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2023年10月14日 75㎏(±0㎏) ズタボロの健康診断結果からの決意

まともな会社に勤めている方なら、毎年1回は健康診断を受けるでしょう。

勿論私も受けており、2021年くらいまでは年1㎏程度の体重増加は見られたものの、体重以外はそこまで悪い結果ではなかったので、重く捉えていませんでした。


ところが2023年の健康診断の結果は、普段と比べて格段に悪い内容だったのです。


まず体重増加が前年+2.8㎏でした。何と今までの3倍近い増え幅です。

しかも「脂肪肝の所見あり」で要再検査になっていました。

これまでも主に血液検査系で、2年に1回程度イマイチな結果になってはいたのですが、これはその比ではない衝撃です。


ただ、これでもまだ私は、ダイエットができるとはあまり思ってませんでした。どうせ今まで痩せられなかったし…というわけです。

しかしそのまま秋になり、気温が低い日が出てきた頃から、異変が出始めました。具体的には寒い日に限って左足の付け根が痛むようになり、歩くのに支障が出たのです。


最初はちょっと痛いけど何だろう? くらいだったのが、気温が下がるにつれて痛む回数と度合いが増し、ついには通勤途中に痛みで足が止まるほどになり…本当に歩くのが困難になり始めたことで、恐怖を感じたのです。


そして運命の2023年10月14日。前日の夫との外食で、私の体重は初の75㎏に到達しました。そして通勤中の朝、またしても痛みで足を止めたところで、ぼんやりとこう思いました。


「私、このままだったら今後、全く歩けなくなるのかな…?」


2024年で45歳。アラフィフの仲間入りという時期なのにもう歩けなくなるの? というのが、最初に頭に浮かんだことでした。

ちなみに2023年は暖冬で、統計開始以降で冬として第2位の高温を記録した年です。にもかかわらず、この痛み…平年通りの寒さが来ただけでもう駄目かもしれない、と考えました。

そして同時に、それだけは嫌だなと思いました。


何故なら、夫が外出先で色々な景色や温泉、料理を楽しむのが好きなので、一緒に休みの日は出かけることが多かったからです。そして私は、夫と一緒に過ごすその外出が好きだったからです。

その外出が、今後一切できなくなる? 美味しいものを食べられなくなる?

…否、断じて否! それだけは諦められない! 私は夫との大切な時間を、失いたくない!


「今度こそ、本当に、ダイエットしよう…できるかどうかじゃない、やるしかないんだ!

少なくとも体重が減ったら、足の負担は減るはず…!」


これまでにないほど強い意志で、私はそう決めたのでした。

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