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Remained GaMe  作者: ぼんばん
1章 太陽は雲に隠れ平等でなかった
10/50

調査編①

とりあえず、と沈黙を破ったのは若狭だった。

この場にいる全員が若狭に視線を向ける。



「まずは、だ。自白する奴はいねーか?」



「「「………。」」」



誰も話さない。

それもそうだ、自分を犠牲にするためにやったという可能性の方が低かった。



「いねーな…なら、言い方が悪いが、【強制退場】させた犯人を割り出さなきゃならねーな。」

「そんなのどうやって…。」


「調べる、しかないよ。」



小雪が放った不安を映した言葉に返事をしたのは茉莉花だった。



「理由がどうであれ、仲間に手を掛けた人を許すわけにはいかない。真実を見つけなきゃ。」



彼女の強い意志を含んだ言葉に皆、不安を抱えながらも頷く。傍らにいた若狭も微笑んで頷いた。

そして千藤が、ふと笑うと端末を操作しながら皆に呼びかけた。



「それに、ウイルスも完全に僕たちを見放したわけではないみたいだよ?」

「え?」

「端末を見てみて?」



言われるがままに端末を開くと退場情報というものが載せられていた。

画面をスライドさせると、【今回退場させられた人物】、【退場させられた時間】、【退場させられた場所】、【アバター状態】について記されていた。




「【今回退場させられた人物】は米田栄太さん。【退場させられた時間】は夜中の1:00〜2:00、【退場させられた場所】は1階廊下奥の階段前か。」

「ここで時間を潰していても仕方ない、【退場させられた場所】に行ってみるしかあるまい。」



前川の言葉に全員が頷き、現場に向かった。






勿論現場には米田がいた痕跡などなく、誰もが言葉を失った。



「……調査、しなきゃいけないんですよね?」

「なら、2人1組で動く?」

「そーだな…小雪ちゃんの言う通り、かな?」



その言葉に恵は由香を探す。しかし、彼女は別の人物に話しかけていた。



「當間、一緒に調査してくれる?」

「わ、私は構わないけど…。」



彼女もその違和感に驚いたのか、一瞬躊躇い恵に視線を移した。そんな固まっている恵に声を掛けたのは若狭だった。



「よ、乙川余ってるか?オレも余ってるから組もうぜ!」

「う、うん…お願いします。というか、風花くんは?」

「風花なら桜庭と組むって。風花も小塚もここ最近何か変だよなー。」



変、確かに。

恵は考え込む。昨日今日と2人は何だか様子がおかしい。他の人にも聞いてみながら理由を見当つけてみよう。

恵は1人で頷いた。



その後、前川の提案で昼12時にログインルームに集合、という形になった。

集合しない者は問答無用でログアウト処理をさせるという脅し文句付きで、だ。


それから皆ペアでそれぞれ調査を開始した。




「じゃあ、まず米田の【アバター状態】について再確認な。全身に擦り傷、気絶状態か。」

「場所が場所だけに階段から落ちたんでしょうか?それとも喧嘩…?」

「米田についてはこのメンバーの中でも1番背が高いし、元々バスケやってたって言ってたから余程不意をつくか男子じゃねーといずれにせよ難しいんじゃねーか?」



若狭から聞いた【米田のプロフィール】の情報の限り、簡単には彼を倒すことは難しそうだった。

現場に何か手がかりがないか、恵たちは1階奥の階段に向かった。


そこにはすでに風花と桜庭がいた。



「おっ、浩太郎と恵ちゃんも現場に来たんだな! やっぱり犯人は現場に戻るっていうからな! アレ? オレ犯人?」

「……何アホなこと言ってんすか?」



風花がため息をついた。



「何か手がかりはあった?」

「ふっふっふー。よくぞ聞いてくれましたとも! 見てくれ恵ちゃん!」



桜庭が出したのは画面の割れた端末。

スタートボタンを押すとロック番号なしに【強制退場】を行う前の画面表示が現れた。



「うわあああ! オレこんなの開いた覚えない!」



慌てた桜庭は端末を風花に渡した。

風花は慣れた手つきで端末保持者のプロフィール部分を確認した。そこには確かに米田栄太、の文字があった。



「端末は米田さんのもので間違いないね。もしかして米田さんが【強制退場】させようとしたってこと?」

「えぇ…栄太が? まさか…アイツがそんなことするわけ…。」



【米田の端末情報】について確認した。



「ちなみにこれどこに落ちてたんだ?」

「あっち、少し離れたところ。」

「廊下の正面じゃなくてちょっと離れたところなんですね。」

「………。」



桜庭の返答を聞いて何やら若狭が考え込むような様子を見せる。



「また何か見つかったら知らせるぜ! でもよかったな、恵ちゃん。」

「何でですか?」



恵は意味がわからず首を傾げた。



「だって、今回の事件があって、恵ちゃんは消滅を免れたわけだろ?」



桜庭の言葉に恵は血相を変える。

その様子を見ていた風花は眉を顰めた。



「逆に言うと、乙川さんが助かるための唯一の方法だった、てわけだけど?」

「え、風花くん…?」



彼は視線を逸らすと言葉を一切交わしてくれなかった。慌てたように桜庭は彼の背中を押す。



「な、なんかごめん! また何か見つかったら教えるわ!」

「あ…ハイ。」



なぜか黙ったままの若狭、様子が変な風花に疑問を抱きつつ恵は別の場所に移動した。





次に移動した先は図書館。

そこには前川と梅子が何やら調べていた。



「何か見つかりましたか?」

「ああ、件のファイルに色々とな。」

「件のファイル?」



前川が差し出してくれたファイルを見るとどうやらそこには【アイテムの使用履歴】が書いてあった。



「ここ最近で利用されているアイテムは外傷治療アイテムのみ。3日目明朝に1つ、昼に1つ、4日目明朝に1つ、誰が使ったかは分からないがな。」

「ふーん…でも外傷治療アイテムって1人1つ配布されてるよね?」

「ああ、その通りだ。だから全員の端末を見てみれば使用履歴があるから確認できるだろう。」



前川の言葉に頷く。



「オーイ2人とも。涼宮が【みんなのアリバイ】を確認してくれてるみたいだぞ?」

「ええ、私は20時からアラートが鳴る先刻までカフェテリアにいましたからね。」

「すげー、ずっとそこにいたのかよ?」

「厳密に言えば1時頃に一度だけトイレに行きましたけどね。」



カフェテリアからは玄関ホールが見える形になっている。みんなが仮眠をとっているA棟からB棟に行くには玄関ホールを介さなければならない。



「誰か通ったんですか?」

「ええ。まず21時頃A棟からB棟に風花さん、少し後に小塚さん、千藤さん、23時頃に米田さんが移動しました。24時頃にB棟からA棟に小塚さんと千藤さん、4日目1時半頃に風花さんが戻ってきました。彼は1回部屋に戻ってからカフェテリアで飲み物を飲んでいましたよ。」

「じゃあソイツらにアリバイを聞く必要があるな…。」



由香も向こうに行っていたのか、しかし自分が起床した時には彼女は部屋にはいなかった。ならば一体どこに?

恵は悶々と考える。



「……そういえば【部屋の割り振り】ってどうなったんだっけな?」

「確か、女子は私と由香ちゃん、赤根さんと涼宮さん、八重島さんと當間さんと舘野さんです。」

「男子は私と千藤さん、若狭さんと風花さん、米田さんと桜庭さんだったか?ちなみに言うと、千藤さんは図書館に行くと言って涼宮さんが言う通りの時間に戻ってきた。」



千藤のアリバイは概ね合っているということであろう。他の部屋のメンバーにも聞かなければいけない。



「……お恥ずかしい話、私は21時頃には寝ていたから、分からないんです。でも起きた時には由香ちゃんはもういなくなっていました。」

「おー、オレも風花が戻ってくる前に寝たからよく分かんないぜ!」


「何でそんなに自信満々なんですか…。」



2人の発言に対し、梅子は呆れたように額を抑えて天を仰いだ。

しかしながら梅子の発言が正しければ、今のところ風花が何かを握っているということであろう。





図書館を後にして次に向かった先はカフェテリア。

そこには茉莉花と八重島がいた。



「やっほー。調査進んでる?」

「おー、お疲れ。八重島達は休憩か?」

「腹が減ってはなんとやら、って言葉があるから!」



寧々はホットミルクを啜りながら呟いた。

茉莉花はホットケーキをハムスターのように食べていた。



「オレらも飯食ってねーし食うか?」

「呑気ですね…でも、赤根さんの言う通りですね。」



2人を見習って席についた。

若狭がご飯を準備すると言うのでお言葉に甘えて恵は椅子に座って待っていた。



「そういえばさ、キッチンのゴミ箱に気になるメモを見つけたんだよね。」

「メモ?」

「うん、【呼び出しのメモ】だよ。」



茉莉花が差し出したメモを2人が見る。

かなり力強く丸められたらしく皺がたくさんついていた。

内容は『相談したいことがある。夜の24:30'に2階の書斎に来てくれ。』

恵にとって、その筆跡は見たことがないものだった。



「このちょんて何?」

「私も分からないかな…。」

「ああ、それは24時30分ジャストってことだろ?秒以下の記載が省略されてるってこと。」



ご飯を持って来てくれた若狭がそう言う。

彼曰く、タイムを測る競技ではこのように記載することがあるらしい。



「そう言えば昨日の朝もこんな感じで集まったよね! その時はよっしー体調悪そうだったけどね。」

「ああ…確かにすごく歩くのが遅かったかも。」

「そうだったのか? ……2日目、オレが寝る時には元気そうだったけどな。3日目の朝もアイツどっか行ってたみてーだけど、怪我をするほどのことって何してたんだろな?」



同室の若狭も知らなかったらしい。彼が首を捻る横で何かを思い出したかのように赤根はあ、と呟く。



「風花くん、足に痣があったよ。途中から寝心地悪くて、舘野さんに教えてもらった椅子ベッドで休んでた時見えたんだよね。」

「昼過ぎは元気そうだったけどね〜。」



【怪我をしていた風花】について、どうやら2日目深夜から朝にかけた時間のうちに怪我をして昼には治っていたらしい。


しばしの団欒を終えた後、恵達は千藤達がいるらしい倉庫に向かった。




「お疲れ様。」

「お疲れー、何だよまた舘野は休憩か。」


「だって私には関係ないもーん…、その時間はずっと小雪と寧々と部屋にいたし。」


「まぁまぁ…。」



無関心な琴乃に対して千藤が諌めた。



「まぁ強いて言えばさっき【ひしゃげたバット】を拾ったけどね。」

「【ひしゃげたバット】?」

「ちょうどB棟の男子トイレの裏手に転がってたよ?あたしが戻したの。」

「今回の出来事に関係ないと思うけどね。」



千藤が苦笑して言う。



「関係ないことといえばもう1つ、2日目の深夜、【風花くんと小塚さんが喧嘩してたこと】は知ってる?」

「はい?」




千藤の言葉に、恵は呆けた。そんな話一言も聞いていない。考えてみれば確かにそのタイミングから由香は何やら挙動がおかしかった。

若狭はその横で僅かに眉間に皺を寄せた。



「……喧嘩の内容は?」

「流石に僕も聞いてないよ。1階で聞いてたんだけどね?何か言い争ってたみたい。怒鳴り声の後、甲高い音が聴こえて…その後何かが落ちた音がしたかな。顔を出して見てみたら風花くんがA棟に走って行くのが見えたよ。

さすがに僕も怖くてそのあとは逃げちゃったけど。」


「お前…黙って見てたのか。」

「さ、流石にそこで飛びだせる人はそういないと思いますよ…?」



恵が制止すると若狭は千藤に向けていた険しい顔を伏せた。



「……悪い。」

「いいえ、大事な後輩があんな目に遭ったらそう思うよね。」



恵ははて、と考える。

何やら今のやりとりに違和感があった気がしたが。



「そ、そういえばさ、涼宮さんが21時にA棟からB棟へ、24時頃にB棟からA棟に行く千藤くんを見たって言ってたけど何か気づいたことはある?」

「うーん…カフェテリアにいた彼女は見たけど…僕は図書室にこもってたから何も気づかなかったな。米田くんは会ってないよ?」

「そっか。」

「ごめんね、大した情報がなくて。」



千藤は申し訳なさそうに肩を竦めた。

それから二言三言会話を交えると2人と別れた。だいぶ時間も経っており、集合時間も近づいてきていた。



「結構話は聞けたな。あとは米田と同じ部屋だった桜庭、米田が【強制退場】させられた時にB棟にいた風花、千藤と同じ時間帯にB棟にいた小塚に話を聞くか。」

「そうですね。」



恵は暗い表情で足下を見つめた。

若狭はため息をつく。




「………小塚に何も教えてもらえなかったこと、気にしてるのか?」



若狭が尋ねると恵は無理に笑ってみせる。



「若狭さんは、相変わらず鋭いですね。」



2人は先程桜庭達がいた所に向かいながら話す。



「由香ちゃん、最近何を考えているかが私には分かりません…。ごめんなさい、若狭さんだって風花くんのこと心配しててそれどころじゃないって言うのに。」


「いや…大丈夫さ、その2人なら。」


「え?」




若狭は微笑んだ。




「風花はオレの自慢の後輩だしよ! それに、小塚は絶対にお前のことを大切に思ってる。オレはそれを証言してやるぜ!」

「なにをもって…。」



根拠のない自信。

でも若狭の言うことであれば信じてもいいかな、そう思い恵はやっと自然に口角を上げることができた。


桜庭と風花のコンビはすぐに見つかった。



「……栄太のアリバイ? ううん、23時頃に出てったのは覚えてるけどオレはその後寝ちゃったしなぁ。

あ、でも夜中に扉の方から光が漏れてるのは見た! 誰が入ってきたとかは知らないけど。」

「何とも曖昧な証言だな。」

「浩太郎は寝ぼけてる時何でもかんでも覚えてられんのかよ!」



若狭のチクリとした一言に桜庭は憤慨している。

2人が話す横で恵は周りを見渡したが風花の姿は見えなかった。



「風花くんは?」

「え? トイレだってさ。大らしいから話しかけてやるなよなー。」

「もう…。」



恵は呆れつつ、赤面させながらため息をついた。

どうやら今の時間で風花に話を聞くことは難しいらしい。若狭も同じことを思ったようで、由香に話を聞きに行くことになった。






「あれ? 3人とも? そろそろ集合時間よ?」



ちょうど廊下を歩く小雪と由香に出くわした。

言われた通り、端末を見てみると集合5分前だった。




「……由香ちゃん。」


「なに?」



若狭と小雪は視線を合わせると2人を置いて先にログインルームに向かう。

由香はどこか顔色が悪く、決して恵と視線を合わせなかった。



「由香ちゃんが、何かを隠していることは知ってる。でもね、由香ちゃん。」


「………?」



「私は、もう大丈夫だよ。」




たくさんの人に、支えられたから。




由香は恵を見つめると震える声で呟いた。



「アンタは、強くなったね…それに比べて私は…。」



そういうと身を翻して彼女はログインルームに向かってしまった。

その背を黙って見つめていると後ろから茉莉花と寧々がやってきた。



「乙川さん、そろそろ時間だよ。行こう?」


「うん…。」



恵は震える手を自分で握る。

茉莉花はその手を見つめ、重ねた。



「大丈夫、怖いのはみんな一緒だよ。誰かが辛いときは誰かが支える、そうやってヒトは生きていく。私の親はそう言ってたよ。」

「……素敵な親御さんだね。」


「だから、君が辛いときは私たちが支えるよ。」



彼女が微笑む。



「寧々も支えるよっ!」

「「わっ!」」



急に横から飛びついてきたため2人とも勢いを止められずそのまま横転した。



「支えてよ〜。」

「えー? 無理だよー。」



誰からかは分からなかった。

しかし、自然と笑えてきた。


そうだ、支え合えばいい。


恵は自分の頰を叩くと立ち上がった。



「ありがとう、2人とも!」



もう逃げない。

真実と向き合う。



恵は決意した。

そして、予想より大きな残酷な真実たちを明らかにするため、彼女はログインルームの扉を開いた。



集まった情報


①退場情報

【今回退場させられた人物】米田栄太

【退場させられた時間】夜中1:00〜2:00

【退場させられた場所】1階廊下、奥の階段近く

【アバター状態】全身に擦り傷、気絶状態

*彼はサポーターではなかった



②【米田のプロフィール】

参加者の中で最も背が高い。元バスケ部であり、余程隙をつくか、同じ男性でないと勝つことは難しそう?



③【米田の端末情報】

階段から少し離れたところに落ちていた。

画面は割れており、端末を立ち上げるとロック番号なく開けた。画面には【強制退場】が立ち上がっていたが未施行だった。



④【アイテムの使用履歴】

3日目明朝に1つ、昼に1つ、4日目明朝に1つ、外傷治療アイテムを使用した者がいる。

外傷治療アイテムは1人1つ使用できる。



⑤【みんなのアリバイ】

涼宮より

21時頃A棟からB棟に風花、少し後に小塚、千藤

23時頃A棟からB棟に米田

24時頃B棟からA棟に小塚、千藤

4日目1時半頃B棟からA棟に風花。風花は一度部屋に戻ってから飲み物を飲みに来てそのあとはアラートが鳴るまで一緒にいた。

カフェテリアから涼宮が席を外したのは1時頃1回のみ。


桜庭より

23時頃に米田が部屋から出て行った。

その後、一度誰かが入ってきたが顔は見ていない。



⑥【仮眠室の部屋の割り振り】

乙川と小塚、赤根と涼宮、八重島と當間と舘野

若狭と風花、桜庭と米田、千藤と前川



⑦【呼び出しのメモ】

カフェテリアのゴミ箱に捨ててあった。かなり力強く丸められたらしく皺がたくさんついている。

内容は『相談したいことがある。夜の24:30'に2階の書斎に来てくれ。』



⑧【怪我をしていた風花】

3日目の朝、風花は腕を怪我していた。



⑨【ひしゃげたバット】

2階の男子トイレの裏に捨ててあった。



⑩【2日目夜の出来事】

風花と小塚が喧嘩をしていた。

甲高い音が聞こえた後、何か大きな物が落ちる音がした。その後風花が走って行った。小塚がどうなっていたかは見ていない。





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