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異世界設定中~俺のヒロインはモザイク必須~  作者: 神太郎
第1章 ヒロイン設定中
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その7

そこはどこまでも続くような白い空間であった。

正義まさよしくん」

ぼくを呼ぶ声の方に顔を向ける。

「き、君は!」

そこには、なんと昼間のあの美少女がいた。

「正義くん、あの私、サ・ラミって言います。あのカプセル、自分じゃどうにもできなかったし、開けてくれて本当にありがとうございます」


「いやいやいや、礼なんていいよ」


「いえ、それでは申し訳が立ちません」

そこまで話して僕は気づく。


「あれ、ここどこだ」


僕は、すっかり日が昇り暑くなった自分の部屋のベッドの上にいた。

汗を大量にかいていたのか、顔を擦ると、ベトベトしていた。

時計を見ると、補習の時間はとうに過ぎていた。

だが、今日からお盆休みなので学校には、行かなくてもいい。


でもなんか時計から手を離した時に、糸引いたような…


ああ、不思議な夢だったなぁ。でも、いろんな意味で衝撃な出会いだったし、夢に出てきてもおかしくないかぁ

……

なんかさっきから何かに見られているような気がする。

ふと、僕はなんの気なしに自分の学生カバンの方を見た。

結果から言おう。

そこには普通の勉強机のそばに置かれた、普通の学生カバンから…

肉片がはみ出していた。

「………」

絶句した。

そして、

“こんにちは”

そんな普通の挨拶が、()()に響いた。


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