●第一話●出会い
自殺屋が完結しましたので再開します。
自殺屋とは全く違う感覚で読んで頂けたらと思います。
違う作者のように思って頂いてもいいかもしれません。(笑)
ネオンが光り輝く街の中、僕は帰路についた。
僕の名前は高瀬春日26歳。この間大学院を卒業して、とある研究所に就職した。その研究所は、生体実験の研究所だ。
遺伝子の結合とか、遺伝子操作の実験をする所。
パッパー
「うわっ!?危ないな…」
スポーツカーが突っ込んできたのをとっさに避けた。
最近乱暴運転多いな。
この小さな日本の中で、何をそんなに急ぐんだろうか。
急いでも良いことないよ?
「さてと、あ、そうだ。駅のコインロッカーに荷物置いてあるんだ。」
思い出して、走ってコインロッカーに向かった。
鍵のナンバーを確認して大体この辺りだったかな、という所まで来て、番号を探す。
「あ、あったあった。」
鍵を開けようと、ロッカーに手を伸ばす。
けれど、思わずその手を引いてしまった。
なんでって…隣のロッカーから血みたいな痕が続いていたから。ま、まさかバラバラ死体とか…そんなのじゃないよな?
鍵はかかってない。警察に連絡するべき?でも、これで何も入ってなかったら…一人で怖がって馬鹿みたいじゃないか。
冷や汗が頬を伝って顎に届く。
逃げ出してしまえばいい。
自分の荷物だけさっさと持って、何も見なかったふりをして。
…でもさ、なんていうか、怖いもの見たさって言うのかな。
これを開けて、中に何が入っているのか確認したい。
そうしなきゃ、夜いらない想像にうなされそうだ。
ゆっくりとロッカーの取っ手に手をかける。
いいのか春日!!そこじゃなくて右のロッカー開ければ自分の荷物が入ってるんだぞ!!
僕の頭の中で、誰かが僕を説得しようとしてる。
でももう引き下がれない。どうにでもなれ!!
ガチャンッと鉄がぶつかる音がして、ロッカーの中身が僕の前に姿を現した。
………開けなければよかった。
ぐるぐるとその一言が脳内を駆け巡る。
まだバラバラ死体の方がよかったんじゃないだろうか。
だって…中に入っていたのは…
「…赤ん坊?」
しかも産まれたばかり。臍の緒がまだお腹からぶら下がってる。
これって捨て子、だよな?
白い筈のロッカーの中は、血で真っ赤。まだ赤色が鮮やかってことは、捨てられたばかり?
勘弁してくれよ。なんてご時世。
産まれたての赤ん坊をコインロッカーに置いていくなんて!!
いや、もしかしたらいきなりここで産まれちゃって、誰か呼ぶ為にここに置いていったのかも!!…ってそんなわけない。
ひとしきり混乱した後、僕は何故か赤ん坊を抱えて研究所に戻ることにした。
上着で赤ん坊をくるんで、体に縛りつける。
そのままバイクに跨って、思い切り猛スピードで走り出した。
急がなきゃならない時もある!!
書き方、文章、ストーリーなどアドバイスがありましたらお願いします。