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特殊召喚士は無双したい~この世界で唯一の召喚士だから~  作者: アルふぁん


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No.29 新事実と国交樹立

アイン王国初の外交には、なんと、ソドグ皇帝が飛空艇を貸し出してくれた

なんとも太っ腹な皇帝である。

最初に出会った王がソドグ皇帝で良かった


俺はあっと言う間に、中央大陸へ到着した

中央大陸首都カガンセッツ、アシュタール帝王の宮殿にて、外交はスタートした


アシュタール

「久しぶりじゃの、アイン。」

相変わらず、柔らかい物腰だ


アイン

「ご無沙汰しておりますアシュタール王。」


アシュタール

「出来れば、2人っきりで話がしたいのだが?良いかな?」

アシュタール王の近衛兵はこの言葉を聞き、ひとつ頭を下げ、退室した


俺も諸葛亮と関羽に目配せをし、2人も、ひとつ頭を下げ退室した


アシュタール

「アインよ。すまぬな。」


アイン

「いえ、お構いなく。」


アシュタール

「お主は転生者と言ったの。どこの星から来て、どこの国で暮らしておったのじゃ?ワシ教えてくれないか?」


アイン

「地球と言う星の日本と言う国から来ました。地球ではただただ、大学と言う学校で歴史や偉人の研究をおこなっていました。」

俺は日本での生活の事、ゲームが趣味な事、親を早くに亡くし、祖父母に育てられた事、棺を開け、異世界転生してしまった事をアシュタール王へ話した


アシュタール

「日本か。懐かしいのぉ。」


アイン

「!!!!!?」


アイン

「アシュタール王は日本をご存知ですか!!?」

俺は本当に驚いた


アシュタール

「ワシが居た頃は、徳川様がちょうど幕府を立ちあげられた頃かの。」

俺の居た時代より、約500年前の日本だ!

俺は固唾を飲み込んだ


アシュタール

「正直な話をすると。ワシと南東大陸女帝ビアネッツァは異世界転生者じゃ。」


アイン

「そんなっ!!?俺以外にも異世界転生者がいたのですか!!?」


アシュタール

「うむ。ワシとビアネッツァが異世界転生したのは、ちょうど500年前。ワシとビアネッツァの持つアルティメットスキルは同じ《黄泉がえり》じゃ。死ねぬ。今のこの時代。ワシがアルティメットスキルを保有している事を知る者も、とんと少なくなったがの。」

俯き、アシュタール王は続けた


アシュタール

「ワシとビアネッツァは《黄泉がえり》の他に《マギ》の能力を持っておる。マギとは、様々な捉えられ方をするが、ワシらの場合は「魔道士」じゃな。ありとあらゆる魔法が使える。そして戦地へ赴き、戦闘で傷つき、死んでしまっても、アルティメットスキル《黄泉がえり》によって、自動蘇生される。」


アシュタール

「ビアネッツァと異世界転生され、様々な事があった。グランツオリオンのあるべき姿を維持するため、今の5国均衡が作られ、ワシとビアネッツァはそれを維持する事に務めて来た。アインは転生する際、神様にはお会いしたかの?」


アイン

「はい。女神様にお会いしました。」


アシュタール

「なんと?女神様?男性の神様では無く?」

アシュタールは驚き、再度質問した


アイン

「はい。女神様でした!」

うーん。と少し考え込むアシュタール王


アシュタール

「ワシらが転生する際、3人目の転生者が現れる時、世界が大きく動き出す。そう忠告されたのじゃ。それが良い方向へ動くのか、悪い方向へ動くのかはワシにもビアネッツァにも分からぬが…そんな時、アインがこのグランツオリオンの世界に現れた。と言う事なんじゃ。」


アイン

「俺はどうすれば…」


アシュタール

「まずは、転生者同士、手を取り合うべきではないか?とワシは思っておる。ワシとビアネッツァが保有するアルティメットスキルもこの世の理から逸脱しておる。アインのアルティメットスキルも逸脱しておる。どうじゃろうか?ビアネッツァも同じ考えだと思う。」


アイン

「もちろんです!まず、両国に大使館を設置しますか?」


アシュタール

「そうじゃの。密に連絡を取り合う必要があるやもしれんな。」


こうして、アシュタール帝王との会談は終了し、両国に大使館が置かれ、国交を樹立する事が決定した



時を同じくして。

南東大陸女帝ビアネッツァが住まう、エルフ族首都大都市エリエラーゼ


ビアネッツァ

「クレオパトラと言ったか?分かっておろう?」

クレオパトラは俺と意識がリンクされている。全ての内容は自然と頭に入っていた


クレオパトラ

「もちろん。国交樹立に際して、中央大陸と同じ内容での書面の作成を頼もうかの。それに私がサインしよう。大使館の建設は、自らの国の職人を派遣するが良い。どこに建設するかは、ナポレオンとラムセスに問い合わせよ。」


トントン拍子にこちらは話が進んでいった。





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