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フォーク男性シンガー

準愛

作者: 歌川 詩季
掲載日:2026/04/26

 愛に準じたもの、です。

 きれいごとを恥ずかしげもなく

 ならびたててやる度胸はねえ

 ふとした軽口(かるくち)まで約束にされて

 責任とらされちゃたまらねえ


 好きか 嫌いか たずねられちゃあ

 きまってるだろと ことばを濁すし

 かといって そっちから

 好きだと言ってくれなきゃ むくれもする


 こんな愛にも満たないけど

 どっか愛にも似ている

 おれの想い おれへの気持ち

 きみの想い きみへの気持ち

 まるで愛とは呼べないけど

 捨てたもんじゃねえな



 うらみごとは尽きるわけもなく

 なすりつける気は微塵(みじん)もねえ

 意図した沈黙ほど素通りをされて

 固意地(かたいじ)をはられちゃたまらねえ


 好きだ 好きだと くりかえしゃあ

 聞き飽きたわよと つれないそぶりで

 かといって こっちから

 好きだよと言ってやらなきゃ 離れてくか


 こんな愛とはほど遠くて

 どっか愛とも近いよ

 おれの気持ち おれへの想い

 きみの気持ち きみへの想い

 まさか愛とは腹ちがいで

 うりふたつじゃねえか

「かたいじ」は誤字ではなく、意固地とのこじつけた漢字です。


挿絵(By みてみん)

制作:ひだまりのねこ先生

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― 新着の感想 ―
 準えし愛は心を撫ぞりけり  謎の掛け合いなぞ相知らず  お互いに理解しているのかしていないのか、そんな微妙な距離感ですね。着かず離れずの牴牾しい恋愛あるある?(苦笑)
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