表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
災厄の生き様  作者: 火憐ちゃん
はじめに
2/122

はじめに


はじまりはじまり


それは遠い昔のことである


魔界という魔法の世界


その魔界の一部地域のことである


古よりの言い伝えでその身に災厄を宿すと言われる子がある夫婦の間に授かった


一族全員から


恨み

妬み


全ての負の感情を産まれてすらいない胎児に送り続けた


親である夫妻ですら恨み妬まれ胎児は育つ


本来であれば普通の子供として生まれるはずであったその胎児


人の想いは強すぎた


やがてその胎児は意思を持った


負の感情を受け続けその存在が変質した


そうただの子供として生まれるはずであった胎児が災厄をその身に宿し、正真正銘の災厄の子として変質した


そしてその胎児は災厄を一手に引き受けて産まれてすぐに殺されるはずであった


しかし、産まれてすぐの赤ん坊一人殺せずにその一族は全員虐殺された


その赤ん坊は産まれて泣くのではなく笑いながら


災厄の子としてその名の通りに1,000を越える一族全員が炎によって殺された


これはそんな災厄の子の物語


最悪で災厄な子供の物語


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ