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特殊召喚士は無双したい~この世界で唯一の召喚士だから~  作者: アルふぁん


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52/59

No.52 マーシンの領土

俺達はゴルンの町を後にし

ゴッゴ皇国東地区を目指した


アイン

「東地区までは長い道のりだなぁ〜」


ジャンヌ

「ソドグの所へ行って、飛空艇借りちゃえばいいじゃん!」


アイン

「それも有りかも知れないけど、それじゃ目立ち過ぎちゃうし。なんて言っても、俺達はみんな《不死》だから、時間だけはいっぱいある!グランツオリオンの世界の全てを学び尽くすんだ!」

そう、俺は知識で無双したいのだ


諸葛亮

「そうですね。この身果てるまで、お付き合い致しますよ。」


数日かけ南地区を抜け、荒野が広がった


諸葛亮

「この荒野を抜けると、東地区の町へ出ます。ここからあと4日位ですかね。」


俺達は夜になると冷え込む荒野を、初回特典の一軒家を出し

ぬくぬく過ごしながら荒野を進んだ


アイン

「明日には東地区最初の町ガンガラだね!」

俺達の足は軽く、期待に胸を膨らませながら荒野を進んだ


少し先で砂煙が舞っていた


ジャンヌ

「なんだろね?」


アイン

「なんだろ?」


砂煙に近づくとサソリ型のモンスターの群れと、冒険者らしき人族が争っていた


関羽

「うむ。助けてやらねば。」

俺達は砂煙に近づいて行った


マーシン

「旅人よっ!近づくなっ!ネームドが3体も居るっ!逃げられよっ!」

ゴッゴ皇国4大将軍のマーシンがサソリ型モンスターと対峙していた

マーシンは魔導で障壁を発生させ

負傷者の治癒に専念していた


アイン

「おーいっ!助太刀しようか?」

俺は両手で手を振りながらマーシンへアピールした


マーシン

「...っ!!もしやアイン殿かっ!?」


アイン

「そーだよーッ!アインだよーっ!マーシン!助太刀するねぇーっ!」

俺はマーシンら4大将軍とは面識があった

ソドグ皇帝との度重なる会談の際に、何度も顔を合わせていた


マーシン

「かたじけないっ!!そのサソリ型モンスターはスパヤーと言って、このゴッゴ皇国の特殊モンスターに分類されている!!猛毒ゆえ、シッポの毒針にお気をつけ下さいっ!!両手の爪にも毒はありますっ!!」

マーシンが献身に負傷者の治癒を行いながら叫んだ


アイン

「分かったよぉ!ありがとう!」

俺は採取用の短剣を抜いた


ジャンヌ

「ダメよ!!」


アイン

「...んっ!?何がだいっ!?」


ジャンヌ

「ジャンケンよ!!」


アイン

「はいっ!!?」

俺は唖然とした


アイン

「緊急事態だろ!?すぐに助けなくちゃ!」


ジャンヌ

「マーシンの魔導障壁は完璧よ!絶対あんなネームドになんか壊されない!だから...ジャンケンよ!」

諸葛亮も関羽も呆れ顔でジャンケンに参加した


「じゃーんけーーん。ぽんっ!」

綺麗に諸葛亮が1人勝ちした

遠目にマーシンが呆れ顔でこちらを見ている


ジャンヌ

「くそっ!!悔しいっ!!」

そんな言葉を無視して、つかつかと諸葛亮が歩みを進め、スパヤーの群れへ近ずいて行く


諸葛亮

「まぁ、恨みの何も無いが。路銀稼ぎと思おう。」

諸葛亮が手に持つ羽扇子を上から下へ軽く振り下ろした


重圧な風がスパヤーを押し潰し、スパヤーの群れは身動き取れない


マーシン

「3体はネームドだっ!油断なさられるようにっ!」

マーシンが大声で注意を促す間、諸葛亮は次々とスパヤーの群れの頭を羽扇子で跳ねて行く


諸葛亮

「どれがネームドですか?ちょっと判断が付きませんでした。」

全てのスパヤーの首を跳ね、核の回収を始める諸葛亮


マーシン

「...規格外だ。」

負傷者の治癒を終え、ゆっくりと立ち上がるマーシン


アイン

「おーいマーシン!無事で良かったよ!」


マーシン

「ご無沙汰しておりますアイン殿。どうしてこのような場所へ?」


アイン

「あぁ!闘技場の建設中、あまりする事も無いから、旅を始めたんだぁ〜」


マーシン

「なんと!事前に言って頂ければ、お迎えに参じましたのに!このゴッゴ皇国東地区は、(わたくし)マーシンの守護領土となっておりますので!」


アイン

「いやいや!そんな大層な旅じゃないんだ!ただ、アイン王国には存在しない植物や鉱物、モンスターや歴史の勉強に来ただけだよ!」


マーシン

「さすれば、ゴッゴ皇国首都にある国営図書館への入館手続きをこのマーシンが行いましょう!」


アイン

「いやいや!自分の目で見て触れて!そんな旅がしたいだぁ!」


マーシン

「さすれば、助けて頂いた御恩。今夜は我がガンガラに有る別邸でおもてなしさせて下さい!!」


アイン

「参ったなぁ...」


諸葛亮

「アイン様、これも何かの(えん)にございます。無下にお断りするのも失礼にあたりますよ。」

うんうん。と関羽も頷く


アイン

「じゃあ、夕食をご馳走して貰っちゃおうかな!」

そう言うと、マーシンに連れられ、ガンガラの町へ向かった


道中、旅の話をマーシンにしながら、荒野は進む


ガンガラの町へ入ると、多くの町民がマーシンを出迎えた


「マーシン様!バンザーイ!」


「マーシン様がネームド討伐よりご帰還なされたぞ!」


多くの町民は、マーシンを熱烈に歓迎している


マーシン

「ゴッゴの民よ!このお方達は、我がマーシンの親愛なる客人だ!何びとたりとも失礼の無いように!!!」

多くの町民に向かい俺達を紹介した


「あのマーシン様のお客人だとっ!?」


「なんだって!あれほど、誰とも付き合わないマーシン様のご友人かっ!?」


町民は一同に動揺し、俺達を歓迎してくれた


マーシンの別邸にて


アイン

「マーシン、やり過ぎだよ!客人だなんて!」


マーシン

「アイン殿はソドグ皇帝のご友人。粗相があっては私の首が跳ね飛んでしまいますゆえ!」


アイン

「ソドグ皇帝はそんな人じゃないだろう!」


マーシン

「そうですね。しかし、このグランツオリオンが、ここまで気心なく平和になったのは、アイン殿の存在あってこそ。それは

事実です。町民や、中小国はアイン殿の事を知っていない民も多いですが。我らからすると、偉大なお方に変わりはありませんので。」


関羽

「マーシンよ。良く分かっているじゃないか。」


マーシン

「もちろんです。ここに居られる御三方で、我がゴッゴ皇国が存続危機にまで落とされる可能性もありますのでw」

マーシンが冗談を言って場を和ませてくれた


ジャンヌ

「そうね。そんな事したら、アイン様に召喚解かれちゃうわw」

ジャンヌもマーシンの冗談に付き合い、場を和ませてくれた


「パンッ!パンッ!」

マーシンがふたつ手を叩き、召使いを呼んだ


マーシン

「夕食の準備をせよ。盛大にもてなせ。」


「はっ!ただいまっ!」

マーシンの別邸に居る召使い達が豪華な食事を次から次へとテーブルへ並べ出した


諸葛亮

「豪華ですね。」


マーシン

「もちろん!ここ最近、スパヤーのネームドが一気に3体も出現し、荒野に陣取り、行商や旅人から救援要請が立て続いており、手を焼いて居たのです。本当に助かりました!」


アイン

「たまたま出くわしただけだけど、マーシンの助けになったのなら良かったよ!」

俺はテーブルに並べられた豪華な食事に手を付け言った


アイン

「ところで、ネームドのモンスターってどうして発生するの?」

俺は豪華な夕食を口いっぱいに含み質問した


マーシン

「基本的には、圧倒的な戦力差が有る下位モンスターが上位モンスターを倒し、上位モンスターの血肉を吸収する事によって、稀にネームドへと進化する事が確認されていますね。今日出くわしたスパヤーのネームド3体も、3体で上位種を狩り、捕食したモノと思われますね。」


アイン

「へぇ〜、知らなかったなぁ〜」

マーシンから様々なグランツオリオンの摂理を学び、有意義な1晩となった




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