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ウォーカーさんと廃トンネル  作者: 桜木 はるか
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ープロローグー

多分、小学校低学年くらいまでの将来の夢は誰からも頼りにされて弱いものには手を差し伸べて颯爽と悪い奴らを倒すヒーローになりたい。そう書いていたはずだ。

今もそれは変わらないが中学2年生にもなってそんなことはすでに書けなくなっていた。

正反対の僕自身だから自然とため息をついてしまう。

どっちかっていうと、幼馴染の女の子に守ってもらいその子が標的となっている羽目だ。

その子にも先日冷たい目で見られ辛い。

なんだよ、幼馴染のフラグなんて二次元だけじゃないか・・・


「ねぇ、ウォーカーさんって知ってる?」


今日も僕は教室の自席で顔を伏せていた。

一人で寂しいから寝たふりをしているんじゃない。こうやって情報収集をしているのだ。

何時かこの学年で一番大きなグループに情報提供して教室に混乱を招いてやる。

女子の噂話は特に良いので聞き耳を立てている。


「知ってる!今流行ってる都市伝説でしょ!?」


ほう、都市伝説か。

そういえば小学校の時はこっくりさん流行って学校で禁止になったな。

あとはなんか、ホラー系小説の真似事を女子たちがしていた気がする。


「私の先輩の友達の友達がね、ウォーカーさんに願い事して叶えてもらったらしいよ!大学生の彼氏できたんだって!」


おまわりさんこっちで・・・いや、先輩の友達の友達だろう?まだ事案にするのは早い。

それにしても、願いの叶う系か。けどなぁーfriend of friendは話を大まかに脚色しているからいまいち信憑性に欠ける。


「でも、願いを叶えてもらったら大事なものなにかなくすんでしょう?」


ほう、等価交換ってやつか。そのウォーカーさんもただじゃ動いてくれないのね。


「何を無くすか決まってなくて、唐突になくしちゃうんだって。最悪命も・・・」

「じゃ、その人危ないんじゃ・・・」

「ううん!もう無くして生きてるから平気だよ。」


命をかけてまで、リア充になりたいか・・・

はい、ちょっと憧れます。


「ウォーカーさんの呼び出し方はね・・・」


以外に簡単だった。鏡の前でお前はウォーカーさんだというだけらしい。


僕は休み時間が終わって授業が始まる頃、本当に眠ってしまって倉庫の掃除をさせられることになった。

幼馴染も一緒だ。コイツも僕のせいで今教室でひとりらしく俺と同じことをしていたようだ。

掃除中、古い鏡を見つけた。眼鏡をかけたさえない僕がくっきりと映る。

もし、本当にあの都市伝説が叶うなら僕には一つ叶えたいことがる。


「お前が、ウォーカーさんだ。」

ぞわりとした。なんだ、この全身を駆け巡る冷たいものは。

「ばか、早く掃除しろ。ばか。」

それは、まぎれもなく幼馴染からの冷たい視線だった。

そのあと。僕はまじめに掃除をすると家に帰り。一通りすますと布団に潜った。

ひどく疲れた。体力なんてないのに、力を仕事をしたからだ。


(担任め・・・。いつか・・・)


気が付けば眠っていた。



PC整理していたら出てきたので倉庫代わりにしつつ通勤・通学のお供になればいいなと思い書いていきます。

駄文・脱字が多く語彙力少ないですがよろしくお願いします!

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