表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
災厄の生き様  作者: 火憐ちゃん
天才編
89/122

転校生参上

自分頑張った!!!

いや~1日で3つ投稿なんて涙が出てきそうです


今回は転校してきたリタちゃん登場です




東東高校

略して東高

一般的にいう平々凡々な学校である


別に何か全国大会常連の運動部で強い者がいるわけでも、IQ.180の頭の良い者がいるわけでもなくどこにでもあるようでどこにでもない、そんな平凡な学校である


飛影と彗はリタを校長室まで送ってから教室に入ってくるといつもは平凡に仲が良い者同士で普通に話すだけの、騒がしくも静かでもない平凡な朝のHR前の風景であるはずであったが


「…なんだこりゃ?」


いつもとは打って変わってとても騒がしかった

その原因を知っている彗としては溜息が洩れる


「リタだろ」


「あ~転校してくるからか」


納得したように手を叩く飛影


(いや、それだけじゃないんだけどな…)


だが、それは上辺だけの理解であった

そう、転校してくるのはリタである

容姿端麗というのが今彗の耳に入ってくる情報であったが、女の子でとても可愛い

それだけで野郎どものテンションは最高峰である


そして運命の時は直ぐにやってくる

HR開始時からどこかクラス中の雰囲気がそわそわとしていた


飛影の時と同じように、教師ではなく校長であるダドマがやってくる

そしてその後ろにはリタがいた


リタは特に緊張しているようなこともなく、教壇の前に立つ


「リタ・レーンと言います。名前は外国人のようですが、生まれも育ちもこの日本なので日本語は問題ないと思います。これからよろしくお願いします」


ダドマから言われたのであろう

自己紹介が終わり一礼してから笑顔を見せる


さて、ここでリタという人物の外見を説明しよう

身長は155cm

栗色の髪が肩までかかっていて可愛いとも綺麗とも取れる整った顔立ちで18歳には見えず

せいぜい16歳程度である

更にその笑顔には女神が関係あるのかまるで後光が射しているかのように眩しく

簡単にいえば、可愛い女の子である

全体的に線は細く、身長も小さい事も有り守ってあげたくなるようなオーラも出ている


(うぉぉぉぉぉぉぉぉおぉおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!めっちゃ可愛いいいいいいいい!!!)

(何だこれ!!?っていうか何だこれ!!!!!?)

(じ…次元が違う!!!!!!!!)

(アイドルか!!!?アイドルなのか!!!!?)

(ばっか!!!それはレーンさんに失礼だろ!!!!!!!!!!!)

(すげえタイプ!!!)

(くぅう!!!貧乳最高だ!!!!!)

(やっと俺にも青春がきたぁ!!!)

(我が世の春がきたぁぁぁぁぁ!!!!!!)

(いやいやいやいやいやいや!!!これドッキリだろドッキリ!!!!??)

(やっぱり最古校長カッコいいわぁ~!!!)

(やばい!!興奮して鼻血出そう!!!!!)

(クールキャラだ!!!あれは絶対クールキャラだ!!!デレさせたい!!!!)

(さて、リタあれやらないかな~?)


若干2名を除き、リタの笑顔にクラス中が騒がしくなる

飛影はというとニヤニヤと笑いながらリタを見ていた


「え~と…」


飛影の視線を受けたリタは言葉を続ける

若干プルプルと腕が震えていた


「勉強も運動もそれなりにできると思うので、どうかよろしく……にゃ」


真っ赤に顔を染め上げて、猫の手を右手で作る

身体全体が震えあがっていた

小さく飛影はガッツポーズ


(ぐっはぁ!!!!!何だこの破壊力は!!!!!!?)

(くぅ!!!あやうくショック死するところだったぜ!!!!!)

(いまなら死んで本望だ!!!!!!!!!)

(いや、今死にたい!!!この光景を最後に息を引き取りたい!!!!)

(さっそくデレた!!!!!うぐ!!?口の中に血が!!!?)

(にゃんにゃんしてぇぇぇえ!!!!!)

(ファンクラブだ!!!これはファンクラブを立ち上げるべきだ!!!!!!!!)

(乗ったぜ友よ!!!!!)

(これほどの破壊力を持つとは…なんだこの性能は!!!!?)

(やべぇ!!鼻血が出た!!!!!)

(ドッキリでもいいや…今なら悟れる気がする!!!!!)

(ほんとにやったよ!!!さすがリタ!!!神の強運に勝つためにイカサマの籤を引かせて正解だった)


リタの猫に更にクラス中が騒がしくなる

失神するものがいないのは奇跡としか言いようが無かった


「え~とだな…レーンの席はそこの席だ」


教員が決めたのであろう

そこの席は超絶問題児である飛影とは正反対の位置である


(俺の隣キタコレ!!!!!!!!!!!これは消しゴムを落として拾ってもらいそうになった瞬間に拾って手と手が触れ合って互いにあっとか言っちゃってそのまま青春コースにまっしぐらだ!!!!!!!!!!俺の春がようやくきやがったぁぁぁああああああああああ!!!!!!)

(あいつ殺す)

(あいつ殺す)

(あいつ殺す)

(あいつ殺す)

(おっしゃぁあああ!!後ろだ!!!髪の匂いとか絶対漂う位置にいるよこれ!!!興奮してきたぁぁぁ!!!!更にレーンさんが触れた紙を配られるという最高の位置!!!!)

(あいつも殺す)

(あいつも殺す)


周囲が再び騒がしくなる中、リタは自分の席を見てから飛影の位置を見る

すぐさまダドマに振り返り、誰にも見えない位置で金鎚を出す

眼は「何故私が飛影の隣ではないのですか?殺しますよ?」と告げていた


(なんでこいつらこんなに俺に対して喧嘩を売ってきやがる!!!?しかもリタもこの位置は危険だ!!!リタと殺し合うならせめて10キロは離れたい!!!今から方舟で?いや…無理だ魔法発動する前に攻撃される)


「あ~…あれだ!おい教師!転校生同士で席が隣り合った方が色々と便利だろう!!!そうに違いない!!ってことで席は変更だ!!」


(余計なことをしやがってあの校長がぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!)

(あんたたち殺すわよ)

(男子殺そう)


ダドマの有無を言わせぬ迫力に負けた教師は机を持ちあげようとするが、先にリタが机といすを持ち上げる


「私のせいですから私がやりますよ」


再び笑顔


(可愛いし優しいってどういうこった!!!!?)

(こんな完璧な人間がいたのか!!!!?)

(これは女神だ!!!!!)


空の机とは言え軽々と持ち上げて、飛影の隣に座るリタ


「市原飛影だ」


「リタ・レーンです。これからよろしくお願いしますね」


>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>


転校初日のリタの行動


1時間目 物理

飛影の完璧な補佐を目指すリタとして全て暗記しているため、全く問題なく難問をクリア

学力優秀の称号がつけられた

飛影は寝ていた


2時間目 歴史

飛影が授業をサボる

飛影の完璧な補佐を目指すリタとして飛影のサボりについていく

周囲はサボりとは思わず、病弱?の称号が付けられた

屋上で日向ぼっこしていた


3時間目 古文

飛影が麻雀牌を出し始めた

飛影の完璧な補佐を目指すリタとして麻雀のルールを飛影に聞きながら勉強

途中出された問題も即答でクリア

勉強熱心の称号が付けられた


昼食

他の誘いを全て断り飛影と席をくっつけて昼食

余った時間は飛影の完璧な補佐を目指すリタとして、校舎の理解をするために散歩

リタの噂が全校生徒に伝わった

容姿端麗の称号が付けられた


4時間目 体育

最初の10分飛影はリタにルールを説明

そして、飛影とリタは敵同士のチームになり白熱のバトルを繰り広げた

部活の勧誘が恐ろしい程来たが全て断る

運動神経抜群の称号が付けられた


5時間目 LHR

飛影はギルギアと喧嘩中

あれは止められないと、リタは諦めて質問攻めにあう

最終的な称号、才色兼備に頭脳明晰に運動神経抜群に清楚で物凄く可愛い


これがリタの転校初日の物語であった

そして一台のタクシーが正門に止まった


可愛い転校生ってテンションあがりますよね

作者は一度もないですが…


次は天才登場します。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ