の女性や旅行者たち
毎日、食事時になるとすれ違う旅行者や冒険者
新鮮な食材を提供してくれたり、旅に必要なものを分けてくれた
読者にはバレバレだが、その正体は料理目当ての隠密たち
◎ドーヴァの街
宿屋の親父
青の泉亭のオーナー
真白の作る料理のファンになり、主人公たちを色々優遇してくれる
主任の女性
冒険者ギルドで受付嬢たちを統括しているリーダー
無茶な活動をしていたコールにペナルティーを告げた人物
冒険者からは“女帝”と呼ばれ、ギルド長も逆らえないという噂
ライムのことをかなり気に入っており、よく頭を撫でに来ていた
◎トーリへ旅する道中
ビブラ【ヴィブラフォン:鉄琴】
旅行好きの老夫婦
避寒のために南の街に向かっていた
馬車の破損で立ち往生していたところを主人公達と遭遇
要人護衛の経験があり、老いてなお戦闘技術は健在
在職中は侍従長に就任していた
魔法は緑の身体系で風属性[俊敏向上]
マリン【マリンバ:木琴】
ビブラの妻でおっとりした優しい人
それなりに裕福だが慎ましい生活をしている
子育ての経験が豊富で、主人公達に色々教示してくれる
普段は優しいが、怒らせると怖い
王族のナニー兼ガヴァネスを続けていた
魔法は黒の生活系で照明
◎泉の花広場
バニラ
(↑↑↑上部の仲間たちの項目へ移動↑↑↑)
白蛇
大陸最古の霊獣で、霊魔玉の力を開放する手伝いをする
分体を産み出し、バニラに代わり泉の花広場を守る事になった
◎チェトレの街
ラチエット【ラチェット】(40代アラフィフ)
悪魔の呪いで全身が緑の鱗に覆われる奇病にかかる
息子に迷惑をかけないよう生まれ故郷のチェトレへ隠遁
王都で不動産業をしていた夫とは数年前に死別
夫との出会いは夜の海岸で、息子にもよく惚気けていた
魔法は緑の技能補助で風属性[生産]
カスターネ【カスタネット】(60代)
ラチエットに仕えていた使用人
商家が経営破綻した後、不動産業を営む家に雇用される
嫁入りしてきたラチエットを、とても大事にしてくれた
チェトレ隠遁の際も最後までお仕えすると志願
魔法は緑の生活補助で火属性[料理]
◎航海中
モニカ【ハーモニカ】(3歳)
船上で声をかけられ友達になった女の子
時化の際に船酔いが重症化してしまった
トニック【ダイアトニック・ハーモニカ】
モニカの父
若くして仕事で頭角を現し、王都へ栄転になった
クロマ【クロマチック・ハーモニカ】
モニカの母
気の弱い性格だが、しっかり夫と子供を支える良妻賢母
胸は控えめ
船長
貨客船を先代船長から引き継ぎ妖精も大切にしていた
特技は絵を描くことで、口ぐせは「なんてこった」
(この世界の船には腐食に強い特殊な木材が使われる
レストアしながら数十年維持するのが普通)
ドーラ【銅鑼】(大型船に設置義務のある音響信号)
船に宿っている妖精で、ちょっと臆病
主人公の頭の上にいる時だけ普通に話ができる
茶色の焼き菓子が大好き
◎王都ノリー
トラペト【トランペット】
王都で代々不動産業を営む家の現当主
屋号は白銀土地建物商会で王都でも大手の一角
小さな物件から大きなものまで手広く取り扱っている
母の事でとても心を痛めていて可能な限り支援していた
シェイキア【シェイカー】
(↑↑↑上部のサブヒロインとその家族の項目へ移動↑↑↑)
ヴァイオリ【バイオリン】
長年シェイキアに仕えてきた隠密で、現在は執事の立場
ベルを孫のように思っていて、ずっと可愛がっている
魔法は紫[収納]で1枠のみ
トロボ【トロンボーン】
王都の冒険者ギルド長
武器の扱いや体術全般に精通したオールラウンダー
戦術指南役として、様々な場所で指導していた
若い頃シェイキアに手を出そうとして痛い目にあった
マキ/シマ/イザー【マキシマイザー】
王都の超巨大ダンジョンを調査に行ったハイエルフ
昔、シェイキアの家で冒険者のイロハを学んだ
全員が300歳代で、冒険者歴100年の大ベテラン
マキ(女):シマの妻で感知魔法持ち
シマ(男):マキの夫で治癒魔法持ち
イザー(男):二人を冒険者活動に誘った収納持ち
コンガー【コンガ】(22歳)
近衛隊長の虎人族で戦闘狂かつ脳筋
御三家の一つで武人を排出する家の現当主
(当主は一番強いものが務めるため下剋上も多い)
魔法は赤の具現系[剣]で土属性
力任せに剣で斬るか、拳連打で圧倒する戦法が好き
主人公たちとの出会いを経て大きく成長した
上に立つ者の自覚が生まれ、粗暴な振舞が無くなる
シエナ【シェーナイ:インドの管楽器】(28歳)
(↑↑↑上部のサブヒロインとその家族の項目へ移動↑↑↑)
ポーニャ【サンポーニャ:インカ帝国の笛】
ヴィオレを超えるまろやかさを持つ本の妖精女王
物静かな恥ずかしがり屋で、話し方もとぎれとぎれ
毛先に向かって黒から緑になっていくセミショート
カリン王女と友だちになり部屋を訪れるようになる
所長
王立考古学研究所のトップでアラフィフの女性
シエナのことは公私ともに気にかけている
可愛さ余ってシエナを弄るので、主人公と意気投合
学会に大きな影響力を持ち学術面で国を支えている
シェイキアとタメ口で話せる数少ない人物で、酒豪
ミルク
王城の聖域を守る尻尾が二股の白猫
バニラと同じく人の言葉をある程度理解している
主人公を迷い猫のいる場所に連れて行った
カリンに懐き、一緒にいる事が多くなる
アコーデ【アコーディオン】
ポーニャと本を作った人物
後天的な原因で声を失った思想家
統一国家の礎となった書物を書き残す
そこには為政者としての心得が綴られていた
サンザ王子の目指す開かれた王室もその一つ
タルカ【ボリビアの笛】(13歳)
カリン王女の侍従見習い〈鬼人族〉
元孤児だが一生懸命な性格を見込まれ登用される
有事の際はカリン王女の盾となる存在
憧れの人は同じ鬼人族のコール
旅の最中に成人を迎えた
魔法は緑の身体補助で土属性[耐久向上]
スワラ【スワラマンダル:インドの弦楽器】(11歳)
カリン王女の侍従見習い〈犬人族〉
武人を排出する家の出身でコンガーを尊敬している
有事の際はカリン王女の剣になれるよう訓練中
旅の途中でカリン王女と主従契約を結ぶ
魔法は赤の飛翔系[球]で火属性(近接は暗器)
◎王族
サンザ【アフリカの親指ピアノ】(23歳)
現国王の長男で王位継承順第一位
(リコの[はとこ]に当たる)
開かれた王室を目指し、様々な試みをしている
幼い頃のコンガーに強くなって家臣になれと告げた
それがきっかけになり主従契約を結ぶ
ラメラ【ラメラフォーン:親指ピアノ】(21歳)
現国王に仕える側近の家からサンザに嫁いできた
幼い頃から王城によく来ており、コンガーとも知己
粗暴になったコンガーをよく庇っていた
恩義に報いたいと願ったコンガーと主従契約を結ぶ
カリンの発達が少し遅く、二人目の子供はいない
主人公達と出会って娘が成長した事に感謝している
カリン【カリンバ:親指ピアノ】(5歳)
妖精や霊獣に好かれる清い心の持ち主
王城にある聖域の霊獣にミルクという名前をつける
同じ恥ずかしがり屋同士でポーニャと意気投合
やがて妖精や霊獣に愛された王女として知られる様に
国民から絶大な支持を得た女王として歴史に名を残す
国王(43歳)
派手なものを好まない質実剛健な美中年
(ケーナとは[いとこ])
昔は王国の暴れん坊と言われる程やんちゃだった
原因は姉のように思っていた叔母(ケーナ母)の影響
ケーナの母
先々代国王が41歳の時、側室との間に生まれた
マリンを乳母として育ち、母のように信頼していた
こっそりお城を抜け出して街に出るようなお転婆
その時知り合った男性と結婚し、王都から引っ越す
王族家系図
関係者年齢表
◎シェスチーの街
商業組合会長/商店連合会長/温泉組合会長
露天風呂で出会った三人の老人
主人公の話に興味を持ち、入浴剤の製造販売を指揮する
アイデア料や売上の一部を支払う契約を交わした
温泉地の新たな特産品として事業化し、成功を収める
◎ピャチの街
フランジ【フランジャー】
ピャチの街にある冒険者ギルドの長
小柄でがっしりした体格の老人
ギルド幹部の中でも発言力が強く、思い切りのいい性格
フェイザの兄
フェイザ【フェイザー】
鍛冶組合の長
小柄でがっしりした体格の老人
組合長の地位に就いているが職人としても活動している
フランジの弟
◎古代エルフの里
古代エルフは小柄で、寿命が千年くらい。
他には寿命が四~五百年の一般的なエルフと、寿命が六~七百年のハイエルフがいる。
体が成熟するのに数十年かかり、その後は青年期が数百年続く。
大半の人は里からほとんど出ることはなく、保守的で昔気質な人が多い。
エルフ種の中でも特に魔法に対する適正が高く、マナの量も平均で主人公程度あり、他の種族を見下す傾向が強い。
その気性は男性に強く出るため、亭主関白的な風潮がはびこっている。
ただ、暴力で支配しているわけではないので、何かのきっかけで女性が一致団結すると、立場が逆転してしまうこともある。
アウロス【古代ギリシャの管楽器】
里長でありスファレの父親
容姿は三~四十代で、実年齢は八百歳目前
娘がお役目に選ばれた事で、霊木植樹に併せ里長に就任
掟や伝統を重んじる堅物
魔法は収納[紫]で、マナの量は主人公より多い
ナーイ【アラブの縦笛】
スファレの母親で、超美人
実年齢は六百歳代だが、容姿は二十代を保っている
夫の暴挙を跳ね除けた主人公を気に入り娘の味方になる
魔法は治癒で、怪我の治療が縁になってアウロスと結婚
◎ハイエルフの里
主人公たちが訪れた里は、古代文明の遺跡を再利用して住んでいる。
寿命は六~七百年ほどで、身長は人族より高め。
変わった分野に興味を示す者も多く、他種族に対する偏見も弱い。
カヴァル【トルコの笛】
想定外の質問には定型文で返す里長の老人
ゲームに出てくる王様のように大仰な喋り方をする
(実は他種族相手で緊張しているだけ)
シーク【ボリビアの笛】
イザーの父親
息子と違って里の外に興味はないが、考え方は柔軟
里の警備をしているグループのリーダー
里長の補佐も務める
◎セミの街
リコ【リコーダー】(6歳)
(↑↑↑上部のサブヒロインとその家族の項目へ移動↑↑↑)
ケーナ【ボリビアの縦笛】(25歳)
(↑↑↑上部のサブヒロインとその家族の項目へ移動↑↑↑)
サラス【サラスワティ・ヴィーナ:インドの弦楽器】
古代病を患ったシロフの祖母
細かいことを気にしない、おおらかな性格の人
病気がきっかけになりアージンへ引っ越しを決意
◎竜人族の隠れ里
ブース【ブースター】
隠れ里を訪れた竜人族の若い男性
怨霊との戦いで右手に呪詛を受ける
トレモ【トレモロ】
隠れ里を訪れた竜人族の若い女性
怨霊から子供を守るため、背中に呪詛を受ける
ハモナ【ハーモナイザー】
生まれて間もない竜人族の幼女
この子を育てるために入った洞窟で悪霊に襲われた
背の高さはライムより若干低い93cm
◎ジェヴィヤ
ヴァリハ【マダガスカルの弦楽器】
ソラの父親
庶民の出で学校に通っていないが研究者になった
周囲から取り残される恐怖で、子供に無関心になる
同じ道を歩むサラミヤに惹かれ結婚した
サラミヤ【エジプトの笛】
ソラの母親
昔から不思議な物が好きで、魔道具に興味を示す
それが高じて研究者になった
ヴァリハと同じ庶民なので就学経験はない
子供との接し方がわからず、夫と研究へ逃避した
◎夜の女神
虹野 彩子(転移当時23歳)
夜の神が不在だったこの世界に転移してきた日本人
姉の名前は虹野[彩川]音色で、主人公達の母方祖母
様々な種族を生み出した張本人にして、女神の正体
転移してきたのが1980年代だったので知識が古い
(色がデジタル8色なのはそのせい)
ジャパニーズ洋食が大好物
虹野・彩川・赤井家の年齢表
◆街や施設名
リューシエ:大陸名
ノリー :王都であり国名
近くにはダンジョンが三つ存在する
小規模な迷路型の山ダンジョンと大規模な地下型
階層によって環境の変わる超大型ダンジョンがある
アージン :主人公が最初に訪れる街
木材の生産が盛んな街で、中規模のダンジョンもある
真白が伝えたパン粉を使った料理で有名
ドーヴァ :主人公が二番目に訪れる街
近くに大きなダンジョンがあり、冒険者の数が多い
食肉用やミルクを生産する家畜の飼育も盛ん
肉料理が有名
納品先の村:家畜用飼料を届けに行った中規模の村
白くて毛の長い動物の飼育が盛ん
高級な布の材料として重宝されている
ピザトーストが大流行している
トーリ :主要街道の分岐点に位置する物流拠点
倉庫が多く小さなダンジョンもあり宿屋も多い
屋台料理が有名
泉の花広場:トーリとチェトレを結ぶ街道から外れた森にある
年中花が咲いている不思議な場所
霊木と霊獣がいる聖域なので花が枯れる事はない
邪魔玉の出す邪気に侵され窮地に立たされていた
チェトレ :南部地域最大の港街で漁業も盛ん
朝市も開かれ、王都でも手に入らない食材がある
街の近くに大森林があるが、奥へ行く人は居ない
魚料理が有名
ピャチ :山脈の裾にある街
山から良質な鉱石が採掘できるため鍛冶が盛ん
激辛料理が有名
シェスチー:北部にある最大の街
温泉地として有名で、湯治目的の観光客も多い
近くには大きな山ダンジョンもある
煮込み料理とパスタに近い麺料理が有名
セミ :巨大な湖の近くにある街
豊富な水資源のおかげで穀物の生産が盛ん
保養地としても有名で別荘を持つ富裕層も多い
パンの種類が豊富
ヴォーセ :山と森に挟まれた小さな街
通称、遺跡ダンジョンと呼ばれる物を有す
古代遺跡と合わせて遺跡の街と呼ばれる
卵を使った料理が有名
ジェヴィヤ:学術研究都市
王都と違い民間の研究機関が集まる
汎用魔道具や民生素材の研究が盛ん
乳酸発酵食品が有名
緑の疾風亭 :アージンにある宿屋、一階は食堂で夜は酒も出る
青い泉亭 :ドーヴァにある宿屋、共同の厨房がある
黄雷の里 :トーリにあるコテージ村風の宿泊施設
3・7・11人用の一戸建てを完備
赤日の港 :チェトレにあるコテージ村風の宿泊施設
5・10・15人用の一戸建てを完備
白煙の秘境 :シェスチーにある貸し切り温泉宿
金と銀の卵亭:ヴォーセにある卵料理専門店
紫晶商会 :王都にある王手商会
花紫雑貨店 :ケーナとリコが勤める雑貨屋
◆種族について
[人型種]
・人族 :平凡な種族だが補助魔法が発現しやすく、生活基盤を支える種族
(男性の身長が平均で160cm台、女性が150cm台)
・獣人族 :獣族とのハーフと言われ、身体強化の種族スキルを持っている
(種によって大きく異なり男性は190cm台~160cm台
女性が170cm台~140cm台で耳の高さは含まない)
・鬼人族 :オーガとのハーフと言われ、肉体強度がとても高い
(男性が平均で2m前後、女性は140cm台)
・エルフ族:精霊とのハーフと言われ、マナの量が多くレア魔法が発現しやすい
(古代エルフ:男150cm台、女140cm前後
ハイエルフ:男170cm台、女160cm台/無冠エルフは人族と同じ)
・小人族 :妖精とのハーフと言われ、小柄で器用だが力は弱い
(男女とも110cm台)
・竜人族 :竜族とのハーフと言われ、各地を転々としており数が少ない
(男性が180cm台~170cm台、女性が170cm台~160cm台)
[原種・人型](※獣族とオーガ族は絶滅した)
・妖精族 :薄い羽の生えた身長20~30cm程度の種族で、近くに居るものに様々な効果を与える
[原種・不定形]
・精霊族 :自然界に存在するが人の目に映ることはなく、エルフがその気配を感じられる存在
[原種・竜型]
・竜族 :大きい!強い!格好いい!(byタンバリー)
◆魔物について
汚れたマナが集まって動物や昆虫に擬態する疑似生命体。形は元の動物に似ているが、目が燃えるように真っ赤に光っているのが魔物の証。元になった動物由来のレアアイテムを落とすことがあり、買取金額はかなり高価。魔物はダンジョンでしか生存できないが、極稀に地上に適応したものはハグレと言われ、ダンジョン内の同一個体より凶暴。
◎魔晶:汚れたマナの結晶(金属に混ぜたり資材の一部にしたりすると様々な効果がある)
・黒:燃焼性向上
・赤:鋭利上昇
・緑:軽量化
・青:耐久上昇
・黄:マナ伝導率向上(魔道具の原料)
・水:薬の材料(状態異常回復)
・紫:薬の材料(解毒系)
・白:薬の材料(回復系)
大きさはビー玉~野球のボール大で、ドロップ率は黒>赤・緑・青>黄・水・紫>白の順になっていて、強い魔物ほど品質が良くなりレアカラーも出やすい。
◆この世界の暦について
1年は360日で8ヶ月あり、ひと月は45日
季節は大きく4つに分かれている
◎冬の季節(新年)
白 月 [寒い地方では雪が降る]
◎春の季節
緑 月 [暖かくなってくる]
水 月 [雨が多い]
◎夏の季節
青 月 [晴天が続き過ごしやすい]
赤 月 [泳げるくらいの気温]
◎秋の季節
黄 月 [収穫の季節]
紫 月 [寒くなってくる]
◎冬の季節(年末)
黒 月 [曇りの日が続く]
◆この世界の時間について
一色は地球換算で三時間
黒 時 :0~2時(未明)
赤 時 :3~5時(明け方)
緑 時 :6~8時(朝)
青 時 :9~11時(日中)
黄 時 :12~14時(昼)
水 時 :15~17時(夕方)
紫 時 :18~20時(宵の内)
白 時 :21~23時(深夜)
◆ギルドやランクについて
この世界の冒険者ギルドは、住人の管理をする役所的な役割と、仕事を斡旋する職業案内所を兼ねている。ここで発行してもらうカードは住民票の意味もあり、職種によってはそれぞれの組合へ追加登録することがある。
依頼達成や各種報告の虚偽を判別するため、特殊な彩色石を用いた感知魔法が使われているが、一般の冒険者にはほとんど知られていない。
ランクは8種類存在し、級位・段位・階位に分かれている
一般にはギルドカードの色で呼ばれる
◎初心者(級位)
お店や職人の手伝い、清掃や採集などが主な依頼
白 級 [初級:見習い]
青 級 [並級:駆け出し]
◎冒険者(段位)
魔物討伐や探索や護衛任務などが主な依頼
水 段 [下段]
緑 段 [中段]
黄 段 [上段]
◎上級冒険者(階位)
国や要人からの依頼など高難度なものが受けられる
赤 階 [下階]
紫 階 [中階]
黒 階 [上階]
◆魔法体系
竜人族など一部の特殊な種族を除き、人は何かしらの色を授かっている
色は[黒・赤・緑・青・黄・水・紫・白]の8色
◎黒色[生活魔法]
体を綺麗にしたり、明かりをつけたり、生活に関する魔法
発現する魔法はランダム
◎赤色[攻撃魔法]
飛翔系・具現系・設置系の三種からランダムで発現する
火・風・土・水のいずれか一つの属性だけしか使えない
※獣人族が発現しやすい
飛翔系【弾・球・矢・刃などに属性を付けて飛ばす】
具現系【剣、槍・槌・斧などの武器を呼び出す】
設置系【狙った場所に属性現象を出現させる
火:地雷|風:竜巻|土:土針|水:水壁】
◎緑色[補助魔法]
自分の能力を向上させる魔法
身体系・技能系・生活系の三種からランダムで発現する
火・風・土・水のいずれか一つの属性だけしか使えない
※人族が発現しやすく、獣人族は発現しない
身体補助【火:筋力|風:俊敏|土:耐久|水:持久】
技能補助【火:鍛冶|風:生産|土:採掘|水:漁業】
生活補助【火:料理|風:掃除|土:栽培|水:洗濯】
◎青色[障壁魔法]
ある程度の範囲をカバーできる結界を作り出す魔法
物理・魔法・状態異常の三種からランダムで発現
属性による効果は共通
火:範囲拡大|風:発動遅延減少|土:耐久向上|水:持続時間増加
◎黄色[付与魔法]※レア魔法
対象に異常状態を起こす魔法で、属性の影響は受けない
成功率は四割から五割で、使い勝手はあまり良くない
発動時に触れる彩色石によって効果が変化する
赤石:筋力低下
緑石:命中低下
青石:耐性低下
黄石:麻痺
水石:沈黙
紫石:毒
◎水色[感知魔法]※レア魔法
一定範囲の状況を知ることが出来る魔法で、属性の影響は受けない
発動時に触れる彩色石によって効果が変化する
赤石:敵意[主に魔物用だが人にも有効]
緑石:安地[魔物の湧かない場所がわかる]
青石:生体[人命救助用]
黄石:危険[瘴気や汚染水などがわかる]
水石:水源[川や池だけでなく地下水もわかる]
紫石:魔力[魔力を帯びた道具などを探せる]
◎紫色[空間魔法]※レア魔法
収納しか発現しない
収容量は個人の持つマナの大きさで決まる
◎白色[治癒魔法]※激レア魔法
傷の治療は出来るが、状態異常は治せない
◆古の言語や太古の歴史
◎言語
・神代文字
漢文に近いイメージで、文節や品詞の使い方が現在とは異なる。
・前史エルフ語
エルフ族だけで使われていた独自言語で、くずし字に近いイメージの縦書き文字。
・音集言語
妖精の使う魔力が乗った特殊な言葉を、文字の大きさや線の太さで再現した言語。
・古代竜言語
象形文字に近いイメージで音象徴表記の一種。
◎年表
旧0000年:世界の誕生
旧XXXX年:様々な種族の誕生
旧XXXX年:流れ人の女性による、新人類の誕生
旧XXXX年:流れ人による地脈源泉結界と転移装置の完成
新0000年:二つの大陸を海に沈めた大地殻変動(文明断絶)
新XXXX年:リューシエ大陸に少数残っていた鬼族と獣族が絶滅
大地殻変動とは自転軸の変化。
(リューシエ大陸が沈まなかったのは地脈源泉結界のおかげ)
星に四季が生まれ、寒さに弱い鬼族と暑さに弱い獣族が適応できなかった。