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竜の声  作者: 水仙(スイセン)
鬼列車編
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第6話 ぶらりきままに列車旅

車輪の回る音、流れる自然の風景。

クッデは窓側の席に座り、外の景色を見、列車旅を満喫していた。

「楽しそうだね」

向かいに座るニィアがニコニコして聞く。

「あぁ、列車に乗るのは久しぶりだからね」

クッデは、ニィアの方を見、ニカッと笑う。

「はぁ〜仕事だってのにイチャイチャしやがって……」

後ろの方から聞こえてきた。

クッデは後ろへ振り向くと、白髪の男が一人いた。

二日前に天井に突き刺さっていたデントだ。

デントは身の丈程の三槍(トライデント)を持ちながら此方へと歩いてくる。

「全くよ、今回の依頼がどれほど危険なものか理解してないでしょ」

今度はデントとは逆の方から聞こえた。

ニィアの座っている後ろの座席からだ。

ニィアは、身を乗り出し、後ろの席に座っている人へと顔を向ける。

透き通るような水色の髪と光り輝く金色の腕輪を持つ女性、フューチェが座っていた。

そして、彼女の隣の席きは顔ほどの大きさの水晶玉が置いてあった。

「何よ、いいじゃん折角の列車旅なんだし。」

頬を膨らませながらニィアが言う。

フューチェは、溜息をしながら、ポケットから紙束を取り出し、それをシャッフルし始めた。

運命のカード"タロット"だ。

「出た、胡散臭い占い」

「何よ、タロットは運命を見通す素敵な道具よ。それを胡散臭いとは」

フューチェはデントを睨みつける。

デントはサッと別の方へと目を向ける。

「まぁまぁデントさん、そうカッカすんなや」

デントはフューチェの向かい側の席に座る男へと目をやる。

そこには、青髪に、紫のマフラーを巻き、右頬に0のタトゥーのようなものを入れている少年が座っていた。

「ッチ、"ゾイ"」

デントは舌打ちしながら言う。

二日前にメインバがクッデに話した最後に紹介した"四季"の一人。

四季とは。

自由(フリー)旅人(トラベラー)に、所属するやいなか、急激に力をつけて、あっという間にギルド内で頂点に立った四人の少年達の事だ。

クッデもそのうちの一人だ。

ゾイはデントへ向けていた目をフューチェの方へと向ける。

「(彼奴とは過去に数回、一緒に仕事をした中だが……正直、頭の回転の速さは、俺よりも速い。戦い次第では俺よりも強い……)」

「ねぇねぇフューチェちゃん〜、この仕事が終わったら一緒にお茶でもどうかnボベェッ!!」

言葉終わりも待たずに、フューチェは隣の席に置いてあった水晶玉をゾイの顔面はぶつける。

ゾイは顔面を抑え、フューチェは、気にも止めずにタロットのシャッフルへと戻る。

「(強いはずなんだけどな……あのフューチェへのデレデレアプローチさえなければ……)」

クッデは呆れた目で、ゾイの方を見つめる。

見ての通り、ゾイはフューチェにデレデレだ。

片思いと言うものだろう、何度もフューチェをデートに誘っては、そのたんびに水晶玉で撃退される。

てか水晶玉の扱いが雑すぎる。

何はともあれ、俺ら主要メンバー6人が中心となり、"ティナテ"の護衛に……ん?6人?

「そう言えば……ロッドさんは?」

乗車まで一緒にいたはずのロッドがいない事に気がつく。

「あぁ、ロッドの野郎なら隣の車両で寝込んでるぞ。彼奴乗り物酔いが激しいからな」

「……何でこの任務に就いたんだよ彼奴」

デントとゾイが呆れながら言う。

それを聞いて、クッデは苦笑いをする。


***


少し時が経ってから、クッデはチラッと外を見る。

いつのまにか、自然豊かな風景から荒野へと変わっていた。

「(なんだか寂しい場所だな……ん?)」

クッデの目に何かが映った。

遠くの方に、黒い何かが動いている。

姿は分からない、だけど、動いているのは分かる。

クッデは、目を細めながら、その動くものに目を向ける。

丁度その時だった。

隣の車両からドタドタと此方へと走ってくる音が聞こえてきた。

その音を聞き、全員が隣の車両のドアへと目を向ける。

そして、勢いよく扉が開く。

「皆さん大変でsオォォォォォォォォォロロロロ」

「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!こんなところで吐くなよぉ!」

デントが急ぎ、クッデらの車両に入ってきた男の元へ寄る。

金髪の少年のロッドの。

ロッドの顔を青ざめており、気分が悪そうだった。

「す、すみませんデントさん……そ、それよりも生命反応です……僕の魔力"調査(サーチ)"で、周りを確認したところ、900m先に此方に急接近してくる集nォォォォォォォォォ!!」

「あぁ、もう喋るな。余計に気分が悪くなるだけやぞ」

デントはロッドの背中を撫でる。

「その集団って彼奴らか?」

クッデは先程見た光景を思い出し、窓の外へと目やる。

「……900mなんて遠さではないがな」

全員が窓の外へ目をやる。

そこには、数十m先に、黒い獣にまたがり、此方を睨みつける黒マントの集団が近づいてくる。

「ヒィヤッヒャャャャャ!! この列車のお宝は俺たち"鬣犬(ハイエナ)"が頂くぜ!!」

リーダーっぽい男が、鉄球を振り回しながら言う。

それにつられるかのように、仲間であろうやからも声を荒げる。

鬣犬(ハイエナ)……ここら一帯の荒野を縄張りとし、列車強盗を繰り返す犯罪集団の1つ」

「そして、あの獣は"送狼(センド)"。人を乗せるのに特化した魔獣」

ゾイとフューチェは席から立ち上がり、睨み返す。

そんな二人からは、何やらオーラのようなものが漂う。

「お前ら〜今の話聞いてたか〜全員戦闘態勢や〜」

デントは手のひらサイズのガラス玉のようなものに声をかける。

すると、ガラス玉からいくつかの声が聞こえてきた。

どうやら通信機のようだ。

「オロロロロロロロロロロ」

ロッドは寝てろ。

「さて、俺らも戦うぞ!!」

軽い準備運動をしながら、クッデが立ち上がる。

「うん、サポートは任せて!」

ニィアも合わせて立ち上がる。

両者の睨み合う。


「行くぞお前ら!!」

リーダーっぽい男が叫ぶと同時に半分近くの鬣犬(ハイエナ)の男達が、列車方へと飛ぶ。

これが開戦の合図だっt


「「「届かなぁーーーい!!!」」」

ジャンプした半数以上の男達が列車に触る事なく、地面へと叩きつけられ、そして遥か遠くに置き去りにされていった。

「……」

それを飛び乗りに成功したのリーダーっぽい奴が遠い目をしながら見つめる。

クッデらも、唖然としていた。

「馬鹿野郎!!!」

リーダーっぽい奴は大声で叫んだ。

これが開戦の合図となったのだ。


〜to be continued〜

今回は完全なるギャグです

次回もほぼギャグです

そしてタイトルは完全に知人の作品をパクりました

後で裁かれに行きます(´・ω・`)

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