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194話:味噌か

 明日のタイトルは、『おお、味噌か』で。(笑)

 年末だというのに、餅はおろか年を越す準備もできずに困っていたところに、友人が持ってきた風呂敷包みを開くと、そこには味噌が。


 あ、もういいですよね。

 あらためて説明すると恥ずかしいです、このネタ。

 誰が最初に言いだしたんだこんなネタ。(笑)

『悪の十字架(開くの10時か?)』とか『恐怖の味噌汁(今日、麸の味噌汁)』とかのネタですね。

 ちなみに『悪の十字架』は、子供の頃、何回聞いても意味がわかりませんでした。

 語り手は小学校の教師だったんですが、子供心に『会話の流れがおかしい』と感じてしまい、納得できなかったんです。

 会話が成立していないということは、意味が通じていないということですから。


 ……うん、嫌なガキだ。


 さて、晦日。

 まあ、正確に言えば晦日は月末を示す言葉らしく、明日は月末であると同時に1年の末ということで大晦日と。

 晦日とかいて、『つごもり』と読むなんてことを聞いた記憶もありますが……月隠『つきごもり』だったか、つまり月齢暦における、新月なんでしょうね。

 詳しくは知りません。

 今は、三十日をそのまま『みそか』と読んだりもしますね。

 子供の頃、伯父さんが『みとうか』って口にしたとき、なんのことかわからなかった記憶があります。

 これは多分、そのまま3つの10日ってことなんでしょうね。

 確か、そういう苗字があったような……どういう由来なのか気になりますね。


 なんか色々と、故郷の言葉が謎すぎる。(笑)

 方言とかも、意味が通じない方言は良いんですが、半端に意味が通じる(錯覚してしまう)方言のほうが怖いです。


 以前、宮崎県の某知事が流行らせた方言で『どげんかせんといかん』ってありましたよね。

 宮崎県から瀬戸内海を挟んだ愛媛県出身(宇和島方面だった…はず)の知人が言ったんですが、『ど、喧嘩、せんといかん』になるんだよな、と。

 つまり、ガチで殴り合わないといけない、と。(笑)

 なるほど、どうにかしなければいけないというのは、物理(拳)によるお話し合いってことですか。

 うん、それは正しい。

 世の中、物理でなんとかなることは多いです。


 これを踏まえてもう一度。

 半端に意味が通じる方言のほうが怖い。

 ちなみに私は、『どげんかせんといかん』の言葉を初めて聞いたとき、普通に理解できました。

 母親の、大阪のやや北部よりの言葉と似た感じでしたので。

 でも、この『なんとなくわかる』ってのは誤解のもとだよなあ、と。

 うん、言葉って怖い。 

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