表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ソラうみ  作者: 新夢見 勇人
1/1

ソラうみ

 ドカッ 


「す…すいません」


「今度から気をつけろよなっ」


「ありがとうごさいますぅ」


とおびえた様子で男は立ち去った。


俺の名前は今川海<いまがわ かい>


見た目がかなりチャラく、不良っぽいと言われているが


実際は優しい心の持ち主である。


「おう! 海! こんなところにいたのか!

 

 探してたぜ」


「なんだよ…」


こいつはイケメンの俺の親友の速水翼<はやみ つばさ>。


「一緒に帰ろうぜー」


「わかった わかった」


「今日テスト翼何点だった?」


「俺かぁ? 俺ならケアレスミス一問だけの98点だったぜー」


「あー 聞くんじゃなかったぁ」


翼は別に勉強しているわけではなさそうなのだが


何故か勉強が凄い。


運動も体育祭で入賞してしまうほどだ。


クラスで“イケメンランキング一位”という女子の評価もある


いわゆる完璧男子である。


「そーいう海は何点だったんだよ?」


「俺に勉強のことは聞かないでくれぇ」


何でもできる翼に対し


俺は勉強はできないが、運動はけっこうできる。


だから俺は“不良”と呼ばれているのかもしれない。


「じゃぁまた明日な!」


「ああ。また明日」


といつも通り別れた。


俺の家は住宅地にあるごく普通の一軒家だ。


隣にアパートがあった。


今日は引越しのトラックがあった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ