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大〇様!!
「くっそう~あの憎っくき猫どもめ!」
薄暗い湿った匂いする穴ぐらにて、その影は蠢く。
「毎回毎回…食うわけでもなく、追い掛け回しやがってぇ~。こちとら必死なんだよ!必死!!!命がけなんだよ!!!!」
樽の中をかき混ぜている棒を力強く握り呻く。
「この……恨み、はらざず終えられるかぁぁぁああああ!!!!!!!!!!!」
一心不乱にかき回し続ける影。その姿は奇病にでも侵されているようだったと後に語られる。
「この薬を!あの憎っくき!!!燦を毒牙にかけてやる!!!!!!!!」
「ひゃっひゃひゃひゃひゃ!ヒィーーーーー!!!ヒヒヒヒ…………!!!!!」
おーい。そこまで背中そらしてだいじょーぶかい?
まぁ…声は聞こえてないですがね。
あ、私はナレーションです。以後お見知りおきを(礼)。
その後、穴ぐらからはカエルのつぶれたような声がきこえたとのこと。
よくありがちなコントですね~(笑)
なかなか話が進みませんがスロー行進をお楽しみください( ´∀` )