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Remained GaMe  作者: ぼんばん
2章 switch-hitterの選択
18/50

調査編②

聞き覚えがあるアラートが鳴ったのは琴乃の世界が現れて3日目の22時ごろだった。

茉莉花と部屋にいた恵は飛び起きた。

数分前に部屋の前で別れた風花もすぐに飛び出してきた。


同様に部屋から出てきたのは由香、寧々、小雪だ。

途中、男子の部屋を風花がまわると言って離れ、別室を1人で占領していた琴乃に声をかけると言って小雪も離れた。

ログインルームに向かうとすでに前川と千藤が来ていた。



「あれ、桜庭さんは?」



後から来た風花が首をかしげる。



「あ、来たわ!」



その後ろにいた小雪が振り向くとB棟からとぼとぼと肩を落として歩いてくる桜庭がいた。



「何してんすか!」

「いや、春翔とはぐれちゃ……っているし!」



へらりと手を振る千藤に他の者が疑念を抱きつつも皆モニターを見つめた。



「さて、ここにいないのは舘野さんと涼宮さんだけど?」

「琴乃ちゃんは、部屋にいたわ。」

「じゃあ今回の被害者は涼宮さんね。」



千藤はまるで食事を選ぶような軽い口調で言う。

茉莉花はチラリと千藤を見たが、無視を決め込むことにしたらしい。彼女が画面を操作すると前回同様のメッセージ文が書かれていた。



『強制退場者が出た時の注意点。

記憶を使われた参加者の自動消滅プログラムは削除される。

代わりに24時間以内に【強制退場】を使用した人物がログインルームにてログアウト処理を行えば、次の世界の構築を開始する。処理が行わなければ使用した参加者以外の消滅プログラムを開始し、残った者は正規の手続きでログアウトを行う。』


『なお、今回【強制退場】をされた涼宮梅子は【サポーター】ではなかった。』




「……また前と同じように調べる、しかないね。」

「じゃあまた2人組で別れるか。」


「なら、私が千藤くんと組ませてもらうよ。」



茉莉花がピシャリと言い切ると千藤が面白そうにへぇ、と呟く。




「君は私といてもらう。」

「ふぅん? 信頼ないのは分かっているんだけど、正直赤根さんからなら逃げられるよ?」

「そうさせると思う?」



彼女は千藤の後ろに回り込んだ。彼は油断しているのか興味深そうに茉莉花の動きを見つめるのみ。彼女は意外な速さで端末を操作すると、千藤は腰を抜かし、動揺の色を見せた。



「何した?!」

「忘れてた? 【捕縛】、調査時間の間はこれで私といてもらうよ?」

「……なるほどね。」



彼は諦めたように呟く。

風花がよっこいしょ、と床にへたり込んだ彼を背負い込み、カフェテリアのソファに運ぼうとする。



「私が見張るから他の人達で見てきてくれると嬉しい、かな?」


「そうだな……、赤根さんの言う通り、早く動き出さないとなるまい。」

「なら、私はアンタと行くよ。」

「別に構わんが。ま、今回の犯人については自明なのでは?」



「……え?」




全員が声のした方を見る。

出入口の方には呆然と立ち尽くす琴乃がいた。




「なんで、どうして、梅子が?」


「……犯人の君ならよく分かっているんじゃないか?」

「ッ、私は犯人じゃない!」



前川の言葉に琴乃は激昂した。



「…….何故そう言い切れる? 君は涼宮さんと険悪であった上、構われて鬱陶しそうにしていただろう。アリバイなど調べ尽くせば分かることであろうしな。

私はさっさと調査に入らせてもらおう。」


「…………。」




琴乃は言い返せなかったのか、ショックから抜け出せなかったのか、口をパクパクさせたあと、踵を返して出て行ってしまった。



「寧々が追いかけるから!」



そういうと、出て行った彼女を寧々が追いかけた。



「……じゃあ、オレ乙川さんと調べようかな。」

「うん、よろしく。」


「じゃあ小雪ちゃんとオレだ!」

「うん。よろしくね。」



小雪は安心したように微笑む。



「……野暮かもしれないけど、あれかな。」

「ん? どうした?」



小雪の機微を感じ取った恵が漏らした言葉は風花に聞こえなかったようで、恵はなんでもないと流した。彼は対して興味がなかったのか、そうか、と言って追及してこなかった。



「じゃあ端末の確認からかな。」

「そうだね。」



その場にいた4人は退場情報を開く。



「【今回退場させられた人物】は涼宮梅子、【退場させられた時間】は20:00〜22:00、【退場させられた場所】は資料室、【アバター状態】は無傷。

無傷ってことは、梅子ちゃんが無防備に首筋を見せてたってことだよなー。」


「じゃあ、よほど信頼してる相手だったってことっすか?」

「でも、梅子ちゃん、男性は何となく距離置いてる感じあったけど。」

「あー……それ身に染みるわ。」



小雪の言葉に思い当たる節があったのか、桜庭は頭をかく。

確かに彼女は何かと女性の面倒は見ていたが、男性には特に触れず、と言う印象であった。



「物騒な話だけど……抑え込んだとか隙をついた、とか?」

「……あまり考えたくないね。」



風花の提案に恵をはじめ3人はため息をついた。



「でも、その可能性は低い気がするけどなぁ。」

「何でっすか?」



その言葉を発したのは小雪だった。




「だって彼女、琴乃ちゃんを本当に助けたかったみたいだもの。【数日前の彼女は強制退場を仄めかしていた】し、若狭くんの行動には賛同的だったわ。」

「……でも、今朝の彼女は落ち着いていましたし、舘野さんとも落ち着いて話していましたよ?」

「うーん……そっか、私の考え過ぎかも。」




言い返しつつも恵は小雪の言葉に頭を捻る。

確かに、ああは言いつつも彼女が琴乃のことを助けたいと思っていたのは間違いなかった。しかし、凶行に及ぶに至るのだろうか。

昼間のやりとりを知る風花も恵と同様らしく、半信半疑のようだ。




「じゃあ私たちはみんなのアリバイでも確認してみるわね。」

「分かりました。お願いします。」




風花と恵が伝えると小雪は簡単にメモし、桜庭を伴って皆の元に向かって行った。




「オレたちも行こっか。」

「そうだね。」




まず2人は現場となった資料室に向かった。

そこには前川と由香がすでに来ており、現場を確認しているようだ。




「恵、どう? 何か見つかった?」

「ううん、まだ……。にしても今回は現場がとても綺麗だね。」

「そう、やっぱり端末の情報に書いてあったことを踏まえると涼宮は無抵抗でやられたってことになるのかな。」


「大方そうだろうな。」



棚の奥から現れたのは前川だった。

片手には何やら紙切れのようなものも持っている。



「なんだそれ?」

「資料室の机の引き出しに入っていた。宛先は乙川さん、貴方になっている。」

「私?」



前川に差し出されたものを受け取った恵は丁寧に封を切る。そこには几帳面な文字でこう書かれていた。



『乙川さん

この手紙は調査の前に見つかっているのでしょうか。私は、弱かったです。

舘野さんを守るために、若狭さんと同じように、自分を犠牲にする凶行に及ぶしか手立ては思いつきませんでした。

たくさん、優しい言葉にかけていただいたのにこのような結果になって申し訳ありませんでした。

つらい役回りを押しつけることになりますが、よろしくお願いします。

涼宮梅子』



「これって涼宮さんの【遺書】ってことか?」

「何か、この文章違和感あるような……。」

「どこ? 」


「うーん……分からないの。考えさせて。」



恵はモヤモヤした気持ちを抱えながら頭を捻る。



「でもさ、この感じだと舘野が涼宮を消したってことだよね? ちょっと意外。」

「なぜ?」



由香がポツリと呟いた言葉に前川が尋ねた。

すると由香は何かを思い出したのか、苦笑するような感じで話し始めた。




「だってさ、【舘野いっつも端末部屋に忘れる】んだよ? 無造作なもんだから八重島なんか1回取り違えて持って行ったなんてボヤいてたし。

そんな瞬発的に涼宮を消す作戦に参加できるのかな。」

「そんなのアリバイを確認すれば分かるだろう。恐らく桜庭さんと當間さんが調べているだろうしな。」



前川は由香の情報を特に気に留めていないようで、嘆息を吐きながら棚に戻ろうとした。



「そういえば、前川。今回は千藤について、怪しい動きはなかったの?」

「なかったも何も、【初日はトイレ以外資料室に引きこもっていて中に入れなかったから分からん。22時くらいにはともに自室に戻った】が。」


「2日目は引きこもらなかったな。」

「……風花くん、何か打ち解けてたもんね。」



恵の言葉に由香と前川はジト目で風花を睨みつけた。



「別に、変に千藤に迎合したわけではないよ。でもやっぱり千藤といて恐ろしかったのは大方の人間がこっち睨みつけてきたことかな。

それこそ梅宮さんなんて目が釣り上がってたもん。」



風花は思い出したかのように身震いさせる。



「ま、2日目も前川が言ってくれたことと大体同じで、トイレ以外は寝るまで全部一緒にいたかな? 部屋に戻った時は前川がいたしな。」

「そうだな。」



前川は頷く。とりあえずのところ、1日目と2日目に怪しい動きをすることはなかったようだ。




資料室の2人と分かれると温室側から帰ってくる桜庭と小雪に出会う。

桜庭は何やら顔が青いように見えた。




「桜庭さん、當間さん。」



風花が声をかけるとあからさまに桜庭が肩をびくりと震わせた。不思議に思った恵と風花は顔を見合わせた。



「おおおおお疲れ様。2人も裏庭の方行くの?」

「あっちにたぶん八重島さんと舘野さんいるんすよね? というか何でそんな挙動不審なんですか。」



風花の問いにまた震える声で別に、と答えた。しかし見兼ねた小雪は説明することを選んだようだ。



「アリバイについてね、聞いてきたんだけど、そしたら琴乃ちゃんが、桜庭くんのこと犯人だって言い出したのよ。」

「どうしてですか?」


「20:00〜22:00の【皆のアリバイ】なんだけど、恵ちゃん、茉莉花ちゃん、風花くんはカフェテリアにいた。由香ちゃん、寧々ちゃん、私は3人で私たちの部屋でトランプとかゲームをしていたわ。

琴乃ちゃんは、あの無機質な自室で寝ていて……それは桜庭くんが20時に目撃しているわ。」

「……うん。」



彼はどこか落ち込んだような様子で頷いた。



「前川くんは倉庫で隠し通路を探していたって言っていたわ。肝心の千藤くんは教えてくれず。

だから千藤くんの行動を桜庭くんに聞いたんだけど……。」


「オレ、夕食後トイレ行った時から春翔に撒かれちゃって……夕食後はずっと春翔探してたんだ。」



だから合流した時いるし、と言ったのか

恵は頭の中で納得した。



「その間琴乃ちゃん以外は見かけてないし……それを2人の目の前で言ったら琴乃ちゃんに人殺しって罵られた……。」

「舘野さんは千藤を疑ってるわけっすね。それで、千藤を逃した桜庭さんは犯人の1人、と?」



風花が言うと、彼は力なく頷いた。

さすがに故意でないならば同情するしかなかった。



「最後に梅子ちゃん見たのもオレで、何か春翔と意外と和やかに話してたんだよね。だから大丈夫かなって思った矢先これっすよ……。」

「何を話していたかは分からないんですね?」

「分からないんです……。」




力なく答える桜庭からはこれ以上聞けることはなく、恵と風花はそのまま裏庭に向かうことにした。

大木の根元で寧々と琴乃が体育座りをしながら何やら話しているようだった。




「あ、よっしーめぐめぐお疲れ〜。」

「もう夜だしせめて明るいとこにいた方がいいんじゃない?」

「よっしー、やっさしー!」

「韻を踏むな。」



寧々の軽い口調に風花は呆れる。




「……何? 恵たちもあたしを疑ってるの?」




鋭い視線が先程までグズグズ言っていた琴乃から投げかけられる。




「別にいいけど。どうせあたし達険悪だったし、どっちにしろ世界と一緒に消えるもん。」


「……舘野さん。」




恵は若狭を失った時の気持ちを思い出し、首を大きく横に振る。そして跪き、彼女に目線を合わせた。




「ダメだよ、諦めちゃ。

舘野さんが、涼宮さんを【強制退場】させていないなら尚更だよ。だって、涼宮さんは舘野さんと向き合おうとしてたでしょ?

ここで真実から目を背けたら、もうずっと彼女と向き合えないよ?」


「……恵。」




若狭と向き合う機会を失った恵、風花の表情を見て、琴乃は頷く。

そして目元を雑に拭くと急に立ち上がった。

垂れ目の瞼がパンパンになっていた。





「そう、だね。私は梅子を【強制退場】させてないもん。……頑張らなきゃ。」


「そうだな、疲れたら明日、また休めばいいしな。」

「そうそう! 寧々たちは頑張るしかないんだよ!」



2人の励ましを受けて琴乃は珍しく力強く頷いた。



「……って言っても【あたしの端末、壊れてて動かない】から何もできないんだよねぇ。」


「は? 壊れてるの?」

「そうだよ〜。さっき起きた時から。

寝る前にはちゃんと動いてたんだけど……。」




彼女はホームボタンを押し、横にスライドさせるような仕草をする。

そこで恵がふと違和感を抱いた。




「……もしかして舘野さんって【左利き】?」

「お、よく分かったね〜。矯正したからほとんどは右手でやるけど、こういう動作では左利き設定の方がやりやすいんだよねぇ。」

「左利き設定とかあるの?」



寧々が尋ねると琴乃は頷いた。

メニューから設定してみると確かにロックを外すためのスライドが左右反転する。



「うん。だからロックを解除しなくてもあたしのって分かるんだよね。だからロックしてないし。

間違って持っていかれてもみんなの端末開いてみれば1発だよ〜。」

「だから寧々が取り違えた時すぐ気づいたんだ!」


「そうそう、寧々以外にも間違って持って行った人いたけどねぇ。」




結局寧々の端末で情報を確認することにしたらしい。集合時間だけ告げ、2人と別れてから調査したが目ぼしい発見はなく、早めではあったがカフェテリアにいる茉莉花と千藤と合流することにした。




「お疲れ様。何か目ぼしい情報は見つかった?」

「うん。でもまだはっきりしない感じ、かな。」

「前回同様話しながら探るしかねーだろ。」



風花が言うと茉莉花も恵も頷く。



「チーム温室の底力を見せてあげよう!」

「何だそれ。」



風花が茉莉花の言葉に愉快そうに笑う。

そこでふと、恵は抱いた疑問を思い出した。




「そういえば、さ。舘野さんの端末が壊れてたんだけど、理由ってわかる?」

「端末が壊れた?」


「どこか気温が高くて湿度の高いところに置いてあったんじゃない?」




口を開いたのは千藤だった。

恵と茉莉花は眉を顰めた。




「何で、千藤くんはそのこと知っているのかな? それ、結構知られていない情報のはずなのだけど。」

「別に? アンチユーザー間では常識だけど。」

「本当運営悩ませだね、君たちは。」




茉莉花が言う通り、端末が壊れると運営ともやり取りが行えなくなるためエラーとされるはず。

恵も風花も追及する気力はなくため息をついた。



「ってことは温室か、シャワールームとかでその細工がされたってことだよな? オレ見てくる!」



さすが陸上部、というべきか風花は軽やかに、物凄いスピードで温室に向かって行った。




「でも、端末が開けないなんて不思議だね? 【強制退場】させたから、とか?」

「……千藤くん、【若狭さんの端末、話し合いの時も開けた】のこと、忘れたの?」

「そういえばそうだったね、乙川さん。」



恐らくわざと言ったのだろう、恵はそれ以上相手にしなかった。



集合時間になると続々と皆が集まってきた。

最後に戻ってきたのは風花だった。



「よし、じゃあ前回同様に話し合いするか。」

「さすがにちょっと眠いけどね。」



寧々が大アクビをする。



「でも、今回に関しては早めに解決した方がいい……気がするよ?」



ほんの少し、ほんの僅かに剣呑さを帯びた茉莉花の言葉に場が引き締まる。




ついに始まるのだ。

2回目の疑い合いが。


恵はゴクリと喉を鳴らし、ログインルームへと足を踏み入れた。






①退場情報

【今回退場させられた人物】涼宮梅子

【退場させられた時間】20:00〜22:00

【退場させられた場所】資料室

【アバター状態】無傷

*彼女はサポーターではなかった


②【涼宮の隙】

涼宮が強制退場を仄めかしていた


③【遺書】

『乙川さん

この手紙は調査の前に見つかっているのでしょうか。私は、弱かったです。

舘野さんを守るために、若狭さんと同じように、自分を犠牲にする凶行に及ぶしか手立ては思いつきませんでした。

たくさん、優しい言葉にかけていただいたのにこのような結果になって申し訳ありませんでした。

つらい役回りを押しつけることになりますが、よろしくお願いします。

涼宮梅子』


④舘野が【端末をよく置きっ放しにする】習慣がある


⑤【千藤のアリバイ】

1、2日目千藤はトイレに行った時以外ほとんど一緒にいた

3日目は夕食後、トイレと言って離れてからはぐれた。


⑥【犯行時間のみんなのアリバイ】

乙川、赤根、風花はカフェテリアにいた。

小塚、八重島、當間は當間たちの部屋にいた。

舘野は1人でB棟の自室にいた。

桜庭は千藤とはぐれてから、ずっと探していた。しかし舘野が20時頃、1人で寝ていたところ以外誰とも会わなかった。

前川は倉庫で隠し通路を探していた。

千藤は不明。

涼宮が最後に目撃されたのは、夕食後千藤と話しているところであった。


⑦【舘野の端末】

現在、3日目夜、端末が起動できない。


⑧【利き腕】

舘野は左利きである


⑨【端末の耐久性について】

強制退場後、端末が開けないなんてことはないということは若狭の時に確認している。

トップシークレットであるが、情報通は端末が熱に弱いことを知っている。



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