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「本当に何もしないのね」

「約束したからね、今は。でも交わしたのは余りにも軽い口約束。人間、昨日の事などすぐにでも忘れる生き物だ。だからより強固な契約を僕と結んで欲しい」

「今は何もしない、という約束?」

わざと惚けて聞き返した。彼が人間をそんなう風に思っている事に、怒りは感じない。私とて神々の事をそんな風に捉えているのだから、お愛顧だろう。だから先程交わした約束が、すぐに破れてしまう口だけのものでは無いように、私も強固な契約が必要だった。

「いいや? 君の父が認めたら僕の嫁になる事だよ」

「覚えていたのね」

「生憎、些細な約束でも覚えている質でね。君から出した提案だ。既に拒否権などないよ」

触れても良いかい? 目が言葉よりも雄弁に語っていた。黙って頷くと右手がそっと頬に触れ、見つめてくる熱を帯びた眼光に焼かれてしまう。焼かれて燃やされて、焦がれてしまいそう。それを相手に悟らせないように、なるべく穏やかに微笑んだ。

触れられた頬から、とろとろと神気が流れ込んでくる。心地が良くて眠ってしまいそう。瞼を閉じかけたとき、彼の言葉で目を覚ます。

「あまり油断していると、口吸いしてしまうよ。元より契りとしてするつもりだけど」

「お好きなように」

拒否権などないのならば、貴方に全てを委ねます。

群像劇になる予定です。(多分!! 作者、群像劇の意味を本当の意味で理解しているのか.......?)


次回、意外な人にバトンが渡されます。

(何故こうかなった。作者は何も分からない。みんな出しゃばる)

お楽しみに!!

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