Le Diable au sang et corps Note
本編は「吸血のカンツォニエーレ」の次話となります。
本章は覚書です。随時、変更させて頂きます。未使用の設定もあります。
本編は Le Diable au sang et corps 1-a からになります。
【主要な登場人物】
<混血>
イレーヌ・ダンヴェール/近衛隊の剣士
ラウラ・ド・ノヴィス/ボマルツォの森の交易者
シモーネ・マルティニ/ラウラの弟
<人間>
レイモン・ラディゲ/親衛隊の剣士
フランチェスコ・ペトラルカ/第二次ベルン門会戦左翼部隊長子
フラウィウス・リキメル/第二次ベルン門会戦総司令
【爵位について】
諸侯 名誉貴族 混血 平民 敬称
公爵 〇 公
侯爵 〇 〇 候
辺境伯 〇 辺境伯
伯爵 〇 〇 〇 伯
子爵 〇 〇 〇 卿
城伯 〇 卿
副伯 〇 卿
男爵 〇 〇 〇 卿
騎士爵 〇 卿
*貴族院に所属する諸侯について、爵位の呼称はヨーロッパ方式であり、爵位は領主名であって家(氏)名に付属しない。故に複数の爵位が保持できる。
*トゥッリタは公国制により、諸侯としての公爵は公王家のヘルリ家のみ。大公の爵位は存在しない。
*名誉貴族とは公国に併合された時領地を失った旧諸侯(貧乏貴族と揶揄され、名誉貴族の正式名は殆ど知られていない)。伯爵以上は伯爵に、その下位はそのままの爵位を与えられる。一度与えれた爵位は変わることはない。呼称は日本の華族方式と同じ、家(氏)名に爵位が付随する。
*城伯、副伯の爵位が存在しない国や邦の方が多い。
*混血の爵位はまず男爵が授爵され、公王に公国への貢献が認められると爵位があがる。爵位は基本の五爵のみ。呼称は日本の華族方式。
*騎士爵は厳密には貴族ではないが、平民のみに与えれる一代限りの称号。
レイモン・ラディゲで例を上げると、もしドルジェル伯領の領地を失地しなければ、彼はドルジェル伯レイモン・ラディゲとなる。今は領地を失い名誉貴族となった為、レイモン・ラディゲ伯と呼ばれている。
*通常表記
<諸侯>
領主名、爵位、名、家(氏)名 (家(氏)名は省略可、省略しない場合は、領主名と家(氏)名が同じであっても必ず入れる)
<名誉貴族>
名、家(氏)名、爵位
*横文字表記
貴族の称号である de(d)/仏語 は本来必須となるものですが、今物語りでは必須としておりません。
<諸侯>
爵位、領主名、名、家(氏)名 (家(氏)名は省略可、省略しない場合は、領主名と家(氏)名が同じであっても必ず入れる)
<名誉貴族>
爵位、家(氏)名、名
【通貨表】
金貨/アウレウス X400
銀貨/デナリウス X16
青銅貨/セステルティウス X4
銅貨/アス X1
アスは日本円で80円程度。
(参考資料)ウィキペディア「古代ローマの通貨」より
【第二次ベルン門会戦:トゥッリタ軍編成抜粋】
万人長 /フラウィウス・リキメル騎士爵
左翼部長子 /フランチェスコ・ペトラルカ子爵
右翼部長子 /ジョルダーノ・ブルーノ子爵
近衛隊 /イレーヌ・ダンヴェール伯爵
/フーキエ・タンヴィル伯爵
/ルイ・ラザール・オッシュ子爵
義勇軍 /七傭兵団(配置順に左から、プリモ・・・セッティモ)
プリンケプス /ネアポリス辺境伯ジャンバティスタ・バジーレ
ラビ /フェリクスⅢ枢機卿
【歴】
フランス革命歴 Wiki参照の事
【トゥッリタ公国の編成について】
トゥッリタ公国はトゥッリタ公を君主とする連合国家となっている。氏はヘルリ家。
奇妙な言いようだが、ヘルリ朝トゥッリタ公国とも言えなくはない。
トゥッリタ公爵領が公国政治の中心地となっている。
(注意)爵位名と家(氏)名が一致するとは限らない文化になっています。
領地持ちの貴族(諸侯)は貴族院に所属して、公王一族のヘルリ家と僧会に対抗している。
侯爵は、トゥッリタ公の爵位を持つヘルリ家の傍流か、古来より侯爵か公爵であった氏家が爵位をっ保持している。
辺境伯は交通、商業、軍事などの重要な都市を含む領地が拝命されることが多い。
伯爵までが領地を持っている。ただし家柄はピンからキリまで。
ただし子爵、男爵でも小さな領地なら持つ事もある。
<ヘルリ三家>
トゥッリタ公ヘルリ、ヘルリ候ヘルリ、ナルニア候ヘルリ
(「禁じられた・あそび」の次話「陽のあたる場所」で出てきます)
現在の日本とはかなり政治体制が異なる為、ピンとこないとは思います。まだ江戸時代の幕藩体制の方が似ています。それでもかなり異なりますが……
【宗教について】
+旧教+保守+トゥッリタ公国派(混血は人)旧教の総本山の教会を押さえている。
+反トゥッリタ公国派(混血は妖魔)信者の数はこちらの方が多い。
+改革派(作中未採用)
+新教+改革派
+保守(作中未採用)
+中道(作中未採用)
2020年末までに完成させ公開したい(挑戦です)