No.54 ガガの町での鉱石採取体験
ガンガラの町を旅立ち、荒野から北の湿地帯を目指し旅を続けた
アイン
「東地区は荒野が広がるねぇ〜。もう少し行けば、鉱山があるんだっけ?」
諸葛亮
「ここより、あと2日歩けば鉱山へたどり着きますね。」
地図を広げ、鉱山を指さし諸葛亮が教えてくれた
ジャンヌ
「みてみてぇ〜、またおっきなトカゲが居る〜」
荒野には爬虫類系のモンスターも多い
トカゲと言っているが、規模はドラゴンか?と疑う程大きい
関羽
「ふんっ!」
関羽が軽々トカゲを両断する
アイン
「このトカゲの肉は鶏肉みたいで美味しいよなぁ〜!」
モンスター食も慣れたものだ
退治し、核と売れそうな皮などを回収し、肉は食す
冒険者の嗜みである
ジャンヌ
「そうそう!美味しいよねぇ〜!」
グランツオリオンのモンスターは全部美味しい
「ばさぁぁーーーんっ!」
大きな影が地面に映ると大きな大きな鳥が大空を飛んでいた
アイン
「大きい鳥だねぇ〜!あれもモンスターかなぁ?食べて良いのかなぁ〜?」
関羽
「カラフルな鳥ですな!食べてはならないように思います!」
ジャンヌ
「守護鳥か何かしら?あれだけ大きくなるのに、何年掛かるのかしら?」
諸葛亮
「ある程度、各大陸のモンスターは図鑑で把握して来ましたが、図鑑に乗って居ない鳥ですね。大切な鳥だといけません。辞めておきましょう。」
大きな鳥は北方向へ向かい飛び去って行った
アイン
「しかし綺麗な鳥だったなぁ〜」
その日も荒野のど真ん中へ、初回特典の一軒家を出し、冷え込む荒野の夜を暖かく過ごした
翌朝も荒野をズンズンと進んで行った
アイン
「おっ!見えて来たんじゃない!?あの遠くに見えるのが鉱山かな?」
俺は遠くの切り立った山々を指さした
諸葛亮
「たぶん、あれですね!歩いても1日は掛かりますね!ゆっくり進み、明日到着予定としましょう。」
諸葛亮の言う通り、その日の内には到着しなかった
更に1泊し、翌朝、鉱山へ到着した
アイン
「やっと着いた〜!」
ジャンヌ
「粉塵が凄いっw」
この鉱山の町ガガは、取れた鉱石の加工、輸出をメインに行う町だ
鉱山から取れた鉄鉱石や高純度の鉱石は各大陸へ輸出され、武具や各職業で必要な物、鍋など多岐に渡り活用されているとの事
諸葛亮
「このガガの町には、小さな鉱山博物館なる物があるそうですよ。宿屋を取り、行ってみますか?」
アイン
「行きたい!早く宿屋を決めよう!!」
町の中心付近にある宿屋に決め
鉱山博物館へ向かった
アイン
「すみませ〜ん!大人4人です!」
受付
「大人4人ですね!20ゴゴになります!」
俺は20ゴゴを手渡し、鉱山博物館へ入った
鉱山博物館には、ゴッゴ皇国以外で採取される鉱石の展示などもされていた
地層が持ち上げられ、その際の地層温度、持ち上げられる圧力の差によって生成される鉱物が異なる事や
その地域の魔物から放出されるオーラ、その地に住まう妖精から受ける影響なんかによって、鉱物が変異する事も学んだ
アイン
「凄いなぁ〜!そこに住むモンスターや妖精なんかの影響でも、鉱物って変化するんだぁ〜!特に気になったのは、グリンシュアー族長が治める北西大陸の炎龍が住まう地区には、とても希少な魔晄炎石が出土するってヤツだなぁ〜!旅が益々楽しくなって来たよ!」
ジャンヌ
「アイン様が楽しそうなら、それだけで幸せですわ。うふふ。」
ジャンヌが優しく笑いかけてくれた
諸葛亮
「魔鉱石採掘体験と言うのも有りますよ。」
アイン
「えっ!なにそれ、やってみたい!」
魔鉱石採掘場の入口で魔鉱石採掘体験場があった
アイン
「すみません!これやりたいです!」
受付の兄ちゃん
「あいよ!1人7ゴゴね!採掘した魔鉱石は各自1つ持ち帰って良いよ!ツルハシはそこに掛けてるヤツ好きに使いなっ!」
俺は28ゴゴを手渡し、ツルハシ片手に魔鉱石採掘体験場へ進んだ
ジャンヌ
「私ほダイヤモンドを採掘して見せるっ!」
関羽
「はっはっはっ!こんな入口には、そんな高価な物は既に残ってなかろう!」
関羽が大声でジャンヌを笑い者にした
ジャンヌ
「なんだとぉ〜」
「アルティメットスキル《神の声》」
なんとっ!!こんな所でジャンヌはアルティメットスキルを唱えた
ジャンヌ
「ここだっ!!!」
ジャンヌは勢い良くツルハシを振り下ろした
「コロコロコロっ……」
関羽
「な、なんじゃこりゃっ!?」
真っ赤な鉱物が1つ、転がり落ちて来た
ジャンヌ
「えっへんっ!どんなもんだいっ!」
真っ赤な鉱物を手に取り、ジャンヌが胸を張る
受付の兄ちゃん
「ちょっとあんたっ!それ見せてみなっ!!?」
受付の兄ちゃんが慌てて近づき、真っ赤な鉱物を手に取った
受付の兄ちゃん
「あんたっ!これ!ルビーだよ!!!!しかも、こんなに発色の良い赤っ!!!売ったら家が何軒も建っちまうぜ???!こんな入口の採掘場で見つけちまったのかい??!」
ジャンヌ
「そうよっ!えっへんっ!」
ジャンヌの胸はどんどん高くなる
アイン
「……すげぇ……」
俺達3人はごくごく普通の鉄鉱石しか採掘出来なかった
宿屋へ戻り、宿屋で用意された夕食を食べながら
ジャンヌ
「アイン王国へ帰ったら、このルビーでネックレスを作るんだぁ〜!ドフにお願いしなくっちゃ!」
諸葛亮
「そうだな。旅の良いお土産が出来たな。幸い、我らはお金が欲しい訳ではないからな。価値があると言われても。なっ。」
関羽
「そうそう。アイン様が健やかであれば、何でも良いのだ、はっはっはっ!」
俺は内心、アルティメットスキルとか反則だろ…
と心の中で呟いた
2日間、ビビの町へ滞在し、鉱物のあれこれを学んで
東地区大陸を北上し、北地区を目指した




