No.1 序幕
俺の名前は、「円城寺 誠」38歳 独身
親は早くに亡くし、祖父母に育てられたが、その祖父母も昨年祖母が亡くなり、後を追う様に祖父も亡くなった。
俺は、大学で歴史を専門的に学び、母校である大学で准教授として
今なお、歴史研究をしている。
日本の歴史に留まらず、世界の偉人達の歴史背景を紐解く
探検の様な感覚で昔から「知る」と言う事が好きだ
スマホゲームが趣味で、仕事が終わると、自宅でのんびりスマホゲーム。
そのまま寝落ちが毎日のルーティーンである。
今日はとても楽しみにしていた日だ。
エジプトにある、最近発見されたばかりのピラミッド内部へ、国際チームと共に探索へ向かう。
俺は世界で初めての発見を行い、分析、仮説を立て、国際的に発表を行い、歴史に新たな1ページを刻むんだ!
ピラミッド内部はヒンヤリと冷たい空気が流れる。
外はあんなに暑いのに、ピラミッド内部は寒いぐらいだ。
国際チームの研究者達とエリア分けを行い、俺は自分の探索エリアへ向かう。
「なんだろ。あれ。」
俺の担当するエリアの奥へ進むと、少し広い部屋に出た。
犬の顔をした人型の石像が綺麗に配置され、中心には棺と思われる物が鎮座していた。
「!!!」
俺の心は踊った。これは間違い無く世紀の大発見である!
どんな歴史的偉人が棺の中で待ち構え居るのだろう。
俺は心が踊ってしまい、焦る気持ちを抑えきれず、
棺の蓋を1人で開けていた。
棺の蓋が開いた瞬間
バチンッ!!!
おびただしい閃光が部屋全体を包み込み
次の瞬間には、俺は別の部屋に移転されていた。
ここは...どこだ...




