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特殊召喚士は無双したい~この世界で唯一の召喚士だから~  作者: アルふぁん


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No.41 神々との対峙 Part5

中央大陸アフュタール王と、アルティメットスキル保有者のアラムとイヴァの前には

傲慢の邪神プライディアと怠惰の邪神サウスが対峙していた


アフュタール

「うむ。神の類いか。なに用じゃろ?」

いつもの様にアフュタールは表情変えず、飄々(ひょうひょう)と質問した


プライディア

「我が名は、傲慢の邪神プライディア。この世界を終わらせに来た」

顎髭を蓄え、筋肉隆々な上半身裸のプライディアが名乗った


サウス

「僕はサウス。怠惰の邪神だよ。」

少年の様な、ダボついた服を着たサウスが言った


アフュタール

「この世を終わらせるとは。物騒じゃな。ワシらがあんたら神に何かしたかのぉ?」


プライディア

「お主は分かっておろう。グランツオリオンの神はお前をこの世界に介入させた。神の世界では、世界に介入出来るのは2回まで。最初のアルティメットスキルの3つ種をこのグランツオリオンに落とし、上手くいかず。2回目にお主らをグランツオリオンに転生させ、グランツオリオンは良い世界となった。」


アフュタール

「ふむ。」


サウス

「おバカな女神が、神のルールを無視して、3回目の介入をしちゃったんだよね。めんどくさいよね。僕以外の邪神でこの世界潰せば良いだけなのに。何で僕までこんな所まで降りなきゃいけないんだよ。」

急に地面に横たわり、腕枕をした


サウス

「あっ。めんどくさいから。」


サウス

「アルティメットスキル《怠惰》」


アフュタール

「ッ!!?何をした?」

急なアルティメットスキルにアフュタール達3人は身構えた


サウス

「あはははっ。大丈夫大丈夫。それじゃ、プライディア、終わったら起こしてね」

サウスは目を閉じ、スヤスヤと眠り始めた


プライディア

「まったくっ。だからコヤツと一緒に行動したくないのじゃ。」

軽蔑した視線をサウスに落とした


アフュタール

「神が神のルールを破ったから、神が制裁に訪れた。と言う事かな?」


プライディア

「そういう事だな。」


アフュタール

「それは神の中の問題であって、ワシらにはなんの落ち度もないと思うが?」


プライディア

「うむ。同情する」


アフュタール

「1度帰ってもろうて、神達で解決して貰えんかの?神が神を罰すればよろしい。我らグランツオリオンに平和に暮らす民。改めて転生されたアイン。誰も悪くないし、アインが間違って転生したにしても、この世界の平和は歪んでおらぬであろう?」


プライディア

「お主の言う通りである。しかし、1度邪神達で取り決めた「このグランツオリオンを1度平(たいら)に戻そう」と言う取り決めが覆るとは思わない。」

プライディアは案外、話の通じる邪神なのかもしれない


アフュタール

「神達が如何(いか)なるアルティメットスキルを保有しており、その威力がどれ程、強大かは分からぬが、プライディア殿もご存知の通り。ワシのアルティメットスキルは《黄泉がえり》と《マギ》を持っておる。アラムとイヴァのアルティメットスキルも化け物級じゃ。どうじゃろ。1度、お互いの猶予を持つと言うのは。ワシらグランツオリオンの主権者達も、話し合う時間を持ち、何か良い解決策が見いだせるやもしれん。ワシは無駄な争いをしとうない。」


プライディア

「さすがはこのグランツオリオンに君臨する王だな。」

腕を組み、アフュタールを見下ろす


プライディア

「その心意気、気に入った。少しの猶予を授けよう。また会おうぞ、賢きグランツオリオンの王よ」

プライディアはそう言い残すと一瞬で姿を消した


そう。怠惰の邪神サウスを残したまま


アラム

「親父。この邪神。どうするよ?」

鍛え抜かれた身体に鎧を纏ったアルティメットスキル保有者のアラムがアフュタールへ伺った


アフュタール

「ほっといて良かろう。さて。魔物退治へ向かうぞいっ!」

軽快に振り返り、大きな杖を持ちアフュタールは歩き出した



時を同じくして


南西大陸リューショー王とガンゼッツ法王の前には

色欲の邪神ジュリアがたたずんでいた


リューショー

「なんじゃお前はっ!」

目をパチクリしながらリューショーが言い放った


ガンゼッツ

「なんじゃ貴様はっ!」

ガンゼッツもつられて、偉そうに言い放った


ジュリア

「小汚い人族が偉そうに着飾って。滑稽滑稽。私は色欲の邪神ジュリアじゃ。ひれ伏せ下民」

ピンク色の髪を(なび)かせ、露出度の高い布を身に纏ったジュリア


リューショー

「邪神じゃと!?何用じゃ!この魔物共をどうにかせぇぇっ!」

リューショーは怒っている


ジュリア

「小バエが大声を出すでない。耳障りじゃ。」

汚いモノを見るような目でリューショーとガンゼッツを見下ろした


ガンゼッツ

「おぉ!神よ!この愚かでみっともない邪神を祓いたまえっ!」

首飾りを天に向け、ガンゼッツが神頼みを始めた


ジュリア

「お前はバカか?アルティメットスキルすらも持たぬお前みたいなタヌキが、神の前で神頼みか?バカバカしい。」

ため息を混ぜ、ジュリアが言い放った


リューショー

「えぇぇーーいっ!いちいちうるさい邪神じゃのっ!消えてしまえっ!」

リューショーは顔を真っ赤にして怒っている


リューショー

「アルティメットスキル《雷芯(らいしん)》」

リューショーがアルティメットスキルを唱えると、みるみる空が曇って行く


ジュリア

「アルティメットスキル《色慾》」

ジュリアがアルティメットスキルを唱えると、ピンク色のオーラが周囲一帯へ広がった


リューショー

「えぇぇえぇぇーーいっ!」

リューショーが両手を振り下ろすと無数の雷がジュリアへ向けて落ちた


「バリバリっ!ずどーーーんっ!」


雷鳴を轟かせ、煙と共に多くの閃光が飛び散った


ジュリア

「私には当たっておらぬぞ?どうした小バエ王よ。」

ジュリアは無傷


リューショー

「えぇーいっ!すばしっこい邪神めっ!」

再び両手を上へ上げる


ジュリア

「もうよい。既に決着はついておる。さらばじゃ。」

そう良い残すと、振り返り、歩き出し、ふわふわと色欲の邪神ジュリアは消えて行った


リューショー

「なんじゃ??」


ガンゼッツ

「さすがリューショー王!邪神にも引けを取らぬアルティメットスキル!グランツオリオン最強で在らせられますなっ!」

顔を赤くし、興奮気味にガンゼッツはリューショーを持ち上げた


リューショー

「当たり前じゃっ!ワシは王なのだからなっ!はっはっはっ!」


こうして、グランツオリオン6大国は邪神との対峙を終わらせたのであった




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