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真赤なアスタラビスタ  作者: 面映唯
【変わってゆくのはいつも風景】
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カラオケに入るなり、居酒屋のように注文を繰り返す私たちは、さぞかし店員にしてみれば迷惑なことだったろう。酒、つまみ、デザート。食べたいものを食べたいだけ食べたいときに頼む。特に首藤と明日香は程度を知らないのか、一つ部屋に届いたかと思えば、私の気づかない間に受話器を取っていた。


歌を歌うのも首藤と明日香が中心だった。「食べたらカロリー消費しなきゃ」とか言いながら、食べた直後に全力で歌えるのは完膚無きほど。何とも言えなかった。


明日香や首藤の歌った歌の中には、懐かしいものや、今でも聞くような曲もあった。当然バンプも。そのたびに思い出される人は、今、目の前にいる訳で……。


不思議な感覚を背に、食っては歌い、食っては歌い、と繰り返された。


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