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特殊召喚士は無双したい~この世界で唯一の召喚士だから~  作者: アルふぁん


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No.8 ナポレオン流・鍛錬

午前の鍛錬を終え、みんなで昼食をとり終えた時


ナポレオン

「アイン様、ただいま戻りました。」

玄関のドアが開き、ナポレオンが帰ってきた


アイン

「ナポレオン、おかえり!お昼ご飯はどうする?」


ナポレオン

「私は召喚されし者ですので、食事は必要ありませんよ。」


アイン

「へぇ。ご飯食べなくても生きていけるんだぁ。」


ナポレオン

「はい。アイン様が生き続ける限り、私は不死です。一定のダメージを喰らうと強制帰還されます。ダメージ修復には12時間必要となります。12時間経過すると、再度アイン様の前に顕現出来ます。」

うん。全然その辺の事知らなかったよ。

ダメージ貰い過ぎると12時間居なくなっちゃうんだ。

ふーん。そうなんだ。今更驚かないけどね。


俺は心で泣いた


アイン

「それでも。食事は同じテーブルを囲い、一緒にとりたい!だってもう家族だろ?」


ナポレオン

「分かりました。アイン様の望むままに!」


アイン

「ありがとう!それで。ナポレオン、色々周りみて来て、どう考えた?」


ナポレオン

「はい。それでは私なりの考えを提案させて頂きます。」


ナポレオンの提案はこうだった


・まず、攻め込まれて来ても良いように、村を囲う柵の強化。


・鍛錬方法の変更。

足の遅い歩兵は距離を取られ遠距離から攻撃してくる弓兵に弱い

足は早いし、武器の取り廻しは良いが、一撃が弱い騎兵は、硬いガードの歩兵に弱い

戦場を疾走し、なかなか目標の捉えにくい騎兵に対して、弓兵は弱い


この事により、

剣の鍛錬をしていたゴブは弓兵さんと鍛錬を


槍の鍛錬をしていたゴブンは歩兵さんと鍛錬を


弓の鍛錬をしていたリンとゴブリは騎兵さんと鍛錬を


俺とドゥック・ハナはナポレオンが鍛錬する事になった


鍛錬により俺の戦闘力が上がれば、兵隊さん達のLvも上がるらしい

そして、ナポレオンのレアリティはSだそうだ。兵隊さん達はC。


今後、食材の確保は、兵隊さん達にお願いする事になった。


アイン

「分かったよ!それで行こう!」


午後からの鍛錬が始まった



ゴブ

「はぁ...はぁ...はぁ...はぁ...、飛んで来る矢を盾で防ぐ事で精一杯だ...弓兵と距離を詰めて攻撃に転じたいのに、全く歯が立たない...」


ゴブン

「はぁ...はぁ...はぁ...はぁ...、あの大きな盾のせいで、一撃も通らない...一瞬でも気を抜けば...あの歩兵の剣でカウンター喰らえば、俺は一溜りもない...」


リン

「...っ!また外したっ!馬の脚が早すぎで、全く当たらないッ!!弓が尽きてしまえば、私達...」


ゴブ達は大苦戦だ。

ナポレオンが言う通り、

歩兵は騎兵に強く。騎兵は弓兵に強く。弓兵は歩兵に強い。

この三竦みの適正を瞬時に見抜き、鍛錬に取り入れるあたり。さすがナポレオンだ。


そんな俺も疲弊していた。


サーベルを片手に持ったナポレオンへ、どれだけ攻撃を出しても、すべていなされる。

身体強化したドゥック達が裏から攻撃をしてスキを作ってくれるのだが、ナポレオンには全く効果がない。


ナポレオン

「そろそろ鍛錬を切り上げて、柵の強化をみなさんでやって行きましょう」


アイン

「はぁ...はぁ...、おーけぇー。良し、今日の鍛錬はここまで!ナポレオン、ありがとう!」


夕暮れまでの2時間、みんなで柵の強化に大工仕事をした。

その間、兵隊さん達が食料を確保してきてくれた。


とても負荷の強い、とても充実した鍛錬の日々が続いた。


そんな生活を続け、更に20日ほど経ち

ようやく村を囲う柵の強化が終わった


強化と言っても、木を積み、出入り口を1箇所に絞り、攻め込まれても、その出入り口をみんなで死守しようって創りなんだけど、

それでもみんなで一生懸命考え、出来上がった柵を見るのは、少し誇らしかった

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