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泣きたいほどに…
泣き出す空に
泣き出す君
泣きたいと叫ぶ
僕の心
別れ際…
君の涙が
降り出した雨が
ただただ痛い…
何かを欲して
何かを手放す
君はいったい
何を求めていた?
僕は君に
何を求めていた?
愛情?
友情?
同情?
全部違う…
でも
全部正しい…
君は傷を癒すため
僕も傷を癒すため
互いに傷を舐め合う…
そして
傷が癒えれば
離れていく…
相手の傷を広げて
自分の都合だけで…
互いの間に1ミリでも
愛と呼べるものがあったなら
こんなにも
悲しい終わり方はない…
君の笑顔でさえも
振り返れば
騙すための笑顔のように
感じてしまう僕自身が
心から嫌いになった…
泣きたいけれど
僕はそれを許さなかった…
僕にとっては
君はかけがえのない存在…
泣きたいほどに…
大切な存在だったから…




