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少女たちは青春を刻まない  作者: 赤羽 翼
体育館あるあるの消失
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天井からボールを取り出す方法【解決編】

 部活に勤しんでいたバスケ部は消え去り、静寂に包まれた体育館にはあたしとアスマしかいなくなった。もうすぐ完全下校時間が近いにも関わらずまだ陽は低くない。

 あたしたち以外無人の体育館で黙って待っているとアスマがため息混じりに口を開いた。


「ミノ……いい加減帰してくれない?」

「もうすぐ加賀谷がくるわ。それまでの辛抱よ。第一、知りたくないの? 天井のボールを取る方法」

「別に気にならないけど」

「つまんないわね、あんた」

「そりゃすみませんでした」


 アスマは肩をすくめて感情のない声で謝った。

 バスケ部のコーチは顧問も兼ねたこの学校の教師だったため、あたしはそのコーチが帰るとき、加賀谷に職員室にくるよう伝えてくれと頼んだ。コーチか加賀谷のどちらかに無視されたら待つ意味がなくなるけれど、可愛い可愛い生徒からのお願いを無碍にする教師なんてこの学校にいないわよね?


 とかなんとか思うけれど、ぶっちゃけあたしは教師のことなんてまったく信頼していない。個人的に政治家と教師が信頼できない人種のトップ2だ。この二つの職種は汚職を隠すのが大好きというのが共通している。……けどまあ、うちの学校は既に不祥事というか、負傷者が随分出ているので、今更汚職を気にしてる教師なんていないだろうが。むしろこれ以上学校に悪評を立てまいと必死だろう。だから、可愛い生徒の頼みを無碍にしないわよね? こちとら学校で起こった不祥事という名の事件を、ワイドショーや情報番組が面白おかしく料理するより先に素早く解決してやってんのよ? 時間が経てば学校に対する悪評の波風はどんどん厳しくなっていく。あたしたちはそれを限界まで抑えてやってんよ? 頼みくらい聞いてくれなきゃ割に合わないっての!


「ミノ。きたよ」


 学校の対して憤慨していたあたしの肩をアスマが突っついてきた。出入り口を見ると加賀谷が無表情で立っていた。


「私について用がある生徒って……誰かと思ったけど、やっぱりあなたたちだったのね」

「私はほぼ無関係なので()()ってつけないでください」


 アスマが文句を言うが加賀谷はそれにまったく構うことなくこちらへ歩いてくる。


「それで、話っていうのはなに?」

「わかってんでしょ」


 あたしは天井を指し示す。


「あそこに挟まってたバレーボールのことよ。あんたの話を聞く限り、あんたがあのバレーボールを持っていったとしか考えられない。けどあんたは知らないと言った。どうして?」

「本当に知らないからよ」

「嘘ね。バレーボールに何かしらのがあったんでしょう? けど業者がボールを取り除きにくることになったから、慌てて自分の力でバレーボールを床に落とした。あんたが知らないと言ったのは、そのに触れられたくなくて咄嗟にそう言ってしまったからよ」

「あー、それは……」


 アスマが妙な声を発した。


「どうかしたのアスマ?」

「いや、まあ、後から言うよ」


 少し気になったが、こいつが後に回すということは別に後でもいいことなのだろう。

 加賀谷は尚も表情を変えずに言う。


「私が天井のボールを取った? 一体どうやって取るのかしらね。ボールがあったところ、十メートル以上はありそうよ。そんな梯子もなければ棒もないわ」

「そんな大層なものなくなって、()()()()()()()()()さえあれば十分よ」

「……っ!」


 始めて加賀谷の顔つきが変わった。抑えているようだが、驚愕しているのが透けて見える。

 アスマはきょとんと首を傾げた。


「どういうこと?」


 あたしはスカートのポケットから先ほどの野球のボールを取り出した。


「加賀谷はこのボール――挟まってた方と混同しないように硬球と呼びましょう――を使ってバレーボールを取ったのよ」

「それはさっき聞いたけど」

「それもそうね。それじゃあ実演……してみたいのは山々なんだけど、どれだけ時間がかかるかわからないし天井に挟まってるボールもないから口頭で説明するわ」


 あたしは硬球をポンポン上に放りながら、


「用意するものは硬球と長いビニール紐。それから、なくてもいいけどセロテープはあると便利ね」

「その硬球にはセロテープの痕跡が残ってたから先生は使ったってことだね」

「ええ」


 あたしは高く放り投げた硬球を両手でキャッチする。


「まず、硬球にビニール紐の方端を結びつける。このときにビニール紐をセロテープで貼りつけとけば、どれだけ硬球を投げてもビニール紐が外れる心配がなくなるわ。で、硬球とビニール紐を接合したら――」


 あたしは硬球を体育館の壁向けて勢いよくなげた。壁にぶつかったボールは弾かれることなくぽてりと床に落ちた。ゴミ扱いされてただけのことはある。


()()()()()()()()()()()()()を狙って投げる」


 あたしはボールを拾いに向かう。


「バレーボールを直接狙うんじゃないんだ?」


 体育館にアスマの疑問の声が響いた。


「そうよ。狙うのは漢字の『二』みたいな状態の鉄骨の真ん中。硬球がそこを通ると、硬球に付いてたビニール紐が太い鉄骨を支点に∧のような形になるわよね? そうなったら床に落ちた硬球からビニール紐を剥がして、ビニール紐に重石的なものを置いて動かないよう固定する。このときビニール紐の∧型を崩さないよう注意が必要ね」


 重石に使えるものは倉庫に腐るほどある。マットでもいいし跳び箱でもいい。


「それからどうするの?」


 アスマが天井のバレーボールのあった部分を見ながら訊いてくる。あたしの話すトリックについて情景を思い浮かべているのだろう。


「今度はビニール紐のもう一方の端と硬球を接合する。そしたらさっきと同じように、ボールが挟まってた鉄骨と鉄骨の間に硬球を投げ入れる」

「ん……?」


 アスマが首を捻った。


「それって意味あるの? 鉄骨と鉄骨の間に二回通すと、せっかく鉄骨にかけたビニール紐が抜けちゃうよね」

「そうね。けど、ボールが挟まってるなら別よ」

「あ、そっか」


 こういうところの理解力は流石と言ったところか。あたしは天井を見上げつつ、


「一回目にビニール紐を鉄骨間てっこつかんに通したとき、それが挟まってるボールの()()()()()()()()()()()()()、一回目が()()二回目はに硬球を投げて鉄骨間にビニール紐を通す。こうすると、()()()()()()()()()()()()()()()()()ことになるわ。そうなったら後は説明するまでもないわよね?」


 アスマは頷き、


「ビニール紐の両端をまとめて引っ張ると、()()()()()()()()()()()()()()()()()からそのまま床に落とせるんだね」

「そういうこと」


 流石に少し話し疲れたあたしはふぅと一息ついた。するとアスマが口を開き、


「でもそれって、凄く大変そうな方法だよね」

「そうね。十数メートル上にある鉄骨と鉄骨の間に正確に、それも二回も硬球を通す必要がある。成功率は低いと思うわ。けど、できるまでやれば問題ない」

「何そのミノがよく言ってる、『ガチャは出るまで引けば百パーセント』みたいな理論」

「うっさいわね。本当のことでしょうが。実際、加賀谷はたっぷり時間を使ってるんですもの」

「まあ今回のことはそうだろうけど、ガチャの方はどうかと――」

「わかったから黙りなさい。アスマの癖に正論なんて生意気よ」

「正論言っただけで怒られるなんて、世知辛い世の中だね」


 アスマが肩をすくめて嘆いた。言っとくけど、あんたほど正論から遠い人間はいないから。あたしの中ではアスマ=頭のおかしい人間、狂人という認識になっている。

 あたしは青い汗をかいて押し黙っている加賀谷に強い視線を向けた。


「あんた、確か事務室からビニール紐を借りてたわね。つまりこのトリックを実行可能ってことよ。あんたはボールを取ることができた。というかあんたにしか無理。さて、どうしてこんな手の込んだトリックを使ってまでバレーボールを欲したのか、教えてもらおうかしら?」


 ずっと疑問に思っていたことについて質問した。が、加賀谷は歯噛みしたまま俯き黙り込んでしまう。

 あたしは苛立ち混じりに言う。


「さっさと話しなさいよ。どうせ大したことじゃないんでしょ?」

「いやあ、たぶん大したことなんだと思うよ」


 アスマが横から口を挟んできた。


「どういうこと?」

「たぶん、バレーボールのことについてコメントしちゃうと、先生の身に何か不幸なことが起こるんだよ」


 あたしは顔をしかめる。それにアスマはややぶすっとした表情になり、視線を加賀谷に向けた。


「ですよね、先生」

「……」

「あ、そっか。認めちゃうと駄目なんですよね。大丈夫です。山中さんには言いませんから」

「……っ」


 加賀谷の表情が少し動いた。


「アスマ、説明しなさい。どうして山中が出てくるの? ってか、何であんたがそんなこと知ってるわけ? 加賀谷に何が差し迫ってんのよ」


 あたしはアスマに矢継ぎ早に質問した。


「いやさ、ミノ言ってたじゃん? 先生が山中さんや私たちにボールのことを訊かれて『何も知らない』って答えたのは、ボールに後ろ暗いことがあったからつい意識を向けすぎてそう言っちゃったって」

「そうね。処分したって言えば手っ取り早いもの」

「そこなんだよね、私がビビっときちゃったのは。もしかしたら先生は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()んじゃないかな? だからボールは知らないとシラを切ったんだよ」

「どういうこと? 答えるわけにはいかないって」

「こういう解釈もあるかなって話。ボールを処分したって答えちゃうと、それはつまりボールを見たことになるよね? たぶんミノの言うボールに関する後ろ暗いことは見ただけでわかることなんだよ。それを見ちゃうとまずい、と」

「何がまずいわけ?」

「山中さんに危害を加えられちゃうからかな」


 あたしは首を傾げる。


「だから、どうしてそこで山中が出てくんのよ?」

「山中さんがミノに今回のことを依頼したからだよ。どう考えてもおかしいじゃん。ミノは目先の報酬に目が眩んで疑問を抱かなかったみたいだけど、普通天井に挟まってたバレーボールの行方に一週間の昼食代を賭けないよ。本人はないと集中できないからとか言ってたけど、それでもお金を払ってまで調べることじゃない」


 はっとなる。確かにあたしが山中の立場になったら、そんなこと絶対しない。


「言われてみればそうね……。アスマ、やっぱあんた冴えてるわ」


 悔しいが認めざるを得ない。しかし、あたしがここまで言ったというのに、アスマの顔は呆れていた。


「誰でも気づくよこんなの。どうしてあんな面倒なトリックを思いついてこのことを不自然に思わないのさ。まあとりあえず、これらのことから山中さんがこの件に並々ならぬ執着を持っているのは間違いないよね。そんな彼女にバレーボールの行方を訊かれた先生は『知らない』と答えた。どうしてかな?」

「処分したと言わなかったってことは、加賀谷は山中を警戒してたってことね。つまり山中はボールの秘密を知っていて、加賀谷は山中がそれを知っていることを知っていた、と」

「そうなるね。まあ実際はどうなのか知らないけどさ」


 投げやり気味にアスマが肩をすくめて言うと、


「全部本当のことだよ」


 体育館の出入り口の方から女の声が響いた。場にいた全員の首がそちらへ向く。


「山中。いたのね」


 あたしがぽつりと呟くと彼女はこくりと頷いた。


「桂川さんと明日馬さんの後、ずっと尾けてたから」

「そこまでして、あんたは一体何が知りたかったわけ?」


 その執念に若干呆れの感情が芽生える。山中は冷や汗を垂らして俯く加賀谷を睨みつけ、


「あいつがお姉ちゃんを自殺に追い込んだ証拠だよ」


 あたしとアスマは顔を見合わせて互いに首を傾げた。


「意味がわからないわ」

「私のお姉ちゃん、もともとこの学校の生徒でそいつと同い年だったんだ。しかもバレーボール部」

「加賀谷とまるっきり同じね。何となく予想がついたわ。あんたの姉が加賀谷やその他諸々に虐められてたってわけね」


 山中は頷く。


「そのせいでお姉ちゃんは心を病んで学校を辞めた。けど精神は戻らなくてそのまま自殺した。遺書もなかったし、虐めが直接の自殺の原因じゃなかったから問題にはならなかったけど」

「まあ自殺者に一番多いのって精神病を患ってる人間だものね。珍しいことでもないわ」

「その情報いるの?」


 アスマは呆れたような口調で言ってきた。豆知識を話したくなってしまうのはあたしの癖だったりする。


「で、それのどこで天井のバレーボールの話が出てくるの?」


 アスマが尋ねる。山中は強い視線を加賀谷に向けたまま、


「お姉ちゃんの生前、話を聞いたんだ。あいつと他の部員はお姉ちゃんの盗撮……とも違うか。無理やり撮った酷い写真をバレーボールに貼りつけて練習してたらしいの。けど、そのボールはスパイクをレシーブした衝撃で天井に挟まったって。それがあそこに挟まってたボールだよ」


 山中がボールの跡地を指差した。

 下からボールを見たときはそんなものは見えなかった。挟まったとき偶然写真が下から見えない死角にきたのか。

 山中は話を続ける。


「虐めてたメンバーの名前までは教えてくれなかったけど、この学校に入学して加賀谷と出会ったとき、私への反応が変だったから他の先生に話を訊いて回ったの。そしたらお姉ちゃんと同学年でバレーボール部のOGってことがわかったわ。そのとき半ば確信したの。加賀谷はお姉ちゃんを虐めてたって」

「なるほどねぇ。けど、今までその憎しみを押し殺してたのはどうして?」

「まだ、()確信しただけだったから。加賀谷がまったくの無関係だったら悪いし」


 アスマは顔を厄介事に巻き込まれたときのようにしかめた。彼女はゆっくり口を開く。


「ええっと……悪い、というのはどういう?」


 どうやらアスマはあたしと同じことを想像しているらしい。

 山中は限りない憎悪を含んだ眼差しを加賀谷に向けながらゆっくりと、一歩一歩足を踏み出していく。持っていったバッグに手を突っ込みつつ、


「天井のバレーボールがなくなって、それを持っていったのが加賀谷の可能性が高いと知って、加賀谷が私にボールの行方を知らないと言った時点で、九十九パーセントこいつはお姉ちゃんを死の原因を作った奴の一人だと思ってた。けどボールを取った方法がわからなかったんだ。その方法如何によっては無関係の可能性も出てくる。私が今からすることは、少しの可能性もあっては許されないことなの。ありがとう。桂川さん、明日馬さん。可能性をゼロにしてくれて」


 加賀谷との距離を五メートルほどまで詰めた山中はバッグから手を引き抜いた。銀色に鈍く光る鋭利なナイフと共に。

 一歩ずつ後退しながら、加賀谷は涙目になり震える声で言葉を発する。


「お、落ち着いて……ち、違うのよ。わ、私は、ただ見てただけで……」

「それ、信じると思う? というかそんなことどうでもいい。虐めは見て見ぬフリをする方も悪いって言うよね? そういうこと。お姉ちゃんを苦しめた奴を一人でも殺せるなら……どうでもいいのよ!」


 叫び、山中が駆け出した。びくっと加賀谷の身体が硬直し身構える。とても回避行動を取れる態勢ではない。ナイフを持つ右手が体育館の照明を反射しながら加賀谷に放たれた。


「がっ……!」


 広い体育館に低い呻き声が響き渡る。そして一拍置いてどさっと、重量のあるものが倒れる音がこだました。


「か、桂川、さん……ど、どうして?」


 ()()()()()()()()()()()()()()()が睨み上げてくる。


「話すことと加賀谷に夢中であたしの接近に気づかなかったようね」


 あたしはそう吐き捨てると、山中の手からこぼれ落ちたナイフを拾い上げ、彼女のバッグの中にあった柄に納めた。


「これは預かっとくわよ」


 あたしはナイフを自分のバッグに入れた。

 完全に死を覚悟していたと思しき加賀谷は茫然自失しており、アスマはぱちぱちとあたしの活躍に賞賛の拍手を送っていた。

 しばらくして我に帰った加賀谷は怯える表情で体育館から去っていった。


「何で、邪魔したのよ!?」


 ふらつきながら立ち上がった山中が吠える。あたしは逆に彼女を睨み返し、


「決まってんでしょ。今あんたが加賀谷を殺してたら、あたしたちが事件の目撃者になって事情聴取受ける羽目になってたじゃない。そんな面倒なことはごめんよ」


 うんうん、とアスマが腕を組んで頷いていた。不本意ながらこういうところはアスマと気が合ってしまう。

 理由が自分の考えていたものとあまりにかけ離れていたからか、山中は顔をぽかんとさせた。そんな彼女に背を向けて言う。


「どうしても殺したいならあたしのいないところで殺すことね。ま、ドラマや漫画じゃないんだから、復讐なんてしてもろくな結果にならないでしょうけど」


 あたしはアスマを引き連れて体育館をあとにした。



 ◇◆◇



 翌日。加賀谷は実家の急な都合だとかいう理由で学校を退職しており、山中もそれ以来学校に現れることはなかった。あたしの昼食も奢られることはなかった。……昼食を奢ってもらうことを条件に謎解きをして、昼食を奢ってもらったこと一度もない気がする。この条件、今度からやめようかしら。


 そして、数日が経ったある日のこと。スマホでネットサーフィンをしていたあたしはとあるネットニュースを見つけた。この町とは随分遠くの町で起こった事件の記事だった。


『七月二五日。○○県××市にて女子高生が女性を刃物で襲う事件が起こった。二人は揉み合いになり、自身の持っていたナイフが胸部に刺さり女子高生が死亡した。女性は最近まで女子高生が通学していた学校に勤務していた元教師であり、警察は事件の起こった経緯について詳しく調べる方針を固めている。尚、事件に関しては目撃者の証言から正当防衛が認められることと思われる』


 記事の下の方は二人が通勤・通学していた最近事件が多い学校を遠回しに批判する文章になっていた。

 学校休んで何してたのかと思えば、加賀谷の実家の場所を探ってたわけだ。ったく……馬鹿ね。ろくな結果にならないって言ったでしょうに。


 そう心中で吐き捨てたっきり、事件への関心が薄れたのでソシャゲをすることにした。

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