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ブサイク王子と武断の姫は将棋をさす  作者: ビーグル犬のポン太
8/13

初夜

―斑鳩王子―




 戦争。


 俺はこれが大嫌いだ。


 俺によくしてくれた人が、どうしてか姿を見せなくなったから、周りの者に尋ねたら戦死したと言われた。


 仲がよかった貴族の子弟が元気がないから、どうしたのかと尋ねたら、親が戦争で死んだと言った。


 そして、俺も叔父を戦争で失っている。


 叔父は、父上を逃がす為に殿しんがりを務めて戦死した。


 叔父は、身体の弱い俺のために、諸国から身体によいといわれる食材を集めて食べさせてくれたり、熱がよく出た子供の頃は本をたくさん与えてくれた。そして、寝ている俺を見舞ってくれた時は、必ず将棋をしてくれた。


 叔父は、将棋がとても強かった。


 その叔父を俺から奪ったのは、戦争だ。


 ギュレンシュタイン皇国との戦争で、だ。


 でも、俺はギュレンシュタイン皇国を恨んでいない。いや、正確には、一時期まではとても恨んでいた。でも、戦争によって、大切な人を失った人は、両国に同じく存在していると気付けた。これは、叔父が本を与えてくれたおかげで、いろいろな事を読み、知ることで、考えることや想像することができるようになったからだと思う。


 だから、大和魂とかいう、馬鹿猪みたいなものは嫌いだ。


 負けるとわかっていても戦って死ぬのであれば本望であり、大君の為に死ねるのは大和男子の本懐だという、他の者達の狂ったような価値観などクソだと思っている。


 そんなものは、自己満足に過ぎない。しかし、古い過去の誰か、それも支配者であろうから、きっと俺の先祖の誰かが、この国を、都合よく治める為に、この国に植えつけた盲信であり、小さな頃からそう教育を受けてきた者達を責める気にはなれない。


 戦争が嫌いな俺の視界、前方には、平戸を背に軍勢を展開させた大和国軍が見える。総勢四万人の大軍は、兄上達が対俺という図で協力し、王家と豪族の軍を結集したものとみえる。


 こちらは、姫と共に戦い続ける精鋭一万人。騎士が二〇〇〇人もいて、皆、騎兵だ。


 機動力はこちらの勝利だが、数では負けていた。


 作戦卓を囲む姫や上級騎士達の会合へと視線を転じた俺は、戦争を避ける為にある提案をしようと口を開く。


 戦争、というより、戦闘を防ぐというものだ。


「提案があります」


 俺の言葉に、全員が俺を見た。


 姫……リミアの、今日の空模様のように澄んだ碧い瞳が俺を捉えていた。


「戦えば勝つことはわかっておりますが、あちらの軍は……俺の同郷の者達です。最後の機会を、与えてやろうと思いますが如何?」


 イダニオ殿が姫を見た。


 この騎士が、姫の側近の中でも一番、力をもっているのだろう。


 リミアは戦場でも艶のある唇を開く。


「申してください、斑鳩様」


 斑鳩様……彼女にこう呼ばれると照れる……。


 俺は少し照れて、それを隠そうと早口で言った。


「あちらは、俺が前に出れば侮ります。それを利用して、戦わず勝つ方法を試したいと思います」


 イダニオ殿が反論を述べる。


「とはいっても、あちらも、もちろんこちらも戦う気が満々だ。今さら矛は収めぬだろうと思いますが?」

「はい、ですが貴方達の武力があるからこそ効果があります。あちらも、できればこの軍と戦いたいという者はおりませんよ、兵はね」

「兵?」


 リミアの問いに、俺は頷く。


「戦とは、兵が戦うものです。戦術は確かに重要ですが、兵達の士気こそ、戦闘を左右しますでしょう。彼らの思考を推測すると、彼らはきっと、姫のお強い兵達と戦いたいとは思っておりませんが、他人の目、耳がある場所で本音は申せません。それは恥だと思います。よって、しかたなく参加している者達を引き剥がすことも狙える方法を試します」


 俺は一呼吸おき、続ける。


「また、俺を大君にと推薦した豪族や貴族達は、この戦を本音は避けたいと考えているに違いありません。彼らに口実を与えます」

「わかりました。やりましょう」


 姫の賛同で、他の者達は反対しない。


 俺は、この軍は強いなと感心した。




―リミア姫―




 双方の軍使が両軍を往来し、両軍が対峙するちょうど真ん中で、斑鳩とわたし、向こうは両王子が話し合いを行うことになる。だが、いざその場所で相手を待つと、あちらは藤原と佐々木の家の者が、王子たちの後見として付き添っていた。


 情けない。


 大の男が、後ろ盾がないと話し合いすらできないとは……。


「斑鳩! 貴様ごときが大君など! この女と、女の国に誑かされているのだ。父上も母上も、ギュレンシュタインに操られているのだ!」

「そうだ! 降伏するのであれば伊豆に流してやる! そこで野垂れ死ぬ権利を与えてやる!」


 鹿取殿と剣殿の暴言はさらに続くも、斑鳩は沈黙していた。


 驚いたのは、微笑みを保っていることだ。


 わたしは、彼を改めて認めた……落ち着いてるなんて……素敵。


「鹿取兄、剣兄」


 相手の罵詈雑言があらかた落ち着いた頃、斑鳩が声を発した。


 二人の兄、というよりも、藤原と佐々木が興味を示す。


 藤原頼道ふじわらのよりみち、佐々木道元ささきどうげんの両名は、わたしも知っている。両人とも、貴族のような品の良い顔立ちながら、目は危険な色を宿し、口角は不遜に歪んでいた。


「俺とて戦は望むところではありません。ですが、一方的に屋敷を囲まれては逃げ出すしかなかったということです。過去は戻りません。これからどうするかが肝要かと考えますが、如何ですか?」

「降伏すればよかろう」


 鹿取の言葉に、斑鳩が笑みを浮かべたまま答える。


「戦えば勝つことは明白です。ギュレンシュタインの第七軍団と、本気で戦いたいと?」


 彼は、兄達にというよりも、藤原と佐々木を見て言った。


 わたしは、二人の豪族がひるんだのを見逃さない。


 彼らは武力を抱えているからこそ、わたしの軍団が強いことは十分に知っているのだ。


 斑鳩の言は続く。


「ただ、寛容なるギュレンシュタイン皇帝陛下と、リミア皇女殿下におかれましては、これから血の繋がりをもとうという両家が争う愚を犯すよりは、将棋で決着をつけてはどうかという申し出を受けました」

「将棋?」


 剣の声は裏返っていて、驚きを表している。


 わたしも驚いていた。


 将棋?


 本気なの?


 相手が乗るわけないじゃない。


「俺が三勝するまでに、鹿取兄と剣兄のどちらかが俺から一勝すればそちらの勝ち。まさか、愚かで弱い俺がここまで譲歩しているのに、断るなどなさいますまいな!」


 斑鳩は叫んでいた。


 それは、彼らに聞かせるというよりも、大和の兵達に届くようにという意図があったとわかる。


 鹿取と剣は困って、それぞれの後ろ盾を窺う。


 馬鹿な男達……斑鳩がいなければ、オシロ湾の騒動の時、この大和はギュレンシュタインのものになっていたに違いないわ……。


 惜しかった……いや、斑鳩がすごいのよ。


「殿下……」


 藤原が口を開く。


「某の部下に将棋好きがおりますので、その者に打たせてもよいでしょうか?」

「どうぞ」


 こうして、戦いの前に、将棋で勝負を決することになった。


 わたしは、斑鳩の勝利を疑わない。


 だって、強いんだもん!


 でも、それも、出て来た代理の者を見るまでのことだった。


 わたしは、目を丸くして声を漏らしていた。


「せ……先生?」

「これはリミア様、またお会いしましたな」


 斑鳩の相手は、わたしが斑鳩に勝つ為に雇った将棋の師だ。十日ほどの付き合いだったが、将棋は強かった。それに、とても立派な人だった。女のわたしが将棋が強くなりたいと、恥を忍んで依頼したのだけど、彼は笑いもせず、馬鹿にすることもせず、丁寧に、親切に、厳しく教えてくれた……。


 右近先生が、斑鳩の相手……。


「斑鳩殿下、藤原家足軽大将の山崎右近やまざきうこんと申します。よろしくお願い致します」

「よろしく。誰か、将棋盤と駒を!」


 最悪だ……。




―斑鳩王子―




 山崎右近のことは知っている。


 藤原家を辞して、どこか旅に出ていたと聞いていたが、いつの間にか戻っていたようだ。


 将棋が強い。


 俺の叔父も、幾度か戦ったが勝てなかったと言っていた。


 リミアが、悲痛な表情で俺を見ている。


 でも、彼女には悪いが、今は本気で将棋を指すことができると俺は思った。


 彼女に言うと怒るから絶対に言わないが、姫との対戦は、力を抜いていたのだ。


 勝ちすぎると怒られるだろうと思って、初回は接戦を演じた。以降は、彼女の顔を立ててやる為に、負けたり、引き分けたりと操作をしていたのだ。


 駒を、イダニオ殿が並べてくれた。


 俺の後ろには、姫と姫の部下達がずらりと並ぶ。


 右近殿の後ろには、兄達と藤原、佐々木、そして他の豪族や貴族の主だった者達が立つ。その中には俺を無視する者達がいたが、多くは俺を見て、一礼してくれた。そして、口々に「ともかくご無事でよろしゅうございました」と言ってくれた。


 兄達に睨まれても、彼らはそう言ってくれたのだ。


 彼らがきっと、俺を推薦したのだろうとわかった。そして、少なくない者達が、俺を大君にと望んでくれたのだと嬉しかった。


「先手と後手は、どう決めますか?」


 右近の言葉に、俺はお前が決めろと言う。


「では、後手でお願いします」


 俺は、瞼を閉じて深呼吸をする。


「それぞれの持ち時間は一刻。始め」


 姫の声で、試合が始まる。





―リミア姫―




 斑鳩が歩を動かす。


 わたしが口を開く。


「2六歩」


 藤原が、数を数え始める。


 右近先生が、歩を動かした。


「7六歩」


 序盤は、お互いに陣形を整えていくものだと予想していたが、斑鳩は違った。


 彼は歩と飛車、右翼の銀を前面に押し出し始める。


 あれ?


 定石と違うし……こんな打ち方……彼はこれまでしたことがない。


 右近先生、冷静に対応している。


 ああ……斑鳩が左翼も上げ始めた。


 真ん中がうっす!


 王が裸!


 ちょっと!


 無茶よ! そんな攻め方……て、あれ?


 手が進むうちに、不思議なことが起きている。


 右近先生が一方的に攻め込まれて、右翼と左翼から挟まれてしまった。


 斑鳩の右翼の歩が、敵陣に入り、金となる。


 飛車が、龍になる。


 彼の桂馬が、後方から攻め手の駒たちを支援する位置にあがる。


 昼前に始まった一局は、まだ陽が高いうちに斑鳩勝利で終わった。


 嘘でしょ……。


 斑鳩……わたしに手を抜いていたわね!


 恥ずかしい……。


 手を抜かれていたことに気付きもせず……勝てたと喜び高笑いを……。


 誰か、わたしを殺して……あの時のわたしを殺して!


 恥ずかしい!


「斑鳩殿の勝利!」


 イダニオが宣言した。


 わたしが、何も言わず俯いているからだ……。




―斑鳩王子―




 奇襲がうまくはまった。


 最初は、お互いに力を見合おうと長期戦になりがちだが、俺には一局も負けは許されない。相手が俺を量る前に決めてしまおうとガンガンに攻めた。


 少しの休憩をはさみ、二戦目。


 あちらが先手をとった。


 右近殿はたしかに強い。


 でも、手が古い。


 俺は叔父に勝ちたくて、あれこれと研究をした。


 一人で、何度も打って遊んだ。


 二局目は、わざと相手を攻めさせ、ひきずりこんで撃退したところで、持ち駒を一気に投入して敵の玉を取りに行く。


 粘ったのはさすがだが、太陽が西へと大きく傾く頃には俺の勝利は確定していた。


 篝火が焚かれ始める。


 三局目となり、右近は焦っている。


 手が、伸びない。


 慎重になっている。


 果敢な手が指せないのだが、それがかえって、俺にも影響した。


 攻めきれない。


 季節は秋から冬に移ろうという間際だというのに、俺の額には汗が滴となっている。


 姫が、そっと俺の額をぬぐってくれた。


 俺は、意識を姫に転じた。


 ……睨まれた。


 手をぬいていたことが、ばれたようだ……。


 ごめんなさい!


 今は応援して!


 水を飲む……杯が空だ。


 イダニオ殿が水を用意してくれて、姫が注いでくれた。


 右近を応援するはずの兄達は、右近に「早く勝て!」「銀だ! なぜ銀を取らぬ!」と騒がしい。水くらい、淹れてあげなよ……それに、その銀を、右近の桂馬がとったら、均衡が崩れて一気に俺の有利に働くんだよ……だから取れないんだよ。


 あ……香車を? 動かすの?


 あれ?


 ……やべ!


 やっべ!


 それ、超いい手じゃん!


 ……どうしよ。


 持ち駒で防ぐか?


 ……とりあえず歩で壁を……。


 俺は歩を手に取ったが、指せない。


 歩が、俺に語りかけてきている感覚に襲われたから。


『貴方も、結局、僕たちをそういうふうに使うんですね? 歩だから、なくしても大丈夫だと、思っているんですね?』


 ……これは将棋だ。


 将棋なんだ。


 俺は、歩を差し、自陣内で金となった敵の香車に対して、壁をつくった。金を活かして右近の持ち駒にある銀を打たれたら困ることに、歩を置いて防いだのだ。


 攻守が入れ替わる。


 リミアにも、わかったようだ。


 俺の額をぬぐってくれる手が、ふるえている……。


 やばい……俺の攻撃陣の核である桂馬を防がれたか……。


「斑鳩様」


 右近に呼ばれ、顔をあげた。


 彼は俺を見ている。


「お強うございますな……ですが、三度のうち、一度だけ勝てと言われると、この愚かな私でも可能です。二局目で、量らせて頂きました」

「……」


 量ってんじゃねぇえええ……普通は勝ちたくて焦るだろうがよ……。


「斑鳩様」


 右近の呼びかけに、俺は手を差しながら視線を相手に向ける。


 俺は、歩を指していた。


 こちらの角を活かそうという手だった。


 右近は、盤面を眺めながら言う。


「どうして、将棋で勝負をつけようと?」

「戦は嫌いだ」

「しかし、貴方はギュレンシュタインの軍勢を率いて参りました」

「死にたくないからだ。それに、姫とこの軍兵が俺の味方をしてくれるから、お前がこうして将棋を俺と指している。でなければ、俺ひとりがのこのこと帰国したところで、こうなってしまったうえは、殺されるしかないだろうからな」

「……兄君達が憎うございますか?」


 右近の言葉に、兄達が「いいからとどめを早くさせ!」「さっさと勝て」とやかましい。


「憎くはない。兄上達だ」

「では……我がお館様と、佐々木殿は?」

「両家は大和の重鎮だ。欠くことなど考えられない。だが……兄上達も、藤原も佐々木も、俺が邪魔だというのであれば、俺は身を守る為に、ギュレンシュタインに逃げることもするし、助けを求めることもする」

「自分の為に、戦いを選んだのですね?」

「そうだ。だが、俺の為だけではない。俺の世話をしてくれる爺……爺の部下達の為に、俺は生きなければならない」


 右近は、そこで頷くと、両手を膝に置き、姫を見た。


「降参します」


 は?


 姫が問う。


「右近先生……もう一度……よく聞こえませんでした。もう一度、仰ってください」

「降参します。斑鳩様の勝ちです」


「うそだろぉおおおぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお!」

「うそだろぉおおおぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお!」


 兄達が叫んだ。




―リミア姫―




 斑鳩が勝った……。


 勝っちゃった……。


 最後、右近先生はわざと負けた。


 どうしてそうしたのか、わからない。


 でも、右近先生は負けることを選んだ。


 その結果、鹿取と剣が剣を抜き、右近先生を斬ろうとした。


 止めに入った斑鳩を守ったのは、藤原頼道だった。彼は斑鳩を突き飛ばし、鹿取に斬られた。そして、佐々木道元は、剣をおさえこみ、勝負はついたと説得した。


 鹿取は蒼白となり、混乱し、剣を振り回した。


 斑鳩が鹿取に体当たりをして、彼は倒れたところを、大和の豪族たちに取り押さえられた。


 斑鳩が、藤原頼道を抱き起す。


「藤原、大丈夫か?」

「若様……我が目の見る目なさをお許しください」


 彼の最期だった。


 藤原頼道は、野心あり二心ある人物だったが、落ちるところまでは落ちていなかったようだ。その最後は、潔いもので、斑鳩の命を取ろうと軍を発したことは許せないが、それは彼にも理由があり、信念があったのだろうと思うにとどめる。


 夜。


 寝所の幕舎で斑鳩を待つ。


 明日、大和の大京へと軍を率いて向かう。


 湯で身体を洗い、寝台に腰掛けたわたしは、湯で顔を洗った斑鳩が幕舎に入ってきたところで、一礼した。


「お見事でした」

「……藤原が死んでしまった」


 彼は、敵だった男だというのに、悲しむ表情だ……。


「貴方を殺そうと、軍を率いた相手ですよ」

「藤原家の頭領としての行動だろう……そこには、彼の言い分もあったはずだ。しかし、何も言わず、俺に詫びて死んだ彼を、悪く言うことはできない……姫、俺は甘いかな?」

「いえ……そういう貴方だから、わたしは素敵だと思います」


 彼は驚いた表情でわたしを見る。


 わたしも、彼を見た。


 二人の距離が縮まったのは、彼がわたしに一歩、二歩と近づいたからだ。


 わたしは、ようやくだと微笑み、寝台に置いていた将棋盤を彼に晒す。


「さ! 一局!」

「……姫」

「今夜は手加減しないでください!」

「……」


 大好きな将棋を、大好きな人とできる幸せ……。


 父上、斑鳩をわたしの相手に選んでくれてありがとうございます!


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― 新着の感想 ―
[良い点] そこで将棋かよー!!! ちょっといい雰囲気になりそうだと思ってたであろう斑鳩、かわいそう……!! 天幕の外で警備してた兵にも同情されたんだろうな、斑鳩王子……
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