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反芻する貘

作者:桧杜 径
  僕はある日家出をした。これは僕の、とても個人的な話だ。だけど、君は聞いてくれるだろうか。
 目の覚めている間は逃げ続けて、眠っている間は追い続けた。
 いまはわかる。逃げることも追うことも僕にとって大切だった。
 君は、聞いてくれるだろうか。
ひるまのよる
2014/05/15 02:00
いろ
2014/05/15 02:10
逃亡
2014/05/15 02:12
猶予
2014/05/15 02:14
つかまえたのはしろくろの
2014/05/15 02:28
あくむ
2014/05/15 02:38
てのなかのもの
2014/05/15 02:42
よるあけて
2014/05/15 02:44
よる
2014/08/07 17:57
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