第一・五話:魔王様は出会い頭の人の家に居候するそうです。
謎の休息回でございます。
「ただいま...」
「おっ帰りぃぃー!?...あんた...誘拐したの?まだ6歳くらいの子を...そんな風に育てた覚えはないんだけど...」
「9歳だ!次間違えたら豚箱にぶち混んでやるぞ!」
「ご、誤解だよ!誘拐何てするわけない!」
ハイテンションな母親によって事がさらに大きくなってしまった。とゆうかこの子の口さっきからすごい悪いな...。
青年、齋 蓮は事の事情を...以下略。
「なぁーるほどねぇ...。別に居候はいいけど寝る部屋は何処にするの?ゴホンッ、ねえねえ君~何処で寝たいでちゅかー」
ーーうわー
息子である俺ですら引いてしまった。まさかこうゆう一面があったとは。少女は毛を逆立てながら俺の母を睨む。
「あっそうだぁ、蓮の部屋で寝させたら?」
「俺はいいけどね…」
横目で少女を見る。随分ご立腹のようだ。
「あー...めんどいから決定ねー、んじゃうち寝るわ」
辺りが静寂に包まれる。
「よ、よろしくねー」
「だ、誰が下僕なんかと...べ、別に貴様がよけれは私も我慢してやってもいいんだぞ?」
ーーツンのデレですか、分かりました。