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俺が思うに、内通者の線は

今回も閲覧いただきありがとうございます。



「無いな。」

「……?」

「あぁ、いや、こっちの話しです。」


 マクロさんが内通者の線。


 仮面卿であるヴァーミリオン以上に謎の存在。

 全身が真っ黒の鎧である。

 顔どころか、その容姿すら見たことある者がいるのかどうか怪しい所だ。


 が、マクロさんには致命的な弱点がある。


 極度のコミュ障であることだ。

 俺にはこれでも慣れてくれてる方だが、他の相手にはそもそも言葉すら発することすら珍しい。

 いや、実は発してるのだが、声が鎧でくぐもってしまい相手が聞き取れていないらしい。

 格下に至ってはそれだけでビビってしまっている。


 実力で言えばSランク最強と言われているマクロさんが、ヴァーミリオンにリーダーを譲っている理由がそれだ。


 あのコミュ障が演技であるとしたら。

 ……同パーティとして贔屓目に見たとしても無いな。


 しかし、アーノルドさんも言っていた通り、そう思いたいってだけかもしれないが。

 思い込みは危険だろう、それは分かっているが。


 実力で成り代わろうにも、もしマクロさんを倒せる程となると正直対抗手段なんぞ無い。


 総じて、マクロさんが内通者である可能性は無い。

 あってはならないという希望的観測ではあるが。


「……ま、とりあえず休憩するか。」

「……ん。」


 気付いたらマクロさんがお茶を用意してくれていた。

 紅茶のようだ。


 あまり時間はないかもしれないが、休息は必要だ。。

 というか、こういうのは頭脳系のチート持ちの出番だろうが、いないのかそういう奴は。


 マクロさんが用意してくれた紅茶を飲みつつそんなことを考える。


 ……これ、塩入ってんな。


 それとなく伝えたら、世にも珍しいSランクの土下座を披露するマクロさんを見ることになってしまった。

 うん、内通者の線はやっぱ無いなこれ。

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