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第四章 ご褒美でたよ八神さん

文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。

 しかし一つ思うことがある。

 たしかに異界に行ってる時は帰って来た時

 の時間の差は無い。

 だが実際は俺の体は活動してるのだ。

 今日でもおもいっきり走ってどんぶりやは

 しをなげて人には聞かせられない話だ。

 だから当然のごとく起こることが起こる。

 「うー腹減った。」

 「ボン。」

 「なななんじゃ。なんじゃこりゃ。うおー。」 

 そこにはでかいラーメンのどんぶりがあっ

 た。

 思ったことは何も無い部屋でよかった。

 どんぶりをのぞいてみるとラーメンの汁が

 たっぷりと入ってた。

 「おおのれさど女め。」

 注)佐渡女ではありません。

 「飲めないのに出すとはいやがらせにもほ

 どがある。」

 「だれがさどおんなじゃ。だれがおもてで

 んかい。」

 はっいけない。

 あ今はしゃべっても声は聞こえないんでし

 た。

 「ふふふはははははははははははは。はっ

 ははははははははははは。」

 とうとうこわれたんでしょうか?

 さすがに気の毒になってきましたね。

 これはここでリタイアでしょうか?

 「さど女やぶれたり。」

 「おどれなにをぬかしとるんじゃ。しばき

 まわすぞこらー。」

 あなんかすっきりしました。

 「ラーメン好きの俺をなめるなよ。」

 「いったい何を言ってるんでしょうか?あ

 ほのことは理解できません。」

 台所に向かいます。

 鍋を出しました。

 鍋に先ほどのスープをくんでます。

 コンロに火をつけてあたためます。

 こんどは冷蔵庫から麺をとりだしました。

 別の鍋で湯をわかします。

 湯がわいたのでザルを置いて麺を入れます。

 時間を見てザルを上げ充分湯切します。

 ラーメンのドンブリを出して鍋で取った汁

 を入れます。

 ドンブリに麺を入れます。

 さらに冷蔵庫からチャーシュメンマネギを

 取りだします。

 「あれは何をやってるんでしょうか?」

 「よし。」

 続いて具材もいれます。

 「はい。か完成です。」

 りっぱなラーメンが出来ました。

 食べてみます。

 「うーうまうまうま。」

 「馬がどうしたんでしょうか?理解できま

 せん。」

 「これは幻と言われたスープよりうまいで

 はないか直接は飲めないが麺を浸せば味わ

 えるじゃないか勝った勝ったぞ俺は。」

 「なるほどそういうことですか。だがこれ

 はかぎりなく黒に見えますがグレーなので

 セーフ―ですね。だいたい私が作ったルー

 ルではないのでこちらとしては何にもでき

 ません。それにめんどくさいのでする気も

 おこりません。」

 うんしかし問題がある。

 この大量汁をどうするべきか?

 しかも毎回手に入る。

 そうだ俺には三つのしもべがいた。

 やつらを呼ぼう。

 メールを送ります。

 内容はうまいラーメンがくえるぞとこれで

 いい。

 後はまつだけだ。

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