188話:ほう、これがイモもちか。(多分違う)
本当はイモだんごと言うらしい。
洗ったじゃがいもを皮をむかずに(芽は取る)茹でて、熱いうちに皮をむいて潰し、そこに片栗粉と塩少々を投入して、手頃な大きさに丸めてからペチっと叩いて平たくします。
焼くと、表面はさくっと……ハッシュドポテトに近いかも……でも中はもちもちっとして、うん、イモだんごじゃなくて、イモもちでいいんじゃないかな?
焼かずに茹でると、表面はつるんとして、中はモッチリとして……ああ、こっちはイモだんごって感じがします。
焼いた方は、本当に餅っぽいというか、醤油で食べたり、砂糖醤油もいけるし、きなこもこれはまた。
じゃがいもってことは、バターでもいけるのでは?
今度試してみます。
茹でた方は……そのままで大量は厳しいので、やはりなんか味付けしたほうが。
なんか北海道の居酒屋では定番のメニューらしいです。
じゃがいもの種類によっても味わいが変わってくると思いますし、片栗粉の量も……少ないと崩れるし、多いと固くなります。
ただ、この食べ方で便利なのは……最初に茹でて潰すので、いわゆる規格外の小芋とか、新ジャガの時期に小さいのが一袋いくらで売られているのを見たことがある人もいると思いますが、ああいうので作ったら良いのかなあという気がします。
イモはいいねえ。
ははは、炭水化物を敬遠する人は味わえない喜びですけどね。(笑)
うん、寿司でネタだけ食べてごはんを残す人がいるとか聞いてびっくりしました。
炭水化物ダイエットかあ……麺好きには無縁です。
まあ、あのダイエット方法については、日本人の遺伝子を甘く見ない方が良いとだけ。
多分、分かる人にはわかると思います。
作ったイモだんごを食べながら、これ、じゃがいもじゃなくてさつまいもで作ったらどうなんだろうとか考えてました。
頭の中で、蒸かしたサツマイモの皮をむいて……じゃがいもより粘りがあるから片栗粉は少なめの方が良いのかなどと想像したところで。
(栗)きんとん?
一気に覚めました。(笑)
まあ、子供の頃はさつまいもの芋団子を作って、鯉を釣ろうと頑張ってたこともあります。
もちろん、さつまいものシーズン以外は、酒粕とかその辺を使った練り物系の餌を使用しましたが。
イモは魚にも大人気。
鯉は、なんでも食べます。(台無し感)




