12月25日(3)
俺は童貞だ。
ホーケーでもミーハーでもパーピーでもムーミンでもない。
ナチュラルオブザチェリーメェ~ンだ。
とある悪魔女帝(※女友達)から『アンタの脇の下から何か童貞臭がするのよね』って言われた事があるくらいにぴっかぴっかちゅーでかぁいらしいう●い棒を下半身に装備している。……ゴメン、かぁいらしいとか自分調子乗りすぎました。とまぁ、とにかくそんな童貞神の俺はクリスマスの幕開けの夜にピンチらポン!な状況に陥っている……
「司さん……(///)」
「お兄ちゃん……(///)」
何故か下着姿の双葉と栞が仰向けで倒れている俺に卑猥な目つきで見下ろしていた……えっ、何この状況。俺もしかして童貞喪失の危機?優梨子ちゃんにキメられた右腕は動かねぇから身体動かせねぇし……こんな状態で現実妹と幼女擬態に筆卸されたら俺はもぅ……!って、だぁー!何考えてんだ俺は!?ダメダメ、ダメぇー!近親相姦&ロリ相姦(※正確には違うのです)は人間的にアウチでオワターなのぉー!店長と同類になっちゃうのぉー!……む?いや待て待てこの状況は俺が相姦される側なんじゃねぇか?それもなかなか……ウヒッ、ってちっがーーーーーう!ぐぁー!どうして俺はこんな童貞喪失のピンチな状況に陥っている時に脳内でピンクな妄想しかできないのですかぁー!?いや、だからこそかっ!だったらヤリ●ン王に俺はなるっ!いやいや!なっちゃだめだろ!コラ!俺のコラ!バカチン!
「ハァハァ……」
よーし、落ち着けもう一人の俺、いや引っ込めもう一人の心がドス汚い俺、聖なる力を帯びたもう一人の俺出て来い!さぁーこい!ほらキター!……すまん、お願いだからその……何だ、痛いとか言わないでくれ、うん、おいちゃん必死で混乱しているだけなんだよ……うん、そういうことにしといて。……とまぁ、とりあえず冷静になってもう一度周囲の状況を確認しよう。人は誰しも心にゆとりを持たんといかんしな、うん。ゆとり最高だよ。よく分かんねーけどゆとり世代サイコー
「お兄ちゃん……何だか私、身体火照ってるの……(///)」
何だそのけしからん台詞は……俺のシスターでありながらまったく、今のでまたおいちゃんのジェットピストルが反応してしまっただろうが……今ならイケルヨ!夢のネブァーランドへ!……イヤ、待て。だから出てくるなよもう一人のあぼーんな俺。栞はフリル付きの天使のよぉな白のブラ、ショーツを身に着けている。ふむ、いかにも可愛らしい女性が身につける柄の下着だな。兄の俺からすると未だにちょっと言動や行動に幼さが残っているような気もするがキ●ガイ家族の中では一番まともな部類に入るのが栞だ。……あぁ、しかし長い間俺が実家から離れている間に少し大人になったんだな……オパヌーもそんな立派に育っちゃって……………今、ちょっともふもふしたいとか思った俺は最低ですか、そうですね、ガクッ。
「司さん……私、身体……変ですぅ。はぅ……(///)」
双葉、お前の身体が変なのは元からですよ、成長的な意味で。しかし、何だ……俺はロリは対象外なのに。スーパーで安売りをスルーするほどの対象外な存在なのに。
お か し い っ ! な に か が お か し い っ !
何がおかしいって……?それは……
ド キ ド キ す る ん だ … … な ん だ っ ! ? こ の 気 持 ち っ ! ?
あれか……つい最近やり込んでいたラ●プラスで大人な振る舞いをする三人の女性達の尻を追いかけて好感度を必死に上げていたが結局、俺の努力は無様に塵々になり同時に男としてのプライドも粉々になり絶望の淵に立たされた時、俺の目の前に双葉が現れた………一筋の光ーーーそう、『ロリ』様の偉大さに気付いたからか……って、この理論じゃ俺が真性のロリコンになったつーことじゃねぇか!ありえねぇ!ありえねぇっす!マジぱねぇす!(※何度も言いますが双葉さんはロリではないです。ロリ『もどき』です)
それとも……なんだ、あれか……下着のパワーは世界一ィィイイイ!って奴か?
双葉も栞同様、フリル付きの……あー、何でそんな大人っぽい……黒のブラ、ショーツなんぞ……うぉおお……黒が俺を性の誘惑をぉぉお……!きっさまー!何でロリのくせにぃ!そんなの履いてんだぁー!?あぁん!おいちゃんボッキボッキしたよっ!しまいにはアレな液もさきっちょから出てきそうだよ!チックショー!キィー!くやちぃ!こんなロリに興奮するなんて!くきぃー!(※ですから……双葉さんはロリ…)どうする……もう色んな意味で我慢できーん!しかぁし!動けーん!何だこの特殊プレイはぁ!?ドキドキするぞコラァ!っていうかもう一人の汚い俺全開に出ちゃってるし!ぐぉおおおおーーーーー!誰か俺を助けてくれぇーーーーー!
ここで『俺ロンど~でもいいですよ~豆知識』
店長のエロケーキ=媚薬入りのケーキ←実は只のアルコールのチョピット高いお酒入りのケーキ。本気で媚薬を入れるためにてんちょーは某国の工作員から大量の媚薬を獲得しようと企んでいたが、取引場所に向かうといきなり発砲されて危うく命を落としかけたので断念無念また来週。
「司さん……(///)」ピト……
「お兄ちゃん……(///)」ピト……
「うっ……!」
俺が脳内でロンリーコミュニケーションをしていると二人はいつの間にか俺の傍にしゃがみ込み、俺の服のはだけた腹に優しく手を当てた……な、何だ……?ふ、二人とも……な、何をする気なんだ。
「ポンポンさわさわ~~~♪」サワサワ……
「……は?」
双葉は俺の腹をサワサワ撫で撫でし始めた……な、何コレ。
「ポンポンサワサワ~~~♪ポンポンサワサワ~~~♪」サワサワサワサワ
「アッ、ちょっ……そこっ、気持ちィイ!じゃなくて!こしょばいんですけど?あのー……フタバサン?(汗)」
「きゃははは!ポンポンサワサワ~~~♪ポンポンサワサワですぅ~~~♪」サワサワサワサワ
……あれ?何かこの子キャラ変わってるというかキャラ崩壊してない?
「うふふふふふ、おにいーちゃーん?(///)」フーッ……
「アッ、んんッ!だめぇ!耳穴はだめぇ!そこはおいちゃん弱いのぉー……って、し、栞!?な、何やってだお前……うっ!」
誰かにいきなり耳穴に生暖かい息を吹きかけられたので首だけをぎこちなく動かして見ると俺の真横で横になり、俺の耳を弄っている栞がいたっ!……うっ、それに……このやぁらかな感触……あぁん、これはもしかして白くてほわほわ~なマシュマロ……
「うふふふふふ、お兄ちゃんの耳たぶ……可愛い……レロ(///)」ぴちゃ、ぴちゅ……
「うっ、アッ、んぅ、おふぉ!し、栞ィ!お兄ちゃんの耳たぶを舐め舐めするのはやめっ……あっ、らめっ、どうにかなっちゃう!お兄ちゃん、どうにかなっちゃうのぉ……うっ、あんっ、うっふぉオオオオーーーーー!」
耳たぶに妹の舌の感触……俺は今、実の妹に耳たぶを舐め舐めペロンチョされている……!う、うぉおおお!何か変な声出しちゃったよっ!くそぉ!何だ!無駄にエロイぞコレェエエエ!?んぬっ、やばいっ!本当にどうにかなりそうだっ……!い、今思ったんだが……!普通こーゆーの逆だろこれぇ!?だけど、あぁ……気持ち、いい……です(///)……うぉおおおおーーーーーー!キメぇー!今の俺最高にきめぇー!
「きゃはははははは!乳首クリクリぃ~♪乳首クリクリぃ~♪」クリクリ
「アッ、ちょっ、本当にだめっ……!双葉ぁ!俺のポッチを弄くるなぁ……!ひっ、何コレぇ!?何かくる!何かきちゃうよ!怖いッ!怖いよ!この感覚!いやっ!もうホントいやっ!こんなところで……!」ビクンビクン
「お兄ちゃんの………耳たぶおいし………(///)」はむはむ
「ちょっ、うー!あー!も、もうっ……!らめぇ!らめなのですぅー!許してぇー!おいちゃんが悪かったからぁ!…アッ、もっ、ぐぅ、へぁ!」ビクンビクン
俺は下半身のアレの爆発を必死に耐えているが双葉も栞も俺への性感帯(?)への攻撃を止めない……!うぉ、あぉ!ひぃいいい!も、もうっ……!
「アッ、ウッ、ひぅ、い、いやだっ!いやだぁあああああああああーーーーーーーーーー!イキタクナイ!イキタクナーーーーーイ!アッーーーーーー!」
クリスマスの夜。
俺は惨めで悲惨な思い出を残しました……もう、何も言えねぇ……
そして、あの後、俺の精も根も枯れ果てるまで弄られたあと双葉と栞はいきなりぶっ倒れスヤスヤとおねんぬした。かくいう俺も店長も苺ちゃんも魔血子も昨日のバイトとパーティーの疲れで爆睡した……そして俺はこの街にいる最後の朝を迎えることになる……