89話:虫歯(予防)の日。
正確には、前日ですけどね……。
子供の頃は良かったなあと思うこと。
学校で年に一回、問答無用で虫歯検査が学校で行われていたじゃないですか。
……行われてましたよね?
もしかして、私が通ってた学校だけのおはなし?
全校生徒が数十名の学校と同じにするな?
……ごもっとも。
まあ、いいか。
そういうわけで、強制的に年に一度歯の検査を受けたり、歯磨きの指導(歯が赤くなる薬飲んで、磨き残しがあるかどうかチェックするとか)があったり。
虫歯って、痛いと思ったら手遅れといいますよね。
でも、虫歯って痛いって感じた時にようやく自覚ができるわけで。
だから、年に一度の検査が強制的に行われると、手遅れになる前に(比較的軽度の状態で)治療を受けられることになるのは良いよなあ、と。
うん、歯科医の学校指定に絡んだ闇の話はおいといて。
それは、別のお話。
さて、大人になってしまった人は、定期的に歯石除去を含んだ定期検診を受けていない限り、手遅れになってしまった状態で歯科医に赴くことになります。
まあ、私のことなんですけどね。(笑)
正直、週に一回予約を取って、口の中を3分ほどちょいちょいっといじって、『ではまた来週』の繰り返しで4ヶ月も通わされると、ものすごく腹が立つんですよ。
その『ちょいちょい』の作業を4ヶ月分とは言わないけど、1ヶ月分ぐらい一度にできないものかとか、素人は考えてしまうんです。
神経抜いて、詰め物をする前に念入りに殺菌だか消毒だか、丁寧にやってくれてるなとは思うんですが、消毒して、次の週にまた消毒して、また次の週に消毒して……。
消毒した次の日に消毒して、その次の日に詰め物したらダメなんだろうか。
口の中は雑菌だらけといいますが、消毒してから1週間様子を見たら、消毒の意味はないのではなかろうか……。
ついでに言うと、虫歯治療で詰め物。(大学生)
時間の経過とともに詰め物したところに虫歯ができてまた詰め物。(約6年後)
その詰め物のところが、時間経過でまた詰め物……これは神経取るレベルですね。(さらに約8年後)
そうして埋めた部分に、時間経過によって虫歯ができて、今度は抜歯ですか。
……最初から抜いておけば、などと考えてしまう私がいる。
そもそも、詰め物した部分の周辺とかならともかく、内部の虫歯って歯磨きがどうとかという話じゃないような……。
つまり、詰め物した部分は、定期的に除去して詰め直さなければ虫歯が再発する危険部ってことで……それははたして治療なのか?
いろいろ考えてしまう私がいる。
歯科医の数が増えて競争過多なんだよなあ……。
つまり、患者の数を増やす必要があるんだよなあ……。
近年、虫歯の患者の数が増えてるんだよなあ……。
自然に増加したとしたら、その理由は何なんだろう。
自然じゃない増加分は、どのぐらいなんだろう。
色々と考えてしまう私がいる。
6月4日は、虫歯予防の日。
4~10日は、歯と口の健康週間です。




