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特殊召喚士は無双したい~この世界で唯一の召喚士だから~  作者: アルふぁん


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No.17 アパルカとケットシー

ベルンを返り討ちにした事など、とうに忘れ

俺はのんびり暮らしていた


今日はリンとゴブリの弓の鍛錬に付き合う約束となっていた

リンとゴブリと共に、町南部の草原へ来ていた


ゴブリ

「あの野うさぎは足が早いわ!そりゃっ!」

シュッ!と弓を引き矢を射る


スパンっ!

見事命中である

そりゃそうだ。ボブゴブリンアーチャーに進化してるんだから


アイン

「…っ!あれは!なんだっ!!?」

どこからどう見ても《アルパカ》だっ!


リン

「アパルカですね」

あたかも当たり前かのようにリンが答えた


アイン

「えっ?アルパカじゃなくて?」


ゴブリ

「あははっ!アイン様、面白いwアパルカですよw」

ゴブリは大笑いである


アイン

「えぇっ!??アパルカ!?」

俺は漠然と頭の中でアルパカ?アパルカ?と繰り返した

どっからどう見てもアルパカであった


リン

「世界で、この島にか生息していませんね!尚且つ、ケットシーの家畜ですので、野生ではありませんね!」

リンが言うには、アパルカはこの島にしか生息せず、その全頭が、猫の妖精「ケットシー」の所有物、すなわち飼われた家畜なのだと言う


アイン

「可愛い過ぎるっwww欲しいっ!!!」

心の声が漏れてしまった


ゴブリ

「それは多分無理だと思います!ケットシーは妖精族でも上位種、あぁ見えて、戦闘力は竜種と並ぶと言われております!誰とも手を組まず、ケットシーは同種族としか関わらないと言い伝えられております!」

ふわふわと、目線の高さを寝そべった体勢で浮遊しながらアパルカの世話をする、真っ白なケットシーを指さしながらゴブリが言った


アイン

「おぉーーいっ!ケットシーさぁーーーん!」

俺はゴブリの言葉など無視して、ケットシーに手を振りながら駆け寄っていた


ケットシー

「なんだブサイク」

無表情でケットシーが軽蔑の目を向ける


アイン

「…!ん?ブサイク?」

俺は驚いた


ケットシー

「お前もお前の連れたゴブリンもブサイクだニャ。見てみろ俺のアパルカを。美しいニャ。」

ケットシーはアパルカを指さして言った


アイン

「俺とリンたちがブサイクかどうかは分からないけど、アパルカは本当に美しい!」

俺は興奮気味に言った


ケットシー

「ブサイクの割には、アパルカの美しさが分かるかニャ。ブサイクの中では、見る目があるみたいだニャ」


アイン

「アパルカを!1匹下さいっ!!」


ケットシー

「お前はバカかニャ?絶対にやらんニャ。そもそもブサイクは嫌いだニャ。」

ケットシーは再び軽蔑の目を向けた


アイン

「ブサイクブサイクって!美人ならくれるのか?」


ケットシー

「美人ならあげるニャ。お前みたいなブサイクには、美人の知り合いなんて絶対に居ないから諦めるニャ」


アイン

「モニター」

俺は呟いた


名前・アイン 性別・男 年齢・19

種族・人族 職業・召喚士

スキル・召喚(次回召喚5000P)(手持ちP・5011)

アルティメットスキル

・バラデアバンス(インターバル20秒)

・マスィーロホルス(5秒に10体・自動召喚)

・プロトティスクリノー(反意・悪意にのみ)

Lv3騎兵2

Lv3歩兵2

Lv3弓兵2

ステータス

騎兵術・8

歩兵術・8

弓兵術・8

※特記事項※

召喚可能・前世の記憶を元に偉人召喚可能


アイン

「行けるっ!!」


アイン

「待ってろよ!」

俺はそう言うと

右手を前に出し唱えた。


「「「「 偉人召喚!!! 」」」」

スゥーと手のひらが輝き出す


「「「「「 クレオパトラ7世 」」」」」


バインっ!!!!


大きな音と共に煙がモクモクと上がる


クレオパトラ

「アイン様、召喚ありがとうございます。クレオパトラ7世。アイン様の為に尽力致します。」


もちろん、実物を見るのは初めてだ

伝承や発掘された手記など、全く意味を成さないほどの

絶世の美女が現れた


アイン

「クレオパトラ!これからよろしくね!」

俺はクレオパトラに挨拶をし、チラッとケットシーを横目に見た


ケットシー

「美女だニャ!これは間違いなく美女だニャ!」

ケットシーの目はハートになっていた


アイン

「ケットシーさん!クレオパトラがアパルカが欲しいそうです!」


ケットシー

「あげるニャ!何匹でもあげるニャ!その代わり!たまにお前の町へ俺が遊びに行ける許可を出せニャ!この美女をたまに眺めに行くニャ!」


アイン

「商談成立だっ!」

俺はケットシーと強く握手を交わした

そして3匹のアパルカを連れて、町へ戻った


アイン城


アイン

「ねぇ!可愛いでしょ!?このもふもふ!」

俺はアパルカが素晴らしさをゾウラに一生懸命説明した


ゾウラ

「…。はい。可愛いです。仕事に戻ります。」

ゾウラはツンデレなのかもしれないっ!俺はそう思う事にした!


俺はドフを呼び出し、大急ぎでアパルカの家を作って貰う為に懇願した

ドフは引きつった笑顔で承諾してくれ、アイン城の横にはアパルカ小屋が完成した


アパルカにエサを与えていると、ラムセスが来た


アイン

「ラムセス!アパルカって言うんだって!!可愛いでしょ!!」


ラムセス

「はい。可愛いですね。そこで、話しは変わりますが、ご報告を。」

うんうん。と俺は頷く


ラムセス

「先日、北東大陸から来たベルンと言う騎士を覚えてらっしゃいますか?ゴッゴ皇国南方領主のソードと言う領主から話し合いの場が欲しいと官署を持った使いが来ました。3日後、この島の北東の海岸にて、話し合いの場を持つ事になりましたのでお伝えいたします。」


アイン

「分かったよ!人選については、夕食後にみんなで話し合おう!クレオパトラも紹介しなくちゃだし!」


ラムセス

「かしこまりました。」


その日の夕食後


アイン

「みんな!紹介するね!クレオパトラだよ!仲良くしてね!」

絶世の美女に偉人達までも生唾を飲んだ


アイン

「えっと!北東の大陸との話し合いだけど!あくまでも話し合いでしょ?俺1人で行ってもいいかな?ぐらいに思ってるんだけど!どうかな?」


全偉人

「絶対ダメです!」

間髪入れず、全否定された


アイン

「でもさ、向こうは話し合いしたいって言ってるんだよ?こっちが軍団引き連れて行っても、なんだかあれじゃない?」


ナポレオン

「アイン様は少し、政治を舐めすぎですよ。」

ナポレオンがため息混じりに言った


ラムセス

「ナポレオンの言う通りです」


アイン

「でもさ。逆に向こうが超少人数で来たらどうすんの?こっちがめちゃくちゃ恥ずかしいよ?」


ベリサリウス

「それではアイン様、向こうが大規模軍隊を引き連れて来たらどうなされるのですか?」


アイン

「それは、うーん…」


クレオパトラ

「まぁ、私が居れば、問題ないかと。うふふ」

妖艶に笑いながらクレオパトラが言った


ラムセス

「クレオパトラよ、お前のアルティメットスキルとは?」


クレオパトラ

「うふふ。お・た・の・し・み。」

勿体ぶるクレオパトラも、ただただ美しいのであった


話し合いの結果

俺・ナポレオン・ベリサリウス・クレオパトラ・全兵隊さん

の合計10人で向かう事となった


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