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少年と青年
僕は未だ少年か。はたまた既に青年になったのだろうか。僕は少し大人びて映るようだから、好青年という言葉は聞き慣れていた。しかし同時に衒奇な年少者だと言う人もいた。僕はその両方の狭間に置かれていた。
僕はこの問題にしばし悩んでいた。非常に曖昧で、法律的な用語にもすり変わり得るこれらの語彙は麻薬のように危険なのである。一時の甘い感覚は、次第に消えてしまうのだから。
「The boy」これはどうだろうか。「The youth」よりかは長く僕を含む気がする。(やっぱり僕はよすがを見つけるのが上手いなあ)
この問題がとても重要なのは、僕の根幹に関わるからだ。今僕は時めいている。それを知るのはきっと僕だけだけど。まるで人知れぬ花ざかりの森のように……




