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特殊召喚士は無双したい~この世界で唯一の召喚士だから~  作者: アルふぁん


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No.19 捕虜 ミュカ

北東大陸4大将軍のゼレアンを討ち

俺達は捕虜にした聖騎士ミュカを連れ、町へ帰った


アイン

「話し合いってなんなのさ?」

俺は本当に北東の大陸が、話し合いをするだけの為に使者を送ってきたのだとばかり思っていた


ラムセス

「話し合い。と言う口実に、その国の上官を自分の国へ呼び出し、人質にして様々な要求を突き通す。ごくごく当たり前の手法ですよ。もちろん、リスクもございますが。ですので、私は話し合いの場を海岸線へと指定したのです。」

やはり、俺には政治の才能が無いようだ。全くの無知である


アイン

「そんな卑怯な事して、軍人として恥ずかしくないの?」


ナポレオン

「戦争とは。勝った者が正義ですよ。お互い、自国なりの正義や譲れぬモノがあるからこそ負けられないのです。勝った方の正義だけが時代を進めます。」

深い!ナポレオンが言うと、尚更説得力がある!


アイン

「勝てば官軍、負ければ賊軍。ってやつか」

政治の世界は奥が深いな

よし。政治の世界の事は諦めよう。

俺はポジティブである。


アイン

「しかし、クレオパトラのアルティメットスキル!凄かったね!俺と同じ召喚士なの?」


クレオパトラ

「滅相もないです。アイン様のような召喚士は、この世で唯一無二でございますわ。私はコブラを2体召喚出来るのみでございます。一定のダメージが蓄積すると、脱皮し、再生する。ほぼ不死に近い能力を有しますが。」

なんで偉人達ってこんなに強いんだろうか?偉人だからか?

クレオパトラ1人で2万以上の軍隊を殲滅して、艦隊30隻を沈めたし


アイン

「でも、1番凄いのは、長命で物知りなドフ達だけどね!」

俺は知りたがりである


アイン

「ところで、このミュカって子、どうすんのさ?」


ナポレオン

「それはアイン様のお好きにどうぞ。」


アイン

「どうぞ。って言われても。俺、捕虜の扱い方なんて知らないよ!?」


ミュカ

「私は軍人だ!どんな手を使われても、皇国の情報は漏らさぬっ!」


アイン

「っ!ミュカさん!それは困るよ!せっかくなんだから、北東の大陸には、どんな種族が暮らしていて、どんな文化があり、歴史や風習、食べ物やこの島に居ない生き物の事なんかを教えてくれなきゃ!」


ミュカ

「……。お前達の領主は何を言っているんだ…?」

ミュカは困惑気味に偉人達に目をやった


ラムセス

「アイン様は元々、研究者だ。軍人や武人ではない。内政にも向いていない。剣技などはこの1年で始められた。」


ミュカ

「そんなのありえないっ!お前達より強いのだろ!?」


ラムセス

「もちろんだ。我々が使用するアルティメットスキルを全て、しかも、同等に扱える。今現在、アイン様は4つのアルティメットスキルを同時発動出来る。仮に、剣技や武術、魔導が使えなくて最強であろうの。そして、これから先も、使用出来るアルティメットスキルは増え続けるであろうの。」


ベリサリウス

「アイン様はお前の祖国の覇権などに興味など微塵もお持ちではない。」


ミュカ

「アルティメットスキルを…4つも!?ありえない!アルティメットスキルの使用者は各大国に1人づつ、中央大陸に2人だけだぞ!?それを、たった1人で4つだと!?信じない!」


ナポレオン

「別に信じて貰わなくても構わない。我らは、アイン様の命令であらば如何なる敵も討ち滅ぼすだけだ。アイン様が行けと命じれば行くし、引けと言われれば引く。アイン様が覇権を求められれば、その御前に覇権をお持ちするだけだ。」


ミュカ

「実際!こんなに多くの民を抱えて居るではないか!?私はさっき見かけたぞ!ネームドの魔狼族が軍を指揮している所を!門番だってネームドの!しかも幻級のボブゴブリン異型種だったじゃないか!」


アイン

「別に、集めたくて集めた訳じゃないよ。助けを求められたから助けて、自然と村人になって、村人が増えた結果が今さ。ネームドのゾウラに軍を持たせたのも、自然発生するモンスターから村人を守る為に持たせてるだけだし。ゴブ達がボブゴブリンに進化したのだって、たまたまだし。それより、異型種ってなに?それ、教えてよ!」


ミュカ

「異型種って言うのはな!元々ゴブリンは、ゴブリン→ボブゴブリン→ゴブリンジェネラル→ゴブリンロードと言う順番に進化するのだが、この名称の後に特質スキル、先程の門番で言うと、ボブゴブリンシールドにボブゴブリンスピアーだな!特質スキルを持つモンスターは幻級と言って、滅多に派生しない進化先なんだよ!」


アイン

「へぇ!ミュカは物知りだね!もっと教えてよ!」

俺の目は輝いた


ミュカ

「くっ!罠だったかっ!私とした事がっ!」

多分、ミュカはバカである

偉人達もミュカの事を白い目で見つめていた


クレオパトラ

「して。アイン様、この娘、どうなされますか?」


アイン

「んー。どうすればいいんだろ?このミュカって子、どれぐらい強いの?」


クレオパトラ

「そうですねぇ。ゾウラよりは強いですね。」


アイン

「んー。それは困ったなぁ。それじゃ、リンとゴブリには手に負えないか。クレオパトラにお願いしようかな?」


クレオパトラ

「アイン様の仰せのままに。拷問して皇国の情報を聞き出せば宜しいですね?」

ニコっと笑うクレオパトラ


アイン

「違う違う!拷問なんてしなくて良いよ!俺から大国に攻めに行くつもりも無いし!攻めて来られれば、もちろん迎え撃つけど、一応、捕虜だから、逃げられたらダメなんでしょ?だから、クレオパトラと一緒に暮らせば良いよ!」


クレオパトラ

「はぁ…?一緒に暮らし、この町で普通に過ごせ。と?」


アイン

「うん!そうだよ!俺、何かおかしいかな?」


クレオパトラ以外の偉人は大笑いしている


クレオパトラ

「アイン様の仰せのままに…」


アイン

「うん!クレオパトラ!ありがとう!!」


アイン

「それじゃ!今日の会議はこれで終わり!ミュカ!アパルカの餌やりの時間だから一緒行こう!」


ミュカ

「なんだと!アパルカが居るのか!?是非!」

ミュカは多分バカである


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