拡大解釈
他人が作った法律は使い勝手が悪い。そんな思惑からか、新型インフル特措法に手を加えようとしている。いままで、散々『等』を拡大解釈してきた、政府がいまさら『等』が新型コロナを含まないといっている。
目的は、単純。自分が決めた法案なら、いつでも「立法の意思」を自由に拡大できるからだ。
通常であれば、新型の感染症に限ってと思うかもしれない。しかし、今の政府の発想は異常だ。
従来のインフルエンザでも流行がくれば、予測と異なったので緊急事態だというかもしれない。極論すれば北のミサイルにつまれたウィルスが日本を狙っているといって、緊急事態にしてしまうかもしれない。
なんでも、閣議決定できめていくやつらに、こんな危ないオモチャを持たせていいのだろうか。とにかく発想が子供だ。新しいオモチャを手に入れたら、きっと使いたくなる。
緊急事態宣言をしたら、与党の集会はOKで、野党の集会はNGとすることだってできてしまう。なんせ、
「夕食会は宴会ではない。」
という連中だ。
「集まっただけで集会ではない。」「たまたま同席になっただけ。」
なんて屁理屈はいくらでもいうだろう。
一度言ったら、撤回しない連中に、一度やらせてみてはとは恐ろしくてとてもいえない。