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社会人二年目の話
社会人二年目の時は、少し仕事に慣れて、すっかり仕事に馴染んでいるように思えた。
だが、そのころから仕事でのミスが目立ち始めてしまった。
ケアレスミスがかさみ、課長からどえらい叱責を受けた。
何度か仕事を無断で休み、ものすごく課長に注意を受けて、すっかり委縮してしまった。
仕事をするのが嫌になって、時折「早く仕事を辞めてしまいたい。」と何度も思った。
ミスを指摘されるたびに只管「すいませんでした。」と謝った。
仕事に適しておらず、ミスを繰り返す日々が続き、精神がやんでしまっていた。
気の弱い自分が他人とコミュケーションをとるなんて、出来っこないと思っていた。
今でも気の弱さが災いして、他人と目線を合わせるのが怖い時がある。
なんか話が脱線してしまったが、社会人二年目も仕事に馴染んでいない自分に絶望感を抱いていた。
もうダメだって何度も念じながら、仕事に励んでいたな。