次なる影の者達
今回も閲覧いただきありがとうございます。
「首尾はどうだ。」
「ん~?」
「おい。」
「ん~。」
「……。」
「ちょっと~、諦めるの早いよ~。」
どこかの国、どこかの一室。
ここは日の当たらぬ場所。
「さっさと報告をしろ。」
「はいはい~。全く面白くないな~。」
「……。」
「ちぇ~。分かったよもう~。」
小柄の者はめんどくさそうに報告書を眺めて口を開く。
「んっと~、Sランク達は全員無事みたいだね~。まぁこっちとしては試験だった訳だし、仕方ないかな~。」
「結果は。」
「上々じゃないかな~、まぁ改良は必要だけどね~。相性次第では良いとこいくんじゃないかな~。今回でそれぞれが隠し玉を持ってる事も分かったしね~。後はやっぱ場所も考えないとね~。今回はわざわざあっちの有利な場所を選んだけど、苦手な場所だとどうなるかも確認しないとね~。」
「いつ頃になりそうだ。」
「多分もう良い感じなんじゃない~?それに関しては僕の領分じゃないよ~。」
「……。」
「もう~、そのぐらいの確認は自分でしてよ~。僕はもう行くからね~。」
小柄の者は報告書を投げ捨てパタパタと去っていく。
「……まぁ良いだろう。準備が整えば次だ。」
長身の者はゆっくりと報告書に目を通す。
次の標的、次の計画。
Sランク達はまだ気付いていない。




