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続くかもしれない短編達

魔女の憂鬱

作者: 文月 譲葉

 ある日魔女は溜息をついた。暑い、暑い真夏のある日、部屋の窓から空を見上げ・・・

 

 「本当に世界は美しい。触れられれば良いのだがな・・・此処から出る事の出来ぬ私には()と眩し過ぎる。全く、人間とは残酷な生き物だな。閉じ込めるのであれば窓など要らぬであろうに・・・」

 

 そう呟きつつも、魔女は窓の外を眺め続けていた。





 窓の外の世界は、遠くまで広がっていて。触れたくて、世界を肌で感じたくて、外に出る事の叶わぬこの身が恨めしい。命を絶つことも考えた。実際に行動も起こそうとした。でも・・・できなかった。

 この館にかけられた魔法が、私の行動を制限する。外に行くことも、死ぬこともできない。ただ過ぎゆく日々を、窓の外の世界を、眺め呼吸いきをするだけ。これでは人形と同じではないか・・・



 泣きそうな顔で、魔女は窓の外の世界を眺め続ける。



     誰か・・・私を此処から連れ出して・・・



 そう呟く声は誰にも届かない。世界から隔離された魔女は、今日もまた窓から世界を眺める。いつか外の世界に触れることを夢見て。。。




******


魔女

元々は森の中にひっそりと住んでいた。

特に悪いことも善いこともしてない。

毛先は赤色に近い黒髪。グラデーションがかっている。

瞳はスミレ色

丁度狩りに来ていた王に見初められた不運な女性。

見初められたがその場で断った

 いやそんなモノ望んでないんで。欲しいモノは平穏な日々なんで。貴方と関わったら平穏な日々が遠のくじゃない。

その為、強力な時の魔法がかけられた館に閉じ込められた。



魔女の閉じ込められた館

強力な時の魔法が掛かっている

王の子孫のみが入ることが出来るが、子孫達は館の存在そのものを知らない。だから魔女は数百年経った今も閉じ込められたまま



魔女を見初めた王

為政者としては能力が高かったが、性格は難ありだった

魔女に対して

 お前・・・気に入った!私の女にしてやろう

的なことを言い放った

断られたので

 赦しを乞え。さもなければ此処からは出られぬぞ

と、魔女を閉じ込めた

勿論魔女は赦しを乞わなかったのでそのまま閉じ込められた

魔女のことは子孫に教えるつもりだったが、その前に死亡。魔女哀れ。



読んでくださってありがとうございました!


以上、譲葉でした!

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