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特殊召喚士は無双したい~この世界で唯一の召喚士だから~  作者: アルふぁん


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No.57 猿魔導王との対峙

シュンに連れられ山を登る事数時間

俺達は神の鳥シェフィーラの巣に到着した


シェフィーラの体毛は燃えあがり、しかし、心地の良い熱量であった


ジャンヌ

「あっ!この鳥、この前荒野で見た奴じゃない!?」


アイン

「あぁ!そうだね!俺達の頭上を飛んでた綺麗な鳥だ!!」

俺は心の中でホッとした。


《 食べなくて良かった!!!!!! 》


関羽

「やはり神聖な鳥であったか。」

関羽が察して、食べようとした事は黙った


シェフィーラ

「強き人族よ。我を助けに参ったか。」

しゃべった!!

なんとも優雅な声だ


アイン

「猿魔導王が誕生したと聞き、退治に参りました!」


シェフィーラ

「良い心掛けじゃ。我が子孫もそろそろ孵化する。頼んだぞ。」

神の鳥はそういうと炎の勢いを上げ、大きな卵を包み込んだ


シュン

「シェフィーラ様は我らフェ一族が必ずやお護り致します!」

シュンは片膝を地面に着き、頭を下げた


アイン

「ところで、その猿達はいつ頃攻め込んで来るんだ?」


シュン

「シェフィーラ様が言われている通り、間もなく卵は孵化致します。孵化する前に、必ず卵を略奪に来るかと思います。少しここで待機してみましょう。」

俺達は巣の前に陣取り、何時間も待った


遠くの山々が騒がしくなった

多くの木々が揺れ、近づいて来る


シュン

「多分…来ました...」

シュンは剣を抜き、構える


アイン

「大丈夫だよ!約束通り、俺1人でやるから!」


諸葛亮

「アイン様、お気を抜かず。」


アイン

「大丈夫!いざとなったらみんなに助けて貰うからwww」

俺はそういうと、ドフに特注で造って貰った日本刀を抜いた


アイン

「やっぱ日本人には日本刀だよなぁ〜。関羽の青龍偃月刀(せいりゅうえんげつとう)見ながら、カッコイイなぁって羨ましかったんだよなぁw」

俺は心の声がダダ漏れであった


「キキーッ!キキーッ!キキーッ!」


凄まじい数の猿の鳴き声がこだました


アイン

「来た来た。」


数百匹の群れで猿魔がやって来た

先頭に立つ猿魔導王は右手をサッと上げ、前進する猿魔達を制止させた


猿魔導王

「人族め。そこをどけ。」

地響きのような声でキバを剥き出し威嚇しながら猿魔導王がしゃべった


アイン

「初めまして!そして、その意見は聞き入れられないよ。これは正式な依頼だからね。さようなら。」

俺はそう言うと羽扇子を思いっきり仰いだ


「ぶわぁぁぁぁーーーーーんっっ!!」

巨大な突風が巻き起こり、小さな猿魔達は次々に後方の山へ吹き飛ばされて行く


猿魔導王

「くっ!」

しっかりと地面に爪を立て、踏ん張る猿魔導王

身体の大きな猿魔達も、猿魔導王の後ろに隠れ踏ん張り留まった


「ウキーっウキーっウキーっ!」

次々にキバを剥き出し威嚇してきた


猿魔導王

魔導氷牙(まどうひょうが)

猿魔導王は魔導を唱え、図太いツララを形成し、俺に撃ち込んで来た


アイン

「おっと!危ないっ!」

俺は横に飛び跳ね、なんとか氷牙を避けきった


「ん?」

氷牙に気を取られ、正面に居たはずの猿魔導王を見失った


猿魔導王

魔導炎球(まどうえんきゅう)

俺の真上から、猿魔導王が火球を落として来た


アイン

「いやぁ、舐めてちゃダメそうだね。さっさとカタを付けよう。」

間一髪で火球を避けた

無数の猿魔達が爪を立て襲ってきた


アイン

「アルティメットスキル《神の声》神よ!換装されたまえ!」

俺はジャンヌのアルティメットスキルを唱え、神を換装した


アイン

「見えるよ。」

目が焼けるように熱くなり、真っ赤に発色した

《未来視》

ジャンヌのスキルで神を換装すると、未来が見える

身体的負担が大きいので、短期勝負で無ければならない


全ての猿魔の爪を避け、猿魔導王の懐へ飛び込む


「がきーーーーんっ!」


俺は日本刀を一振浴びせたが、猿魔導王は風障壁を発生させ、俺の刃を退いた

猿魔導王と言う名に相応しく、魔導の質もとても高い

そこら辺のS級魔導士レベルであろう


アイン

「うん。強いね。それじゃあ。」


「アルティメットスキル《ボーフメーチ》」

ネフスキーのアルティメットスキルを唱え、俺の攻撃は最強の鉾となった


「アルティメットスキル《ビスペッカトゥム》」

続いて、スキピオのアルティメットスキルを唱え、デバフをばら撒く事にした


アイン

「身体強化の最上級の換装と、最強の鉾、どんどん進む君たちの退化。すぐ終わらせるよ。」

俺は日本刀を構え、凄まじい勢いで猿魔導王へ切り込んだ


猿魔導王

「ウルティマスキル《共鳴》」


「ウギぃぃぃぃぃぃーーーーっ!!」


凄まじい咆哮を吐いた

周りの猿魔達は次々に泡を吹き、失神して行った


アイン

「うん。見えてるんだよ。お前が次、何をしようとしてるか、全部分かってる。」

俺は耳に身体強化を特化していた

《共鳴》は俺の鼓膜には届かない


猿魔導王

「くそっ。障壁してるだろ」

俺の一振が猿魔導王の右手を(かす)める


アイン

「障壁なんて、もうなんの意味も持たないよ。俺の攻撃は必ず届く。」


「だらーん。」

猿魔導王の両腕は力を無くし、垂れ下がった


猿魔導王

「何をした!!?」


アイン

「デバフだね。両腕に来たのかな?なんだろ?麻痺か、重力か。スキピオなら分かるかも!俺には分かんないや!」

俺は次々と斬撃を猿魔導王に打ち込み


猿魔導王は

目が見えなくなり

猛毒を喰らい

腐食が始まり

身体は地面に拘束され


見るも無惨な姿になっていた


猿魔導王

「だ...ずげで...」

猿魔導王は懇願した


アイン

「換装解除!ふう!ギリギリ!!」

俺は肩で息をし、ドバッと疲労感が押し寄せた


ジャンヌ

「アイン様!大丈夫ですか!?」

ジャンヌが心配して、遠くから声を掛けた


アイン

「ジャンヌありがとう!今回は大丈夫だよ!!」


猿魔導王

「だ...ずげで...」

猛毒に犯され、ゴポゴポと血を吐きながら猿魔導王は懇願を続ける


アイン

「もう、助からないよ。これはフェの国からアイン王国への正式な依頼だ。手を抜く訳にはいかない。」

俺は振り返り、シェフィーラの巣へ戻って行った


猿魔導王は見る見る腐食し、骨すら残さず消滅した


シュン

「...ありえない...1人で...アルティメットスキルを3つも...ありえない...」

シュンは膝をガクガクさせながら呟いた


諸葛亮

「シュン殿。「3つも」。ではありません。アイン様は「3つしか」アルティメットスキルを使用しなかっただけですよ。現在アイン様は、10個のアルティメットスキルを保有なされております。我が王は、そのようなお方です。」

シュンは泡を吹き、気を失った


アイン

「シェフィーラ様、これで無事、子育てに専念出来ますね!」

俺は神の鳥シェフィーラに微笑んだ


「ピキピキっ、ピキピキっ!」


シェフィーラが抱き抱える卵にヒビが入り始めた


「クワァーーーーーンッ!!」

小さな火の鳥が産まれた


シェフィーラ

「強き人族よ。感謝する。我が子孫はお前のお陰で無事、誕生した。名ずけを許可する。」

優しく、産まれたての火の鳥を見つめ、促した


アイン

「名ずけかぁ〜!久しぶりだなぁ〜!でも、神の鳥だから、ちゃんと考えなくちゃなっ!う〜ん...」


「「トワ」だっ!」


アイン

「トワだよ!君は今日からトワだ!俺の生まれ故郷で「永遠」って意味さ!永遠にこのフェの国から愛される神の鳥であり続けて欲しい!」


シェフィーラ

「良き名だ。」


「クワァーーーーーンッ!クワァーーーーーンッ!」

トワも大きく叫び、喜んでくれているように、俺は感じた


アイン

「よしっ!帰ろう!」

そうして俺達は、フェの国へ戻って行った


シュンは関羽に首ねっこを掴まれ、引きずられながら帰るのであった

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