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特殊召喚士は無双したい~この世界で唯一の召喚士だから~  作者: アルふぁん


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No.4 初村人

「ダッ!ダッ!ダッ!ダッ!」


遠くから、ゴブリン達が俺の村へどんどん近ずいて来ている


アイン

「んっ!?ちょっと待てよ!俺、戦闘経験なんて人生で1度も無いんだけど!あっちの世界では研究とゲームしかして来なかったし!どうすんだこれ!?」

俺は再び頭を抱えた


「ブルっ!!ヒヒーンッ!!」


騎兵の馬が顔を横に振りながら鳴いた


アイン

「そうだよなっ!俺、召喚士だよな!召喚した君たちに戦って貰えば良いだけじゃないかっ!!」


「「「 ...た...けて...~っ! 」」」


アイン

「んっ???」


ゴブリン一同

「だずげでぐだざぁぁぁぁぁーーいっ!」

先頭を走るゴブリンが助けを求めている


アイン

「おーーいっ!どういう状況!?これっ!?」


ゴブリンA

「ゴブリンに襲われてますーーっ!助けてくださーーいっ!」

理解出来ない。ゴブリンがゴブリンに襲われている??

先頭を走るゴブリンが、それを追いかける一回り大きなゴブリンを後ろ手に指さしながら走って来る


アイン

「君たちの後ろに居る大きなゴブリンから守ってくれって事っ!!?」


ゴブリンA

「そうですぅぅぅーっ!だずげでぐだざぁぁぁぁぁーーいっ!」

先頭を走るゴブリンは泣き顔だ

4匹の小さなゴブリンを、5匹の大きなゴブリンが襲っているようだ


アイン

「わかったよぉーっ!加勢するっ!」

バッ!!とゴブリンを指さして、召喚した兵隊達に命令する


アイン

「兵隊さん達!あの小さなゴブリンさん達を守ってあげて!」

命令された兵隊達は一斉に動き出し、大きなゴブリンとの戦闘が始まった


まず、一足先に騎兵の騎士が到着し、手に持つ槍で大きなゴブリンを薙ぎ払う


次に、歩兵の兵隊が到着し、大きな盾でゴブリンを押し倒し、剣を突き立てた


「「 .....!! 」」


残り1匹の大きなゴブリンが反転し逃走を始めた


シュパーーーーーッン!!

2本の弓矢に射抜かれた


俺は初めてモンスターとの戦闘を勝利で飾った


アインは何もしていない。

召喚した兵隊に命令しただけだ。

それでも大喜びだった。ポジティブだ。


ゴブリン一同

「だずがりまじだぁぁぁっ!」

小さなゴブリンは泣きながらお礼を言ってきた


アイン

「助かってよかったね!でも、なんでゴブリンがゴブリンに襲われていたの?」


ゴブリンA

「ゴブリンは小さな群れで暮らしています。群れが少し大きくなると、群れで1番大きなゴブリンが進化する事が、稀にあるんです。進化して強くなったゴブリンは近くのゴブリンの群れを吸収して、より大きな自分の群れを作る傾向にあるんですよ泣 その進化したゴブリンの群れに襲われていたんですよ!本当に助かりました!」

先程まで泣いていたゴブリンは、少し落ち着きを取り戻し説明してくれた


アイン

「そうだったんだ!いや待てよ。俺もそのうち襲われる可能あるよね?怖いなぁ、怖いなぁ。」


ゴブリンA

「あなた様はお強いので大丈夫だと思います!あのぉ、お名前をお聞きしても?」


アイン

「あぁ!俺はアインだよ!召喚士なんだぁ!」


ゴブリンA

「アイン様!」


ゴブリンB

「ショウ...カンシ?」


ゴブリンC

「召喚士とはなんですか?魔法使いですか?」


アイン

「ん?召喚士って知らないの?俺もよく知らないだけど、職業召喚士なんだよね。さっき異世界転生したばかりだし。」


ゴブリンD

「ショウカンシ?イセカイテンセイ?ちょっと何言ってるか分からないですが、とてもお強い!本当に助かりました!」


俺もちょっと良く分からない。

確かに、女神様は召喚士は珍しいと言っていた。

現地のモンスターが認識出来ない程珍しいのか?

異世界転生も知らないの?どこからどこまでが常識で非常識なのか、境界線が全く見えて来ない。


アイン

「...あぁ、えーっと、うん!珍しい職業だからね!ところで君たち、名前は?」


ゴブリンA

「はい?ゴブリンですよ?ゴブリンにゴブリン以外の名前があるんですか?」

キョトンとした顔でゴブリンAが言った


アイン

「えっ?1人1人に名前ってあるんじゃないの?どうやってみんなコミュニケーション取るんだよ?」

俺もキョトンとした顔で問い返した


ゴブリンA

「えっ、みんな違う匂いだし、目線や雰囲気で全部伝わるじゃないですか?」

さも当たり前のかのように言う


アイン

「うん。よく分からないけど、もうそれで良いよ!」


ゴブリンB

「アイン様はこんな森の奥で何してらっしゃったのですか?」

不思議そうにアインに問う


アイン

「あぁ、えーっと。ここに自分の村を作ろうと思って!ほら!立派な家だって持ってるし!」

ボロ家を指さして俺は言った


ゴブリンC

「村を作るんですね!素晴らしい!」


ゴブリンD

「アイン様はお強いから!いいなぁ!私もアイン様の村に住んで、守って貰いたいなぁーっ!」

女の子ゴブリンDが目を輝かせている


これは...あれか...モンスターは立ち上がり、仲間にして欲しそうにこちらを眺めている...って奴のリアルバージョンかっ!!!

ゲーマーの俺は心をくすぐられた


アイン

「あれなら、一緒に村作ってみたりする?俺は別に良いけど?」

照れた感情を押し殺し、さも平常心のようにアインは言った


ゴブリンA

「良いんですか!!!?それはとても嬉しいです!!!」


アイン

「全然良いよ!でも、ちょっとゴブリンとは言いづらいから、みんなに名前付けて良い?」


ゴブリンA

「もちろんです!ありがとうございます!」


こうして俺は小さなゴブリン達に名前を付けた


ゴブリンAオス・ゴブ


ゴブリンBメス・リン


ゴブリンCオス・ゴブン


ゴブリンDメス・ゴブリ


我ながら良い名ずけだ!

こうして第1村ゴブリンが仲間に加わった!

さぁ!村作るぞ!!


アインは前向きである

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