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 具体的にどうすれば良いのかわからなかったが、とりあえずコンビニで女性用の下着を買ってお供えをした。

「明日は女性客をたくさんお願いします!できれば若くて綺麗なひと!」


 確かに若くて綺麗な女性客が多かった。

 しかしやたら機嫌が悪い。半ヘルが臭いだの、サスペンションが悪いだの、排気音がうるさいだの、遅いだの、信号待ちで止まると他の車から見られるのが恥ずかしいだの、対向車のフォグランプが眩しいだの、とにかく文句が多い。

 金払いも悪く、万券で釣りを寄越せと5回連続で言われたりもした。


 疲れた。

 期待していたのと違うし、酔客とは別の気遣いが必要で厭になった。

 しかし効果があるのは分かった。

 やたら気前の良い神様がいたものだ。

 なんとなく傾向が掴めてきたので、おれは休憩がてら例のお社を見ながら、明日はどんな客が欲しいかを考えてみた。


 願いごとはけっこう聞いて貰える。

 お供えをしたものに関連する。

 ただ、範囲の指定なんかは必要らしい。


 つまり、金払いの良い若くて綺麗で不機嫌じゃないシラフの女が良ければそう指摘すると言う事だ。

 おれはコンビニまでバイクを走らせた。そして新品の女性用下着と野菜スティック、プロテイン飲料と蒸し鶏を買い、お社にお供えをした。

「明日は若くて綺麗で不機嫌じゃないシラフの金払いが良い女の人をお願いします!」

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