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どうやら僕は…
静かな夜がやってくる
変わらぬ朝がやってくる
何度も何度も繰り返される…
取り残された電車内
僕は1人俯く
何も考えられず
ただぼんやりと床を眺める
考えることも動くことも
全てが面倒くさい
車窓から差し込む朝日に
虚しさばかりが募る
空っぽだ。
思考も呼吸も
全てが止まったように
世界は真っ白で
陽炎の如く揺らめく
いつまで僕は
僕でいられるだろうか…
疲労という傷を負い
思考停止という痛みを伴う
そんな世界に
疑問を抱くことさえなくなった…
どうやら僕は……
空っぽのようだ…。




