No.33 世界危機なのかもしれない。
定例会議が終わり、日々は流れる
各大国の大使館も完成間近だ
ドフ達の工房も早々に完成し、アイン王国の発展も更に加速した
ジャンヌのスキルのお掛けで、入国審査もスムーズに行われ、アイン王国は結局10万人を越す人口となった
アイン
「だいぶ国も落ち着いてきたな!」
諸葛亮と関羽を連れて街を散策していた
諸葛亮
「そうにございますね。これも一重にアイン様のご人徳かと。」
関羽
「平和だな。」
武将関羽は不満そうだ
アイン
「あはははっ!平和でいいじゃないか!関羽達は、平和を求めて前世では戦って来たんだろ?平和な世を見るのも、それはそれで良いと思うけどなぁ〜」
関羽
「はっはっはっ!確かに!まぁ、アイン様が召喚された偉人達は、みな、剣技に優れておる!鍛錬には申し分無い相手がおって、ワシは嬉しいですがの!」
2mをゆうに越す《青龍偃月刀》を持ち上げ、関羽は笑った
アイン
「ところで、、偉人達の中で誰が1番強いんだろ?アルティメットスキル抜きで!」
俺は素朴な疑問を向けてみた
諸葛亮
「こればかりは、やって見ないとわからないですね。豪胆な関羽は間違いなく上位に入るでしょう。ベリサリウスも豪胆な剣技の持ち主。ナポレオン殿も素晴らしい太刀筋わお持ちですね。驚いたのは、ジャンヌ殿。彼女は若輩者ながら、自動で、無意識に身体強化を行うスキルを保有しています。戦闘になれば、意識とは別に、自動で身体強化が行われ、剣技も可憐にスキ無く舞います。」
アイン
「へぇ〜、ジャンヌを召喚した時、剣技には自信があると言っていたけど、本当だったんだ!」
関羽
「ワシには、少し軽い剣に感じるが、手数も多く、狙い所にもセンスがある。ワシら偉人に囲まれた環境で無ければ、神と崇められる程の実力は持っているかもしれぬなっ!まぁ!諸葛亮殿も、アルティメットスキル無しでも、アイン様のお命を護るぐらいの剣技はお持ちですがの!はっはっはっ!」
関羽は良く笑うから好きだ
アイン
「全ての大陸と国交も樹立出来た事だし、商業、産業だけじゃ無くて、武術の交流とかも出来たら楽しそうだね!」
諸葛亮
「それも、良き考えかと思います。各大国、中小国から代表を選出し、トーナメント方式で模擬戦を行う。こう言った交流も良い刺激になるかもしれませぬな!」
よしっ!たまには俺もいい事を言った
そう、少し上機嫌になった
そんな平和な日が続いたある日
グランツオリオンに多くの衝撃を与える出来事が起こった
突如、グランツオリオンの世界は漆黒の雲に覆われ、3日目、
各大国、アイン王国を含め、6国に大きなイカズチが落ちた
怒号と共に衝撃波が大陸中に走った
イカズチが落ちた地点には大きな祠が出現した
各大国が緊急に会議を行い
祠調査を始めた
祠からは、禍々しいオーラが発せられ、いかにも危険な香りがする
アシュタール王の掛け声で、6国の王達は緊急グランツオリオン評議会が開催された
中央大陸首都カガンセッツ王宮にて、各王が集まり、緊急会議が始まった
アシュタール王
「急な招集に応じてもらって感謝する。議題は知っての通り、出現した祠についてじゃ。」
グリンシュアー
「あぁ、祠を見て来たぜ。1階層にしか入って無いが、多くの、見た事無い魔物で溢れてかえって居たぜ。祠から魔物が出て来る様子は無かったが、1階層の奥に、下に続く階段があった」
ビアネッツァ
「迂闊には近ずかん方が良かろうの。木々達もざわめいておる。不吉じゃ。」
ソドグ
「さて、どうしたもんかの。」
場は静寂に包まれる
リューショー
「ここはひとつっ!6国最強であるアイン王国に祠の調査をお願いしよう!」
リューショー王が無責任に言い放った
みんな、申し訳なさそうな目線を送ってきた
アシュタール王
「本来であれば、《黄泉がえり》のアルティメットスキルを保有するビアネッツァに、こう言った事案は頼んでおったのじゃがの。」
ビアネッツァ
「妾でも構わぬぞ?」
アイン
「いや、ここは、新参者の俺達が行ってみるよ!何階層まであるか分からないし、どんなトラップがあるか、最深部になにがあるか分からないけど、やるだけやってみるよ!」
アシュタール王
「すまぬなアインよ。必要な物資があれば、ここに居る王達を頼ってくれ。グランツオリオン全土に関係する事柄なので、ここは助け合いと行こうぞ。」
アイン
「わかりました!ありがとうございます!何か解れば、すぐに大使館経由で報告します!」
こうして、アイン王国は突如として出現した祠の調査を始める事となったのだ




