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遥かなる彼方より

作者: 瑠稀

貴方は感じ取ることが出来ますか?


幾千の時の流れの先に見た


全ての生命の営みを…


この儚く小さな星達に見守られ


絶え間無く未来へと歩み続けた僕達に


消えかけながらも僅かに残る進化の証を


この地に生を受けることが出来た貴方


いづれ気付く時が訪れるでしょう


己の志すべき真実(みち)


(あか)く燃ゆる太陽に目覚めの兆しを感じ


再び陰と煌めきが(いざな)う月の輝く世界へ…


遠き過去より繰り返される


果てしなき時の流れの中で


微かに感じる小さな鼓動達


僕の見つめる瞳の行方


その先にある貴方しか知らない未来(みち)を信じて…

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