No.5 異世界転生後、はじめての食事
ゴブ達が村人となり、俺はこの「グランツオリオン」について色々と教えてもらった
多くのモンスターが存在する事
人族・エルフ族・ドワーフ族・魔族
様々な人種が存在する事
経験や修行など様々な形で能力やスキルが全員伸びる事
多くの国が点在し、大きく分けて5つの大国があるって事
今はちょうど良い均衡が保たれていて、平和だと言う事
ゴブ達は、俺に本当に色々な事を教えてくれた
アイン
「ところで、ゴブ達は何を食べて生活しているんだ?」
ゴブ
「うーん。主に、野生の野うさぎとか果物とかですかね?」
現世で色んなアニメやマンガを見てきたけど、大体似たようなな世界線なのかな?
俺は少しずつこの世界に適応出来ているように感じてきた
アイン
「家って持ってたの?」
ゴブ
「俺たちゴブリンは定住とかしないんですよ!食べ物求めて群れで移動しながら、洞窟があれば洞窟で、何も無ければそこら辺の草むらで寝ますね!」
普通にモンスターだな。うん。ただ喋れるってだけで、俺の知ってるゴブリンだな、これ。
アイン
「へぇ、そうなんだな!今のところ1軒だけ家があるから、ちょっと狭いけど、みんなで当面はあそこの家で暮らそうか!」
外で寝させるのも心もとないし、俺1人ってのも寂しいし
ゴブ
「いや、大丈夫っすよ!俺ら、簡単な家ぐらいなら作れるんで!アイン様の近くに俺らの家建てても良いですか?」
アイン
「えっ!?家とか建てれんの?すごいじゃん!今すぐ出来ちゃう感じ?」
ゴブ
「いやっ、今日の今日完成とかではないですけど、アイン様の家ぐらいのやつなら数日あれば建てれますね!」
おい、女神ぃぃぃぃー!
俺の家はゴブリンクウォリティーじゃないかーいっ!
何が「村」だよ!!
ゴブリンが捨てたぐらいの家がちょうどあったから、ここ村にしちゃおう!ってか!?
おい、女神ぃぃぃぃー!
アイン
「そ、そうなんだ…でも!家が完成するまでは俺の家で一緒に暮らそうなっ!」
ゴブ
「アイン様、ありがとうございます!本当に助かります!」
ゴブとゴブンが野うさぎと山菜を集めてくれた
リンとゴブリが木材を集めて来てくれた
家に入り
リン
「わぁ!調理場がある!嬉しい!」
アイン
「今までどうやって料理してたんだ?」
リン
「そうですねぇ、小さな川見つけて、そこで動物や野草、果物捌いて、近くで焚き火して焼いて食べてました!」
良かった!
モンスターだから、生きた動物
バリバリ行っちゃうのかと思ってた!
知性あるゴブリンが第1村ゴブリンで本当に良かった!
アイン
「お風呂ってどうしてたの?」
お風呂は大切だ!さぁ!教えてくれ!我が第1村人よ!
ゴブリ
「オフロ?オフロってなんですか?」
おーーーーーーいっ!やっぱりかよ!クソっ!
アイン
「あのぉ、なんて言うか。体とか汚れちゃうじゃん?」
ゴブリ
「あぁ!水浴びですか!近くの川でたまにしますよ!」
ですよね。やっぱ水浴びですよね。
良いですとも。当面の目標がこれで決まった。
「「「 風呂を作る!! 」」」
頑張るぞぉぉー!
アイン
「うん。ありがとう。もしかして、今日の夕食は作ってくれる感じかな?」
リン
「はい!もちろん!アイン様には、助けて頂いた恩もありますし、こうして村へ招き入れて頂いた恩がありますので、今日から毎日!私たちがご飯を作りますね!」
うんうん!とゴブ達も大きく頷いている
アイン
「ありがとう!楽しみだなぁ!ちょっと疲れちゃったから、ベッドで少しだけ横になるね!」
ゴブ
「どうぞどうぞ!料理が出来るまでの間に、俺とゴブンとで建築用の木材を、もう少し集めて来ますね!」
アイン
「ありがとう!気をつけてね!」
ゴブ
「はい!」
ゴブとゴブンは家を出て行き、リンとゴブリの2人が料理を始める
俺はベッドで少し横になった
「モニター」
そう呟き、モニターを眺めた
名前・アイン 性別・男 年齢・18
種族・人族 職業・召喚士
スキル・召喚(次回召喚1000P)(手持ちP・4)
Lv1騎兵2
Lv1歩兵2
Lv1弓兵2
ステータス
騎兵術・1
歩兵術・1
弓兵術・1
手持ちポイントが4に増えているな
ゴブ達を村人として受け入れたからかな?
1000ポイント貯めるのに、どれ程の時間が掛かるんだろうか?
次回召喚出来るのってなんなんだろ?また兵隊さん達かな?
いや、召喚士って言うぐらいだから、「ドラゴン」とか召喚出来ちゃったりして!
そんな事を考えているうちに、いつの間にか俺は眠ってしまっていた
ゴブリ
「アイン様!アイン様!」
ゴブリが優しく俺の肩を揺すりながら起こしてくれた
アイン
「あぁ、ごめん、寝ちゃってた。」
目を擦りながら目覚めた
ゴブリ
「夕食が出来ましたよ!一緒に食べましょう!」
テーブルの上には、焼かれた野うさぎの肉と、野草で作られたサラダ、果物が並ぶ
異世界転生して初めての食事だ!ありがたい!
アイン
「わぁ!美味しそう!ありがとうね!いただきまーす!」
料理はどれも、調味料など使われておらず、
自然の食材を自然のまま食べると言った感覚だ。
それでも、1人孤独に異世界転生し、右も左も分からず
ゴブ達に囲まれて食べる夕食は美味かった!




